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2018/08/22

ミクシィグループの5つの事業領域とサービス展開について

2018年8月、「2019年3月期第1四半期決算説明会」を開催し、経営方針や事業状況をマスコミや機関投資家の皆さまに報告いたしました。そこで発表されたミクシィグループの再定義された5つの事業領域とそのサービス展開について、改めてミクシルでも説明したいと思います。

※本記事はアニュアルレポート(年次事業報告書)の内容を一部抜粋しております。

 

“コミュニケーション”×バイラル設計

私たちミクシィグループの事業ドメインは、「コミュニケーションサービス」です。

これまで、家族・友人・知人に「紹介しやすい仕掛け」を組み込んだ「紹介したくなるサービス」を提供し、成長を遂げてきました。それを最も体現しているのがSNS「mixi」や、スマートフォンゲームアプリ「モンスターストライク(※以下モンスト)」です。サービス成長の特長としては口コミ「バイラルコミュニケーション」によって、あるタイミングから急激に右肩上がりとなる、指数関数的なユーザーの増加を引き起こしています。

今後のサービス展開においても、コミュニケーションに徹底的にこだわるという私たちの熱い想いを込め、これまで培ってきたバイラルコミュニケーション設計のノウハウを活かし、「デジタルエンターテインメント」「ライブエクスペリエンス」「メディア」「スポーツ」「ウェルネス」の5つの領域にて事業を展開していきます。将来の収益拡大に向け各事業に150億円の投資を行っていきます。内訳は、デジタルエンターテインメント領域:110億円、ライブエクスペリエンス領域:10億円、メディア領域:15億円、また2019年3月期より新規事業として立ち上げるスポーツ領域10億円、ウェルネス領域5億円を計画しています。

 

5事業領域のサービス展開

5つの事業領域において、執行役員がそれぞれの事業領域の責任者として担当しています。事業領域毎に今後のサービス展開を一つずつ説明します。

 

「デジタルエンターテインメント」領域

【「モンスト」の国民的IP化の実現】

デジタルエンターテインメント領域では、「モンスト」を核にしたスマホゲームアプリに加え、アニメや映画など「モンスト」のIPを活用した事業を展開しています。また、新体制のもと、「モンスト」の国民的IP化を目指しつつ、「モンスト」以外のIP開発に携わる組織の拡充を進め、新たなIPの開発も強化しています。今後の重点施策のひとつは、「モンスト」のIP化を推進するためのマーケティング強化です。

市場の現状認識は、残念ながら「モンスト」=ゲームです。これを変えるために、大規模かつ長期にわたるゲーム運営の実現、アニメやグッズ、派生ゲームなどで「モンスト」をIPとした新たな事業柱の構築、などマーケティング活動を通じて実現していきます。

「モンスト」の国民的IP化や、新たなIPの創出・育成を通じ、今までにない世界観を体験できる場を提供することで、長期的な成長に向け、安定した事業構造の構築を目指します。

 

「ライブエクスペリエンス」領域

【お客様のコア化回避と事業ポートフォリオを多面的に展開】

ライブエクスペリエンス領域で担う重要な役割のひとつが「お客さまのコア化回避」です。

一部のコアなファンだけではなく、常に新規のお客さまを開拓します。それを実現するために新しい体験価値提供のコンテンツを独自に開発・運用していきます。

具体的には、イベントやアニメ、動画など多様な切り口で、お客さまが多角的に興味を持てるコンテンツポートフォリオの構築です。

またマーチャンダイジングや店舗展開においてはすでに収益事業化が進んでおり、例えば首都圏フラッグシップ店舗の「XFLAG STORE SHIBUYA」では、新規開店後1年間で約13万人のお客さまをお迎えしました。仲間でワイワイ盛り上がる共通体験の工夫を様々な場面に埋め込むことで、リピート率は50%を超えています。

現在、これまで培ったナレッジやノウハウをもとに、店舗展開の加速や独自の商品・サービス提供に取り組んでいます。いずれはIoT技術でリアルな体験を進化させて新しい遊びを開発するなど、エンターテインメント市場におけるこれまでにない新しい価値の創造にチャレンジしていきます。

エンターテインメントの分野で大きく成長を遂げるために、デジタルエンターテインメント領域とライブエクスペリエンス領域の事業資源を融合し、領域間のシナジー創出を目指します。事業の成長のために110億円をデジタルエンターテインメント領域に、ライブエクスペリエンス領域に10億円をそれぞれ投資予定です。

 

「メディア」領域

【新規、既存の事業に15億円の投資】

メディア領域では、既存の事業はもちろん、新たに取り組む新規事業でもユーザーにとって驚きと喜びのある新しいコミュニケーションサービスの創出・提供を目指しています。

累計300万ダウンロードを突破したサロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」はユーザーがユーザーを呼ぶ成長フェーズに入ってきています。家族アルバム「みてね」は利用者数が300万人を突破し、サービスの多言語化にも着手し、その第一歩として北米を中心にマーケティング活動を開始しています。

詳細はまだお伝えできませんが、新規事業を複数立ち上げており、上手く立ち上がるかどうかを見極めている段階です。新規サービスの開発と既存サービスの成長加速に15億円を投資し、事業の拡大を目指していきます。

 

「スポーツ」領域

【IT技術でスポーツを身近に体験できる環境の構築】

スポーツ領域ではスポーツ事業部が様々なチームとの折衝、関係団体との交渉、ビジネスモデルの設計を行うとともに、ライブエクスペリエンス領域に属するスポーツマーケティングという組織が試合の演出、販促物の展開を担当しています。

最近では、一般消費者とスポーツの接点が少なくなっていますが、簡単にスポーツに接触でき皆で熱く盛り上がれるものがあれば、スポーツファンに限らず楽しいはずです。これがスポーツ事業の目指す方向性です。

スポーツ市場は、「日本再興戦略2016」によれば2025年には15兆円規模に拡大する見込みで、当社グループも市場と共に成長したいと考えています。今後10億円を投資し、IT技術でスポーツを身近に体験できる環境を整備し、チーム・選手・ユーザーのコミュニケーション機会の創出を目指します。

 

「ウェルネス」領域

「ウェルネス」領域では、「コミュニケーション」と「予防・健康管理」という2つの軸を通じて健康寿命の延伸を目指す事業を展開します。

「コミュニケーション」軸では、黙々とトレーニングを行うのではなく、ミクシィグループが培ったコミュニケーション設計のノウハウを融合した運動プログラムを開発していきます。「モンスト」により、みんなで集まってコミュニケーションしながらゲームを楽しむ市場が形成されました。ウェルネス領域においても、健康のためのコミュニケーションを楽しむ市場を創造できれば新たな巨大市場が形成できると考えています。

「予防・健康管理」軸では、定量的なデータを根拠とした科学的な身体状態の評価と、それに基づく独自の運動プログラムを提供していきます。具体的には2018年4月、「予防理学療法」という新たな領域に着目する京都大学と共同で、科学的根拠に基づく運動プログラムに関する産学共同講座を設置しました。今後は5億円の投資を行い、最新テクノロジーとデータに基づき身体状態を評価できるAIの開発を目指し、2020年の事業化を見据え、2019年3月期はデータベースの構築、システムの設計・開発を進めます。

 

5つの事業領域について、事業の方向性やサービスなどを簡単ではありますがご紹介しました。今後、より詳細な事業戦略を各事業責任者にインタビューしていきます。

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