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2018/02/08

メンター必見!あの人気企業が実践 エンジニアが育つ研修制度【ミクシィ、クックパッド編】

2018年1月21日、Webサービスを運営をしている会社の「新卒エンジニア」と「エンジニアの新人研修・教育の担当者」が登壇し、それぞれの会社で取り組んでいる研修や教育内容、想いなどを赤裸々に語るイベント『師弟登壇2018』が開催されました。

新社会人としてWebサービス業界に就職し日々どんな業務に取り組んでいるのか、どんな研修を受けたのか、また各社がどのような想いで研修や教育を行っているのか。

Wantedly、freee、ミクシィグループ、クックパッドの4社、師匠と弟子、それぞれの立場からの発表をレポートいたします。

※なお、当日の様子は#師弟登壇2018でもウォッチできます。
※【Wantedly、freee編】はこちらをご覧ください。

当日登壇してくれた師弟エンジニアのみなさん

 

ミクシィグループ (株式会社ミクシィ)の登壇内容◆

師匠:@orga_chem

ミクシィグループはコミュニケーションを軸としたサービスを提供しており、事業領域が幅広く、使用する言語やプラットフォームも異なります。そのため、技術研修では各事業で共通する技術分野を選択して扱っており、2017年は【GIT/DB/設計・テスト/セキュリティAWS】を実施。【設計・テスト】については、2014年にミクシィグループに新卒入社した@orga_chemが担当しました。

「技術研修は現場が教える、自分で育つという2軸で進めています。自分が受けた技術研修にはテストがなかった。けれど、効率的・保守容易な開発にはテストが必須であり、質の良くないテストに実際に現場も悩んでいる。くわえて、学生はテストの経験も少ない。だからこそテスト研修の必要性がある、と僕は主張し続けていました。」

研修内容は現場の声に応じてアレンジされ、講義+テスト駆動学習+ペアプロという形式に。

「講義とペアプロを繰り返して記憶の定着を狙います。また、ペアプロをやる理由として、 知識共有・ 学びや気づきの共有・ 単純に一人でやるより楽しいということが挙げられます。学びの相乗効果があり、学びを最大化させる工夫であると思っています。自体験から導入に至りました。」

 

子:@pg_mot

ISUCONなどにも積極的に参加してきた@pg_mot からは、研修の受け手側目線で、内定・入社・研修・配属まで広くお話させていただきました。ミクシィアカデミーと呼ばれる、入社までの目標とその目標を達成するための行動支援金として付与される上限10万円の使い道を自分で決めて進めていく内定者研修では、計画立てと人に説明する難しさにぶつかったそうです。

「目標に対して自分が掲げた手段が適切であると、人事に説明する難しさを学びましたし、割りと楽観的に物事を考える傾向があるなと、自分の性格も改めて認識できました。つめが甘い進捗報告すると、優しかった人事が豹変する(笑)こともありましたが、そんなときはチームメンバーが指摘してくれたり、リカバリー策を一緒に考えたりしてくれる。これって入社後も実は同様なんですよね。ゴールのために、チームで切磋琢磨して高め合っていく、チームで動くことの魅力を知ることができました。」

互いに教え合うことを推奨されている技術研修でも、同期とのペアプロで、より成長につながったそうです。

「不明点があったときも、同期だから気軽に話し合える。気付いてなかったことをペアが教えてくれ、逆に自分も教えることはとても効率的な環境。実践型の研修において、ペアプロ形式は全体のレベルを高めてくれたと思います。」配属後も必要に応じて部署ごとに研修があり、いまではサーバーサイドエンジニアとしてRuby、Elixir、AWSの知見を深めているとのことでした。

 

●登壇資料●

師匠

弟子

技術研修を若手が講師として担当することの多いミクシィグループでは、git challenge」という学生向け競技形式の技術イベントで実施した問題や実際に業務で起こった問題も交えて、毎年研修内容をアレンジしています。@orga_chemが担当した【設計・テスト】の研修資料公開しておりますので、せひ御覧ください。

 

 

クックパッド株式会社の登壇内容◆

師匠:@moro さん

著書も多く出版している@moro さんからは、技術研修を越えて、新卒を受け入れるチームとして大事にしていることをお話いただきました。その名も「チームによる いきいきとした ソフトウェア開発」。

「利用者に価値を届けるプラットフォームを提供するために、エンジニアはプログラムを書くだけでは足りない。事業として継続するためにはどうしたらいいか、など視座を高く保ち、主体的にチームに働きかけていかなければならない。同時に、エンジニアだけでなく、関係者全員の【主体的】な参加が必須であり、互いに励まし合い、楽しくモチベーションを維持することが重要です。」

コードに関しても、ペアプロやコードレビューで一緒に設計していき、書いたコードを良いソフトウェアに育てるために、チームやチーム外の人を巻き込んでいくそうです。利用者にとって使いやすいものになるように、これまでに学んだ概念をもとに、適宜変えていく…。
「プログラマーだけじゃダメ、いろんな人が力を合わせないと良いソフトウェアは生まれません。そのために違う部署とリスペクトしあう関係性を構築していくことが、プロダクトをより良いものにしていくコツです。色々な機能をもった人が集まって、チームとして作り出すことの意義を、新卒のみなさんにはまず体験してもらっています。」と熱く語っていただきました。

 

弟子:@iguchi1124 さん

エンジニアアルバイトとして1年近く、入社前から業務に携わっていた@iguchi1124 さんは、師匠から教わったチームで成果を最大化させる継続的ソフトウェア開発についてお話いただきました。

【チームで成果を最大化させる】ために、自分はどうしたらいいかを考えることが一番の学びでした。失敗があっても、ネガティブではなく、じゃあ次回はこうしたらいいよねという前のめりな姿勢で振り返りをしています。もちろん、よかったことはチーム全員で再現できるように、チームで学習しています。レガシーコードについても、先人が築き上げた残すべき遺産に、自分たちの新たな学びを積み重ねて会社として継承しています。」

また、クックパッド社はTechMTGや新卒エンジニアだけのISUCON、社内エンジニア全員参加の開発イベントやワークショップが多岐にわたってあるそうです。

「新卒や上司関係ない真剣勝負の場です。上司に負けてたまるか!という気持ちで臨んでいます。社内の学習機会が多数あるので、イベントを通して、クックパッドがエンジニアの成長に力を入れている会社であることを体感しています。」

 

●登壇資料●

師匠

弟子

上司とも切磋琢磨できる場や社内のエンジニアが全員参加するイベントは、エンジニアとして刺激的な環境ですよね。社内勉強会を会社の垣根を越えて実施されても面白いのではないかと思いました。

 

※【Wantedly、freee編】はこちらをご覧ください。

2回にわけてお送りしたレポートは以上です。
ご登壇いただいたみなさま、ありがとうございました。