技術力で諦めたくない。フルスタックエンジニアを目指す理由 〜先輩と後輩 #12〜

技術力で諦めたくない。フルスタックエンジニアを目指す理由 〜先輩と後輩 #12〜

今回の先輩後輩対談は、共闘ことばRPG『コトダマン』のクライアント/サーバーサイドエンジニアとして活躍する新卒2年目の藤田(ふじた/写真右)とその先輩でありエンジニアマネージャーでもある養安(ようあん/写真左)。

入社して1年、大きな変化にぶつかりながらも自身の出来ることをやってきたという藤田。担当しているサービスがクローズしてしまい、約半年で養安との関係性を構築、そこでの役割を身に着けていったといいます。一体どんなことを考えながら成長してきたのか、話を聞いてみました。

 

中退、クローズ…波乱のスタート

──早速ですが、1年前に会った時の印象を教えていただけますか?

養安 実は藤田さんと初めてコミュニケーションをとったのが去年末、だいたい半年くらい前なんですよね。

──え?どういうことですか?

藤田 僕が入社当初に所属していたサービスは、実は11月末にクローズしてしまって…。去年末に今の『コトダマン』事業部に異動してきたんです。養安さんと喋ったのは、その時が最初ですね。

養安 本人と喋る前から噂は聞いていたのですが…(笑)。それはこの後お話しますね。

──なるほど。ではまず、藤田さんの入社当初のお話から伺えますか?

藤田 僕自身がそのサービスに携わっていたのは、実は大学3年生の頃からなんです。インターンとして参加していて、サーバーサイドエンジニアをやってました。APIの追加をしたり、エンジニアが使う管理画面のWebフロントも少しだけやったりしてましたね。

──インターンで参加する時に希望したのはそのサービスだけ?

藤田 そうですね。それがヘルスケア系のサービスだったんですけど、自分の親がデイサービスで働いているので“社会のためになる”ような、誰にでも誇れるサービスだなと共感して、そのサービス一本で応募したんです。就活の時期になっても気持ちは変わっていなかったので、これからもこのサービスに携わりたい!と伝えて内定をもらいました。

──それだけ共感を覚えたサービスだと。じゃあ卒業するまでもインターンとして携わり続けてこられたんですね。

藤田 いや、僕はちょっと特殊なかたちで入社していて…(笑)。内定が出たあと、大学を中退して、1年繰り上げてもらうかたちで入社したんです。このまま大学で1年間学んで入社するより、もっと早く社会に出て経験を積んだほうが自分になると思って。最終学歴としては高卒になってしまうんですけど、その時のミクシィの担当の方もそれで内定取り消しにすることはないよ、と言ってくれて。親ともちょっと揉めましたけど、最終的には押し切るような、理解してくれるようなかたちで大学の中退を決めました(笑)。

──すごい熱意…!早めに入社してすぐはどんな業務を担当されてましたか?

藤田 その時は入社して一ヶ月くらいで、サーバーサイドは僕とパートナーと二人で担当していました。ちょっと荷が重いな…と思った反面、自分の好きなサービスだったので、やりがいはすごくあったし、コミットできる部分も多かったのでそれは嬉しかったです。

──でも、その後サービスはクローズしてしまったわけですよね。その時はどんな気持ちだったんですか…?

藤田 まず「大学を中退して正解だったな」と思いましたね(笑)。通常通り卒業していたとしたら、携わりたかったサービスに一切関われなかったと思うので。終了した時は、いずれ海外で働くことになった場合、学位がないとビザが下りにくいと聞いたので復学も考えていたのですが…。同じタイミングで、社内の色々な部署と面談させてもらって、その中で紹介してもらった『コトダマン』をプレイしてみたら、めちゃくちゃ面白くて!このプロダクトに関わりたい、とすぐに気持ちがシフトしました(笑)。

──なるほど!そこで今に繋がるんですね。じゃあそれからコトダマンのサーバーサイド開発に?

藤田 いえ、クライアントですね。学生時代に趣味でUnityでゲームを作っていた経験もあるし、ゲームに関わるならクライアントがいいと思っていたので、それらを加味して配属されました。

 

橋渡しできる存在として

──そこで養安さんと出会ったわけですね。

養安 そうですね。でも、藤田さんが『コトダマン』に配属された時点では僕も別の事業部にいて。1〜2ヶ月後に声をかけられて異動したんです。

藤田 それが昨年末とかでしたかね。でも、養安さんとの本当の初めましては、入社時に受けた説明会の時で…。養安さんはまた別のサービスを説明してくれていたんですが、「今日説明してくれた人の中で一番喧嘩強そうやな」って思ったのを覚えてます。

養安 (笑)。そっか、そこが初めてだったんだ。僕が初めて藤田さんを認識したのは、藤田さんが関わっていたサービスのエンジニアマネージャーと話していた時、「今うちにこういう子がいて、すごい優秀なんだよ」って聞いてたんですよ。顔と名前は一致してなかったですけど、優秀なんだ、って印象はありました。それで、僕が『コトダマン』に配属された時、藤田さんを「クライアントなんだけどサーバーをやってる子」と紹介されて、「大谷翔平がきたな。これはきちんと育てないとな」って責任感が芽生えました。

藤田 その時、クライアントもサーバーサイドもやっていたので、最初の1on1で「どっちのスキルを伸ばしていきたいか」と聞かれ「両方やっていきたいです」って伝えたのを覚えてます。

──それを受けて養安さんはなんと?

養安 特に反対する理由もないので、「いいよー」って(笑)。ただそれだけでしたね。

──クライアントもサーバーサイドも出来るということは業務量も単純に倍になる…?

養安 いえ、業務量が倍になる、というよりはクライアントとしてもサーバーとしてもアサインできる、っていう感じですね。両方のタスクに関われる。サーバーエンジニアはクライアント側でどういった通信が行われているのか把握していても、なにを検知してそういう通信にしたのか、全てを把握していないケースもあります。でも、藤田さんはクライアントサイドも知っているからこそ、そこを細かく想像できて、実装時間が早くなる。最初は大変かもしれないけど、両方に触れられるからこそ長期的に見るとすごく強いエンジニアになるな、と思うんですよね。

藤田 自分としても、両方できたほうがやりやすい部分があるんですよね。細かな仕様について、クライアントとサーバーが話して仕様を決めていくより、自分ひとりで完結して進めていけるので、ハンドリングしやすいというか。もちろんクライアントとサーバー、両方のMTGに入ることが多いのでMTGの量が多いという悩みはありますけど(笑)。

──なるほど。把握している範囲が広いからハンドリング出来る部分も多いと。その立ち位置だからこそ意識している部分もありますか?

藤田 クライアントとサーバー、両方のチームを行き来するので、それぞれで起きたことや起こっていることをタイムリーに共有するようにはしてますね。

──そうした藤田さんの動きって、養安さん的にどう見えてますか?

養安 すごい成長スピードで、僕なんか全然追いつけないと思うくらいですね。シンプルに、喋っていて楽しい(笑)。藤田さんと関わってマネジメントしていけるっていうのが嬉しいですね。

藤田 恥ずかしい…そういってもらえて嬉しいです。

 

技術力がないから、と諦めたくない

──藤田さんは、どう成長していきたいですか?

藤田 これは入社面接の時から思っていることですが、開発をすべて自分で手掛けられるフルスタックエンジニアになりたいです。自分自身、「その事業に共感できるか」を軸に携わるものを選んでいるからこそ、関わりたい・作りたいプロダクトやサービスを見つけた時に、この技術は持ってないから、これは専門分野外だから…と技術的なところを諦める理由にしたくない。実際、過去にそれで諦めてきた経験があるので、もう同じ思いはしたくないなと思います。

養安 そうだったんだ。それに向けて準備してることもある?

藤田 今はエンジニアリング全体に関わる、設計や考え方の本を読むようにしてますね。たとえば、「DDD(ドメイン駆動設計)」とか「データ指向アプリケーション」にまつわる本とか。目先の課題を解消できる技術書ももちろん読みますが、もっと根っこのところでエンジニアリング全体を理解できるように勉強してます。あと、どんな技術も食わず嫌いしないようにしてますね。

──そうしたエンジニア像って、手本になるような人がいたんですか?

藤田 フルスタックエンジニアになりたい気持ちは昔から変わっていないですが、ミクシィ社に入って、まさにそういう知識や技術をもった先輩方に出会えたのは大きかったですね。これだけの知見やテクニックを持っていれば、ここまで出来るんだ…と自分のなりたい姿が具体的に想像できるようになりました。その出会いは自分にとってすごく重要なものだったなと思います。

──なるほど。養安さんからすれば、藤田さんの成長は楽しみですね。

養安 そうですね。藤田さんって、最初からすごいというか、どんなタスクを与えてもこなせてしまう力があるんですよ。だから、これからはもっと負荷かけてもいいかも?と思います(笑)。それだけやる気もあって技術力もあるので、これからはもっと本人でコントロールできる範囲が大きいタスクをお願いできるようにしていきたいと思ってます。

藤田 負荷…がんばります(笑)。

──逆に、養安さんからはどう成長していってほしいとかありますか?

養安 どう成長してほしい、というより、本人の思う熱量の高いところで満足していけるような働き方をしてほしいと思いますね。僕が先輩から教わってきた熱量や経験、知見などをうまく伝えていきたいです。

『コトダマン』はまだまだ成長中のサービスなので、これから先、もっと大きな負荷がかかる可能性ももちろんある。その時、「技術力がないから出来ません!」なんて事態になるのは悔しいので、僕や藤田さんはもちろん、チーム全体でも成長していきたいと思ってます。問題と思ったことは自分が提案すれば変えられる、ということを伝えていきたい。ここまで変えてもいいんだ!と思われるくらい、大胆に動けるような環境を藤田さんやチームと作っていきたいです。

藤田 仲のいいチームですしね。僕もすごく居心地よくいられるので、これからも頑張っていきたいと思います!

 

養安 元気
2013年4月に新卒社員として入社。『mixi』の運用、『モンスターストライク』のサーバサイド開発を経て新規ゲームのサーバサイド開発に従事。2020年から『コトダマン』のエンジニアマネージャー就任。
藤田 朱門
2019年新卒社員として入社。新規事業のバックエンド開発に従事。
新規事業のクローズ後、クライアントエンジニアに転身し、現在は『コトダマン』のクライアント兼サーバサイドエンジニアとして奮闘中。

 

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