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2018/09/14

エンジニアの“生の声”聞きたくありませんか? LT&交流会イベントを開催 #3

将来、エンジニア志望の学生にとって、企業で働くエンジニアの“生の声”は、大きな刺激になるかと思います。「企業で働くとは?」「使っている技術は?」「どんなエンジニアがいるのか?」「働く環境は?」など、たくさんの疑問を解消するため、直接話を聞ける機会は、有意義ではないでしょうか。

そんな学生の悩みを解決するために、ミクシィグループでは、『Dive into mixi night!』と銘打ったエンジニアのLT(ライトニングトーク)を4ヶ月連続で開催。世界累計利用者数4500万人を突破した「モンスターストライク」や、月間予約申し込み数が45万件を超える「minimo」など、ミクシィグループのサービスを作るエンジニアが様々な切り口で技術について語ります。

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#3では、「XFLAG PARK2018」における入場システム関連を手掛けたエンジニア、「みてね」で動画の生成・配信処理を担当しているエンジニア、CREのエンジニアなど、さまざまなエンジニアがバリエーション豊富な話題でライトニングトークを繰り広げました。

 

1秒でも速くスムーズな入場を

1人目はライブエクスペリエンス事業本部(以下LX事業本部)に所属する栗原。2018年4月に新卒入社したエンジニアです。

LX事業本部は、「XFLAG PARK2018」や「モンスト展」、「XFLAG STORE」などリアルに盛り上がれる場を創出している部署。そこで、栗原が携わったのは、「XFLAG PARK2018」の会場に入場する際の電子チケット管理システム。電子チケットを購入したら配布されるQRコードを表示させ、専用の筐体(入口にある入場用の機械)にかざすと、承認されて無事入場ができるシステムです。「ユーザーさんにとにかくスムーズに入場できるように、認証時間を短縮できるシステムの構築に携わった。イベントの当日、現地にてシステムを利用して入場するユーザーさんの様子を見て非常に感慨深いものがあった。」とのこと。

特に、「入場ゲートのシステムに誤作動があると、参加されるユーザーさんを炎天下の中待たせることになってしまう。だからこそ1秒でも速くスムーズな入場が必要だった」と緊張感を持ってシステム開発や現地で対応した様子を語ってくれました。

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画像解析、顔認識、様々な技術を駆使

次は「家族アルバム みてね」のエンジニア松石です。2016年4月に新卒として入社し、最初の1年はアプリからサーバーインフラまで担当する、いわゆるフルスタックエンジニア的な働き方をし、2年目以降は、みてねのレコメンド機能を研究開発および運用するコンテンツ開発チームに所属しています。

「300万人のユーザーを抱え、家族向けの写真動画共有アルバムアプリの中では国内TOPクラスです。」と少々自慢げにトークをスタート(笑)。みてねの機能で担当している「1秒動画」や「フォトブック」の裏側【みてねのレコメンドを支える技術】について話しました。

「フォトブックに使用する画像選定という行為は、ユーザーさんにとって一枚一枚選ぶのは案外大変なもの。だからこそ、システムで自動的に画像を選定し提案している。」と、ユーザーファーストの観点を取りいれたサービスの仕組みを説明します。また、「1秒動画」の機能を検討した際には事業責任者の笠原と、現実的に実現可能な最高のダイジェスト動画を提供しようということで実装を進めていったそうです。

「顔検出された動画を時系列順に並べて提案するとユーザーさんに喜ばれるのでは、という仮説をたて、レコメンドロジックを設計。そこには、画像認識などの機械学習技術を用い、自前で解析基盤を構築して実現している」と、具体的にサーバーのアーキテクチャーの図解を見せながら説明。

「アルバムサービスからは想定しにくいかもしれないが、最新の技術や研究開発に近いところまで携わりながらサービスを作っている」と様々なチャレンジに関わることができる点を力説しながらトークは終了しました。

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仕様を減らす体験はレアで大変だった

2018年4月新卒入社の萩原は本イベント二回目の登場。「minimo」で主にminimodel.jpの運用(サーバーサイドとフロントエンド)を担当しています。

萩原のLT内容は、「負債を減らした新人の話」。

「minimo」はアプリとWebで展開しており、サロンスタッフが掲載内容を公開する際のフラグをアプリとWebそれぞれで管理できるようになっていたため、仮にアプリで非公開にしても、Web上は公開になっているというサービス運用上の不具合が発生していたそうです。この負債を改善しようと萩原がWeb公開フラグを廃止し、アプリ公開フラグに統一しようと部署内で提案したところ一任されることに。

「当初、実装してリリースすればプロジェクト完了と容易に思っていた。しかしCSのスタッフや営業担当などと対応手順について検討を行った上、Web公開フラグをツールの様々な箇所で使用していたため、部署内のエンジニアに色んな修正対応をお願いすることになって、3週間ほどかけて進めていった。仕様を減らすこと自体、一見簡単そうに聞こえるが、思った以上に苦難が多いプロジェクトだった。」と、技術以外の面も必要となるため、負債をそぎ落とすことが如何に難しいのかを力説。

しかしながら「仕様がシンプルになり、今後スムーズな開発が実現できるメリットも大きい。また、私を信じてプロジェクトを任せてくれた環境にも感謝している。」と、部内メンバーに感謝しながらプロジェクトを無事乗り切れた喜びについても発表しました。

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顧客信頼性の向上というミッション

最後はCREグループのエンジニア橋本が登壇。「モンストのお問い合わせフォームを支える技術」というタイトルでLTをスタート。「CREとは、顧客信頼性エンジニアリングを指す。当社ではそもそもCS開発チームがあったが、2017年の12月にチームとして新たに発足した。正式名称は、統括管理本部CS部CREグループと、ちょっと特務機関のような名称ですが(笑)。」と、学生の笑いを誘いながらチーム立ち上げの経緯を説明。

CREグループの役割として、顧客信頼性の向上、関わるCSスタッフの作業の効率化や自動化があり、それらを実現するために主体的に動くマインドを持ったメンバーが多いそうです。

実際の業務の話では、モンストへのお問い合わせにある「データ移行(古いアカウントの復旧)の依頼」について、ユーザーさんのストレスを減らすため様々な工夫をしている内容を展開。「問合せの入力フォームには、入力候補をajaxで取得し表示させることで、文字入力の負担軽減と入力の誤りを防止。また、入力内容の確認作業を一部自動化していることで、CSスタッフの労力低下につなげてもらっている」と説明しました。

また、興味深かったのが、入力候補がモンストのアプリデータと連動しており、AWS S3に入力候補を定義した辞書ファイルをデータ更新のたびにアップロードしているため、常に最新の状態が保たれているとのこと。「ちょっとした工夫で効率化が図れるシーンがCSの現場には多くある」と最後に述べ、トークは終了しました。

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本音を聞き出す

LT終了後には、美味しい食事とドリンクをお供に、エンジニア社員とカジュアルに交流。ミクシィグループの様々なエンジニアが学生の様々な質問に答えていました。

今回のLTから、登壇者、学生ともに会話のきっかけを見つけてもらうために、興味のある分野や技術について書き出してもらいました。

中には、技術以外の個人の趣味を記載している方もいましたが、会話のきっかけになるのであればOKということで、「美少女」「医者」など謎な言葉もチラホラ。

 

後日、学生にイベント参加のアンケートを実施したところ、

減らすという実装の話をあまり聞いたことなかったので新鮮だった
実際のサービスで構成を工夫した点など聞けたのがよかった。また、リアルよりのイベントに興味があったので面白かった。
機械学習の研究を行っていますので、その実際のユースケースを聞けて良かったと思いました。

と、概ね満足いただけたようです。

 

いよいよ残すところ一回となってしまった、「Dive into mixi night!」ですが、次回は9月21日(金)開催予定です。「2年連続でISUCON予選通過するための技術」「運用未経験の新卒がモンストのメンテに入るまでにやったこと(仮)」など、最後まで楽しめそうな話を予定しています。もう間もなく受付が終了するとのことですので、お早目にお申込みくださいませ。

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