今年も開催された【DroidKaigi 2018】。
エンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。
2日間で1000名以上が参加し、チケットは完売したそうです。
2015年から開催され、4回目となる今年はセッションの数は80を越え、1day、2day計3名のミクシィグループのメンバーが登壇!
運営メンバーとしてもミクシィグループのエンジニアが多数参加しています。
カンファレンスの様子とエンジニアの登壇内容をレポートいたします。
※当日の様子は#DroidKaigiからもどうぞ!
■会場の様子
エントランス
フォトスポットではチェキが2枚撮影できる仕様(1枚は持ち帰り用、1枚はボードに貼る用とのこと)
当日のランチ
オリジナルのスタッフパーカー
セッションに集中しているエンジニア達
会場のネットワークも企業協力のもと安定稼働
■ミクシィグループが企業ブースでやったこと
プラチナスポンサーとしてDroidKaigiに参加したミクシィグループのブースでは
ノベルティや『Diverseの薄い本』などをご紹介させていただきました。
実は、ネイルシールにもなるんです!
爪に貼ると、ドロイド君がいつも視界に入ることでテンションが上がりAndroidの開発速度が上がるかも?!
とエンジニア達も早速楽しんでいるようです。
ん?
おっと、こちらは自前のジェルネイルでした。あふれんばかりのサービス愛でお送りしました。
大好評につき2日間とも数分で配布終了となった(ごめんなさい!)
『Diverseの薄い本』
社内のデザイナーがイラストを描いて、現場のエンジニアが「AndroidまたはDroidKaigiにまつわる、普段の業務ではできないこと
紙の在庫が終了してご迷惑をおかけしましたが、PDF版はこちらからもご覧いただけます。
ちなみにおやつブースでは、各種ロゴが印字されたどらやきを披露させていただきました。
■Engineers Session
1day
@punchdrunker、@hideyによる「今から始めるAndroidアプリ開発」では、今からAndroidアプリ開発を始めるに当たり、2018年において必要となる基礎的な知識や学習のコツを網羅的に紹介させていただきました。
ブログリーダーを題材として、Androidアプリ開発の未経験者や、昔開発していて知識が古くなっている経験者などを対象に、最新の基礎知識を網羅的に紹介しました。
変化の早い開発環境を素早くキャッチアップするのにおすすめです。
◇当日の資料はこちら:
https://github.com/punchdrunker/hocho
2day
@Hiroyuki Setoによる「詳解 ViewGroupのレイアウト内部実装」では、
Androidの画面構築に欠かせないViewGroupのレイアウトの基本的な流れのおさらいと、いくつかの有名なViewGroupのレイアウトアルゴリズムについて解説させていただきました。
ViewGroupの基本的な話は程ほどにし、内部実装について深く掘り下げさせていただきました。セッションが採択された直後の昨年11月から準備を始め、最終的には発表に使うスライドの他に3つも資料ができてしまったほど、ViewGroupへの愛をこめて発表しました。
◇当日の資料はこちら:
・付録1
・付録2
・付録3
■運営メンバーの想い
Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的に、有志によって主催されているDroidKaigi。
初回の2015年からの運営に携わっている@suinoにDroidKaigiについて話しを聞いてみました。
—–DroidKaigi2018はいかがでしたか
「ニッチ」というテーマでお送りしました。ニッチなテーマは、全ての人に役立つわけではないので、多数決で落とされがちなテーマではあります。ニッチだからこそ、採択されたセッションもありますので、従来と比べてバラエティ豊富で、多くの分野から専門性の高い発表が集まった印象です。2日目には、Google社のRomain Guy氏とChet Haase氏のセッションもあり、大盛り上がりでした。
—–2日間の参加者は1000名を越えたそうですね
特に今回はWebサービス企業だけでなく、日産社などのメーカーもスポンサーとして参加してくださって規模が広がりました。だいたい、参加者は毎年200人ずつ増えているイメージです。渋谷のとある企業の会議室で実施した初回が懐かしいくらいです。それだけ、Androidの開発が多岐に渡り、知見を共有したいという意思が業界全体に渡っているのだと思います。
—–運営実行委員会のメンバーとしての想いをどうぞ
参加者同士の交流をもっと深めていきたいと思っています。今年ならではの仕掛けは、名札としても活用できる入場チケットをこだわって作成してみました。ユーザーネームとアイコンをあらかじめ記載しておいて、コミュニケーションが円滑に進むようにしてみました。遠方や海外からも来ている方もいますし、オフラインで集まったからこそできることや生まれることもあると思います。だからこそ、来年も参加者同士の交流が生まれる仕掛けを作って行きたいと思っています。
ミクシィグループは今後も様々な角度から技術イベントに参加・協力し、ソフトウェア開発がより良い環境になるよう貢献いたします。
それでは、また来年のDroidKaigiでお会いしましょう!