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チームで働く素晴らしさに気づいたから、 未経験でもチャレンジせずにはいられない

前職は一般事務、ミクシィグループに入社してからはセキュリティマネジメント、産休復帰後はXFLAG STORE SHIBUYAの店舗立ち上げと、異色の経歴を持つ岡部。これまでのキャリアと今後の展望についてインタビューを実施しました。セキュリティを担当していた当時にチームで働く面白さに感動し、サービスを作ることに興味が湧いたそうです。

ファイリングと思ってました(汗)

━━━━2011年8月に入社されたかと思いますが、それまでは何を。

ハードウェアを取り扱うベンダー系の企業で働いていまして、営業事務を担当していました。

━━━━具体的には。

サーバーの売買手続きやシステムの管理・保守の更新をお客様にご案内するなど、メーカーとお客様の対応をしていました。

━━━━事務からなぜミクシィグループへ転職を。

理由は、大きく二つありますね。一つは、評価の部分です。例えば、定時内に業務を終了できるように、作業の効率化や改善を図っても評価されにくいと感じることがありました。会社の風土として年功序列が基準だったのが大きかったと思います。また、事務のルーティン業務をこれから同様に続けていくことに、なんとなく疑問を感じたことがあったからですね。

━━━━なるほど。

入社時に業務内容を具体的に確認すると、「社内セキュリティマネジメント担当として、社内に散乱したセキュリティ関連のドキュメントを整理してほしい」と依頼がありまして。当初、社内中に本物の書類が散らばっており、せっせと物理的にファイリングしていくんだと勘違いしてまして…。今ではお恥ずかしいお話ですが(笑)。

━━━━それは、本当の勘違い(笑)。

ええ(笑)。実際は、JISの規格に基づいたセキュリティのマネジメントですね。社内の情報資産を大切に守っていくために、JISの規格に沿った枠組みで規程を検討し、ドキュメントをまとめていく仕事ですね。

━━━━入社前から存在したセキュリティの枠組みから、どのような改善を担当されましたか。

当時、個人情報に関して取り扱いのルールやワークフローについては手厚くまとめられていたのですが、それ以外の機密情報に関しての規程については、分野によっては不足していることがありました。そのため、どの分野の規程が足しているか洗い出して、少しずつ整備する必要がありました。この業務においてセキュリティに関する知識だけが大事ではなく、セキュリティの枠組みをサービスへどう反映、応用していくかが大事だと気づいた点も大きかったです。

━━━━どのような点で。

当時担当していたサービスはSNS『mixi』でした。『mixi』で実現したい機能やキャンペーンなど様々なプロジェクトが進行する中で、セキュリティの相談依頼がありましたので、過去案件を参考にしながら、リスク対策の提案をしていました。しかし、ガチガチにセキュリティで固めてしまった提案だと企画自体が実現不可能になります。また企画の良さを活かすためにユーザーに迷惑をかけない範囲でどこまでセキュリティリスクを許容するかのさじ加減も非常に難しかったですね。

━━━━確かに。事業スピードとセキュリティを同時に実現しようとすると難しいケースもありますからね。

「昔はこの判断で問題なかったけど、現在だと…」というケースもありますからね。そのため、ダブルチェックを徹底したり、優秀なエンジニアの意見を聞いたりしながら進めていました。最終的には、自分の中で判断軸を持つというのが大きな学びだったかと思います。

━━━━なるほど。どのあたりにやりがいがあったのしょうか。

一つは、企画の早い段階から関わるケースが多かったので、サービスの方向性が見えて面白かった点ですね。もう一つは不謹慎かもしれないんですが、インシデントでチームの一体感を抱いたことです。

━━━━インシデントというと、障害ですよね…。

インシデントはもちろんあってはいけないことなんですけどね。あるインシデントが発生した際、原因を究明し、事業責任者に対策方法を提案、そして判断を仰ぐ。それ自体はサービスでユーザーさんにご迷惑をかけているのでスピーディーかつ丁寧な対応が求められるため、大変な業務ではありましたが、楽しかったんですよ。何か目的を達成するためにチームで一丸となって、という経験がこれまでなくて、目的達成のためにチームメンバーが各々の役割を果たし一緒に進めていく。そのチームで働く素晴らしさや楽しさに気づいたというか。インシデントにおいて刻一刻と状況が変わっていく中で、自分の判断が試され、良いようにも悪いようにも影響を与えてしまうプレッシャーを感じながらもやりがいを感じました。

━━━━これまでも、プロジェクトには関わっていたかと思いますが。

セキュリティ部分おいてのみの関わりが多く、ひとりでの作業が多かったため、チームという感覚がなかったんですよ。

━━━━なるほど。インシデントがきっかけになり、チームで仕事をする楽しさを覚えたということですね。

ええ。セキュリティ関連業務は、産休を挟んで約5年担当させてもらいましたが、このチームでの経験は本当に良かったと思います。

さて、次はどうしよう

━━━━産休から復帰されてからキャリア観が変わったりしましたか。

実は視野を広げるために、他社への転職やフリーランサーでの独立なども検討してみましたが、自分の目指したい道ではなく。そこで、※mccの募集求人一覧を見て私がチャレンジできそうなことはないかと探してみました。

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━━━━そうだったのですね。ちなみにどんな業務へのチャレンジを考えていたのでしょうか。

サービス事業者としてのディレクション業務ですね。自分自身何ができるかわからなかったですが、漠然と企画業務にチャレンジをしたいと思い、mccの募集求人を見る際も企画やディレクションにチャレンジできるポジションを中心に探していました。当時『モンスターストライク(※以下モンスト)』の外部イベント企画のポジションがありましたが、残念ながら募集を締め切っていたので、とりあえず担当責任者に話を聞きにいくことに。すると、「コマース事業を新たに始めるから、人を募集している」と話があったので、翌日話を聞きにいくと「ECを始めようと思っているから、お願いね」ってことですぐ異動になりました。時間にして2営業日ぐらいでトントンと決まったことには私もびっくりでした。

━━━━それはスピーディーでしたね。ではECサイトを担当することに。

はい。ゼロベースだったので、物流や決済事業者との契約や、送料の相場の調査など、必要なタスクの洗い出しから進めていきました。しかしですね、プロジェクトを進めていると、上長がニヤニヤしながら私に向かってきて「岡部さん、明日から店舗のPMね」と。

━━━━いきなりですね。私だったら、そんな大きな仕事がきたら怖気づくかもしれません。

ECと同時に店舗も作るということで、まあびっくりしましたが、それよりも実店舗の立ち上げ業務って、それまで会社で誰もやっていないことだったのでワクワクと喜びが大きかったです。そもそも私の過去のキャリアを振り返ったら、何をやるにしても未経験だったので。なのでとことん楽しんじゃおうと。それに子供が小さいためフレックス勤務中で限られた時間でしか仕事ができない私に、会社が大きな仕事を任せてくれる姿勢に嬉しさを感じました。

━━━━とてもパワフルですね。では、店舗オープンに向けた業務を開始したわけですね。

そうですね。誰に何を任せるのか、パートナーの選定、タスクの細分化、進捗管理などですね。責任重大で大変でしたが、スタッフみなさんの協力もあって2017年の5月オープンまで走り抜けることができたと思っています。

━━━━大変だったと思います。リアルショップをオープンしたわけですから。

店舗のオープン前には、スタッフの練習を兼ねて、会社のメンバーや関係者にお客さんとして来店いただきました。来店された方の実際の声をアドバイスとして店舗運営に活かす、このPDCAを数回繰り返し、オープンに向けて準備していきましたね。

不安なところがありましたが、社内外問わずたくさんの方が協力してくれたおかげで、無事オープンができました。

━━━━大きなキャリアチェンジを実現されたわけですが、過去の経験を活かせた部分はありましたか。

セキュリティを担当していたころから法務、経理、はたらく環境室(総務や社内システム)などと関係性を築きながら協力して仕事を進めていましたので、本プロジェクトにおいて各部門がとても協力してくれ、非常に助かりました。また、インシデントやM&Aなど複数の部門にまたがる大きなプロジェクトに数回携わっていましたので、知識ベースですがプロジェクト全体の進め方などは参考になったと思います。

━━━━なるほど。仕事内容は変われど、仕事の進め方や社内関係者とのリレーションシップなどは、活かせますよね。現在はどのような業務を。

店舗の運営企画全般ですね。カフェメニューの検討、サイネージの動画企画、お客様に来店いただくための施策がメインです。社内の動画チームと協力してモンストニュースを店内で配信したり、サウンドチームと協力してジャズイベントを開催したりなどですね。まだ私自身の企画力が不足しているところが多々あるので、これからはマーケターとしてレベルアップして、お客様が楽しめる店舗運営を目指していきたいですね。

━━━━会社初のプロジェクトを実現させたので大きな自信になったかと思います。

オープンまでは首尾よく進み、それは自身の成功体験として良かったと思います。しかし現状に満足せず、まだまだできることがあるはずなので、高い視座で頑張っていきたいですね。もちろんチームみんなの力を合わせて。

━━━━最後に、ミクシィグループでの働く環境についてご意見いただきたいです。

先ほどもお話した通り、フレックス勤務中なのですが、周りのスタッフが配慮してくれていて社内打ち合わせもできるだけ17時前に調整してくれていますし、時間がオーバーする場合には「大丈夫ですか」と断りをいれてくれます。チームのスタッフ、関係者には感謝の気持ちしかありません。また、社内環境として、私の社内異動がスピーディーに決定したようにキャリア選択の自由度が高いので、モチベーションを維持しながら働けます。働きやすさの点では、恵まれていると思います。

 

岡部 有加里
2011年8月、ミクシィに入社。セキュリティ室にて、リスクマネジメントについての規格やセキュリティ体制の強化などを行う。2016年7月からXFLAG スタジオに異動し、Eコーマスサービスの企画設計、「プレイする新感覚ストア。XFLAG STORE SHIBUYA」の立ち上げに従事。
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