2021年12月下旬、2日間にわたりオンラインで開催された『ミクシィの新規事業企画が経験できる Business Plan Competition(以下ビジコン)』。ミクシィが出題する事業テーマをもとに、チームに分かれて事業を企画し、競い合っていただきました。

この記事では、ビジコンに優勝したチームにインタビューを実施し、参加してみて思ったことをすべて正直に話してもらったので、その全容を包み隠さず紹介します!
※参加者には記事掲載の了解をいただいた上で、氏名・顔画像等は配慮させていただきました。

 

Business Plan Competition 開催概要
https://mixi-recruit.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=pnB1JISdK6e_hHg58S7YxAミクシィの『スポーツ』『ライフスタイル』『デジタルエンターテインメント』の3つの事業領域のいずれかをテーマとし、ミクシィの社員という立場で新規事業を立案します。〈ビジコンの目的〉
ミクシィ社員が各チームにメンターとして参加し、2日間の内、複数回議論に参加します。社員との関わりを通して、新たな事業を「創出する」だけでなく、その事業を「成長」させられるかも視野に入れ、「事業立案時の思考プロセス」や「事業運営に必要な考え方」などをリアルに体感することができます。

〈特徴〉
●本選考一部免除
参加者限定で、2023年新卒採用での選考を一部免除いたします
●優秀な仲間に出会えるチャンスあり!
例年エントリーから参加まで5%に満たない、ミクシィのビジコン。高倍率のなか選考を通過した向上心あふれる仲間と共闘する時間は、学びも多く、自身の成長欲を刺激的してくれる濃密な時間を過ごすことができます
●ミクシィ社員(VC、メンター、人事)・参加メンバーからの客観的評価
複数回のアウトプット機会があり、メンター社員や人事、ベンチャーキャピタリストからから、2日間を通して濃密な事業計画へのフィードバックを受けられます。ビジネススキルや伸ばせる強み、補うべきスキルなど、気づきを得、今後の成長のきっかけづくりとしていただけます

〈プログラム〉
・ミクシィグループのベンチャーキャピタル社員による講演
・ビジネスプラン作成ワークショップ(2日間)
・メンターからの中間フィードバック
・ビジネスプラン発表
・表彰
・最終フィードバック
・社員懇親会

 

それでは早速、ビジコンで優勝したチームへのインタビューをお送りします!

 

熱意を持って参加したからこそ

━━まず最初に、ミクシィのビジコンに参加するきっかけについて教えてください。

参加者A
参加者A
私はこれまでビジコンに参加したことがなかったので、新規事業立ち上げを経験するいい機会だと思い、参加を決めました。
私は就活相談アプリで出会ったエージェントに勧められたのがきっかけです。参加者A君と同じように、いい経験になるだろうと思い参加しました。
参加者C
参加者C
参加者B
参加者B
私は将来、IT系のメガベンチャーで事業責任者や新規事業責任者として働きたいという目標がありました。実際に会社で働くイメージを持ちたい、というのが今回ビジコンに参加した理由です。
私は学生団体でミクシィ協賛のビジコンを運営していました。その際にミクシィ社員の方と接点があり、「今後ビジコンを開催するので参加しませんか」とお誘いいただいたんです。参加者側を経験するのも面白いかなと思って参加を決めました。ミクシィは『モンスターストライク』など、認知度の高いサービスを運営する勢いのある会社だからこそ、どういう観点で事業を作っているのか、どんな人が働いているのかという点に興味があったのも理由の一つ。また、就活において学校以外の知り合いを増やしたいという思いもありました。
参加者E
参加者E
参加者D
参加者D
私の場合はミクシィが第一志望だったので、ビジコンに参加することで選考ルートに乗りたいという思いがあったのと、ミクシィの事業の作り方を学びたいという気持ちで参加を決めました!また僕も就活仲間が欲しかったので、同じような会社を受けようとしている人や、志を同じくする人と接点を持ちたいと考えていました。

 

━━ミクシィのビジコンに参加してみて、率直な感想を聞かせてください。

つたないながらも事業を作り上げる達成感を味わうことができました。『TIPSTAR』や『Fansta』をはじめ、世の中にあるスポーツ関連サービスについて熟考した結果、スポーツ事業の可能性や面白さを改めて感じた次第です。私自身、スポーツが大好きなので、スポーツの抱える課題を事業で解決できるというのは、かなり幸せなことだなと思いました。
参加者C
参加者C
参加者A
参加者A
率直な感想として、2日間でアウトプットするのはとても難しかったです。与えられた時間の中で考えることが多く、事業のアイデア出しから収益計算、パワーポイントの作成など、全部の工程を効率良く進めていかないといけなかったので、瞬発力が問われる場面が多かったなと。このチームは全員スポーツを経験していて、スポーツ好きなメンバーが集っていました。みんなの馴染みあるテーマだったので、意思疎通もしやすかったですし決定もしやすかったと思います。
私も2日間、面白く取り組むことができました。一般的なビジコンでは事業領域が指定されないケースが多い中、ミクシィでは「スポーツ事業」や「デジタルエンターテインメント事業」など、事業領域に制限のある中で新規事業を作るという課題が出され、こういったビジコンは今までなかったので新鮮でした。
参加者D
参加者D
参加者E
参加者E
私も2社ほどインターンを経験した中で、事業計画を考える課題を与えられたことがありましたが、ざっくりしたテーマで、これくらいの売上を上げる事業を作ってくださいというものが多かったです。今回はスポーツ事業というだけでなく、ミクシィが掲げる“コミュニケーションカンパニー”という点も意識して事業計画を練る必要がありました。制限のある中で考える経験は難しくもありましたが、会社が大切にしている部分を踏まえて事業を作る経験はあまりできないことだなと思いましたし、実際にミクシィに入った後の事業の作り方が想像しやすかったです。リアルな業務体験を味わうことができたのが大きな収穫でした。
私も同じことを感じました。2日間を通して実感したのは、ミクシィはコミュニケーションの会社だということ。ミクシィではスポーツを手段、目的はコミュニケーションを図ること、と強く意識されていたので、会社が大切にしている価値観を肌で体感することができて良かったです。
参加者A
参加者A
参加者C
参加者C
確かに。他の企業が同じような事業を展開していても、どういった理念を軸に考えているのかが違うだけで、その後の成長が大きく変わってくるんだ、と思いました。
私は自分たちのアウトプットが現実可能であると周りから褒められたのが嬉しかったですね。優勝もできたし、チームの4人と仲良くなれて新しい出会いがあった。普段だったら出会えないようなメンバーと出会えたというところが大きいです。
参加者B
参加者B

▲実際のプレゼンテーションの様子

 

厳しいコメントも。でもそれが良かった

━━なるほど。みなさんにとって、充実した2日間になったようで良かったです!学びになったことはありましたか?

参加者A
参加者A
実際、事業のアイデアというのは結構出てきやすいものだと思いますが、メンターから「それって別に他のサービスでもいいのでは?」「提携先がミクシィと提携するメリットは?」「ユーザーにとってどんなメリットあるのか?」といった質問を受けて、事業企画に必要なものが浮き彫りになったのは学びになりました。
それはありますね。今回は提携先と利益を分け合う形のサービスを考えていたので、相手側のメリットも考えながら、ユーザーが使いたいと思えるサービスを考えるという経験は勉強になりました。
参加者B
参加者B
参加者D
参加者D
自分たちの事業が会社の理念に沿ったものになっているか、しっかり事業として成り立つかという観点でアイデアを考えられるようになったのも、成長の一つです。また、収益計算が以前は得意ではなかったのですが、メンターからのフィードバックを受けて自分でもできるようになったので、学びは多かったなと。

 

━━メンターとのやりとりで印象的だったことは?

先ほど参加者Aさんも言っていましたが、メンターの方から「これは何のためにやっているのか?」という質問を受けることが多く、その度にハッとしました。というのも、目先の課題を解決することだけを考える癖があったので、新たな角度から物事を見ることで、自分の中ではあまり意識できていないということが実感できたので。
参加者D
参加者D
参加者B
参加者B
私たちのチームについてくださったメンターの方は、『TIPSTAR』の事業企画に携わっている方で、事業の成り立ちから裏話など色々なことを教えてくださり、「こんなことまで教えてくれるのか!」と正直驚きました。事業企画を立てるだけでなく、その後のグロースや競合に対する施策まで考えられていたのは、プロだなと。良い意味で、インターンや学生レベルではないというか。ちゃんと事業家目線でアドバイスしてくださったのが、とても刺激になりました。

▲ビジネスモデルまで図解説明するため、丁寧なロジックが求められる

本当にそう思います。『TIPSTAR』の事例などを色々出していただきながら、単なる課題ではなく、真剣に新規事業を作ろう、と奮起できたように思います。
参加者D
参加者D
参加者E
参加者E
メンターの方が実際に経験されたことを共有いただく中で、リアルな仕事として事業企画に取り組めたのが良かったですよね。実際に僕たちが考えたプランに対して率直に褒めていただいたというか、プラスの意見をいただけたのも単純に嬉しかったです。自分たちが考えたものを評価してもらえたやり甲斐がありました。

 

━━事業計画を立てる中で、かなりメンターの存在感が大きかったのですね。ビジコンを通じて、ミクシィで働くイメージは湧きましたか?

メンターの方と接点を持つ中で、会社の価値観や文化、事業計画のスタイルを垣間見ることができて、魅力的な会社だなと思いました。
参加者B
参加者B
参加者E
参加者E
そうですね。コミュニケーションを軸として考える、という会社が大切にする部分に重きを置いて事業計画を立てたので、ミクシィ内で事業を作るとはどういうことかがすごくイメージしやすかったです。
ビジコンを通じてミクシィ自体がグループのチームワークを本当に大切にしていることが分かりましたし、まさにコミュニケーションを体現しているんだというのを改めて知ることができました。
参加者D
参加者D

 

チームを作るため、ルールも設けた

━━ミクシィが大切にしているコミュニケーションについて、理解を深めてもらえたようで嬉しいです。ビジコンに取り組むにあたって工夫したところはありますか?

参加者A
参加者A
議論は白熱すると脱線するものですが、B君が「今って何の話をしてるんだっけ」「その話は今必要なくない?」と声掛けをしてくれたのは助かりました。
時間のない中で生産性の高いアイデア出しをするために、話が脱線しそうなときに声掛けするようにしていました。
参加者B
参加者B
参加者C
参加者C
僕は最初から堅苦しい雰囲気のないチームにしたいと思っていたので、自己紹介の後に敬語ナシでいこう、と提案してみました。
あだ名や名前で呼ぼうって言ってくれたよね。それがチームで一番最初に決めたことかもしれないです。
参加者A
参加者A
参加者B
参加者B
壁が少ない分、遠慮なく自分の意見を主張しやすくなったと思います。遠慮しがちなチームだったら何も生まれないなと。たぶん優勝もできていなかったんじゃないかなと思いますね。あとは、最終日の役割分担も良かったと思います。パワーポイントが得意な人が資料を作成して、僕は理系で計算が得意ということもあって、収益計算などを担当しました。お互いの得意なところを活かして、役割分担できたのは良かったと思います。
あの最後の追い込みはすごかったよね。みんなそれぞれ得意分野があったからこそ、時間内に終わらせることができたと思います。
参加者C
参加者C

 

━━なるほど。そういった得意・不得意を見極めて役割分担ができたのも、優勝の要因の一つなんですね。最後にその他ご感想があれば!

参加者A
参加者A
ビジコン後の懇親会で、社員の方に「コミュニケーションカンパニーを標榜する会社の内部のコミュニケーションはどんな感じですか?」と伺ったら、「決してコミュニケションが得意な方ばかりではないかも」と言われたのが印象的でした(笑)。自分自身のコミュニケーションに課題やネックを感じているから事業として成功させたいんだ、というその経緯がとても興味深いというか、そこがまたいいなと。とはいえ、懇親会の雰囲気を見ていたら、みんな和気あいあいとしていて温かい職場でしたし、事業にプライドを持っている方が多いと感じました。自分の仕事に愛着を持って働く人の姿は魅力的に映りました。
私は今回のビジコンで、ミクシィの中で働くイメージが持てたので参加して良かったと思っています。今後もミクシィが大事にされている価値観に触れ、社員の方々とお話する機会を持つことができそうなので、この機会を台無しにしないようにこれからも選考を頑張っていきたいです。また、優秀な人たちとチームになることができて、本当にいい機会を得られたな、と感謝しています。
参加者D
参加者D
参加者E
参加者E
私も参加して良かったです。今回組むことになったチームメンバーからはとても良い刺激を受けました。自分の意見をちゃんと発信する、ということを意識できるようになったと思います。またチームによって雰囲気はさまざまだったと思いますが、チームの中でどのように自分のバリューを出していくべきかを考える、いいきっかけになりました。

 

人事からはどう見えた?

ビジコンを振り返って、企画した採用担当にコメントをいただきました。

まず、イベントの開始直後にベンチャーキャピタリストより事業立案のレクチャーを受け、すぐにワークにとりかかり、メンターからのフィードバックでは厳しい指摘が飛ぶ、というイベント内容は皆さんの想像を超えるハードな2日間だったのではと思います。私達としては、このイベントをきっかけに『事業をつくる難しさ』『事業をつくる面白さ』を体感していただき、成長の糧として欲しいという想いでビジコンを企画しています。

結果、イベント後の面談の中で、多くの方が「悔しかったから早速勉強を始めた」「ビジョンを持った事業をつくる面白さと難しさを知れた」「今の経験だけでは足りないと思った」と仰ってくださり、皆さんの成長のための具体的な行動を起こすきっかけとなれたのかなと思っています。また、今回優勝したチームをはじめ、評価点の高かったチームは、チームビルディングがうまかったり、都度計画を見直しながら計画的にワークを進めている印象でした。多様な価値観をすり合わせながら期間内に一つのアウトプットに落とし込むという、チームで仕事をする醍醐味も体験頂けたのではないかと思っています。

今後もイベントは継続していく予定ですので、実力を試したい方、もっともっと成長したい方、熱い仲間(同士)との出会いを求めている方々にご参加いただき、多くの学生の成長のきっかけとなっていければと考えています。

 

最後に

今回のレポートでは、2日間で開催されたビジコンについて参加してくれた学生の皆さんの素直な声をお届けしました。オンライン開催のためリアルな場での懇親ができず、学生に少し物足りなさがあった点は否めません。不定期ではありますが、今後もビジコンを開催予定ですので、都度バージョンアップさせ、参加した学生が「視座を高く持つ」「ビジネスの仕組みを理解する」といった体験を持ち帰れるように努めて行きたいと思います。

また、2023年の新卒採用ビジネスプランナー職を選考中です。ミクシィに興味を持っている方のご応募をお待ちしております。

【2023年】【ビジネスプランナー職】ミクシィグループ新卒採用

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