2020年6月23日、ミクシィは東京証券取引所マザーズから東証一部へ市場変更しました。
これもひとえに、当社をこれまで支えて頂いた、お客様やお取引先各位をはじめ、関係者皆様の暖かいご支援の賜物と、心より御礼を申し上げます。
2006年9月に上場してから14年が経ち、様々な事業を展開してまいりましたが、本日より新しいステージでの挑戦がスタートします。
アフターコロナや働き方改革など、様々な要因によるこれまで以上の課題や変化が待ち受けているかもしれません。しかしながら、変化に柔軟に対応しながら、課題を一つ一つ解決しながら、この先10年、20年と着実に歩んでいきたいと思います。
さて、今日から東証一部企業の仲間入りをさせていただきましたので、改めて市場変更の背景や、社内の役員陣のこれからの意気込みや決意表明等を含めたコメントを紹介いたします。
代表取締役社長 木村 弘毅
代表の木村でございます。株式会社ミクシィは、2020年6月23日東証一部への市場変更を果たしました。ここに謹んでご報告申し上げますとともに、これまでの皆様のご支援、ご高配に心より感謝申し上げます。今後もステークホルダー皆様のご期待にお応えすべく、事業の発展に尽⼒し、 企業価値の向上に努めてまいりますので、引き続き変わらぬご⽀援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ミクシィは2006年9月に東証マザーズに上場しました。そこから14年の歳月をへて、力を蓄え、上場会社中の日本のトップリーグである東証一部に参戦したことになります。
「なぜ今、東証一部に市場変更をしたのか?」ということについて説明したいと思います。
まず、去年私は代表としてある問いを自問しました。
「長期的に安定した利益さえ出ていれば、成長しなくても良いか?」
「それとも、成長を目指すべきか?」
私の答えは「成長を目指すべき」でした。
社名を冠するまでに至ったSNS「mixi」や世界売上№1になった「モンスターストライク」など、今まで世にないような新しい事業を創出し、成長しながら大きな社会的付加価値を作り、多くの人々に評価をしてもらってきました。それはこの上なく楽しいですし、もっと大きなステージで大きなチャレンジをし、成長していきたいと思ったからです。
市場変更は、当社で働く従業員の日常的なしっかりした取り組みがあってこそ、今回のプロジェクト成功に繋がりました。大変感謝しています。東証一部への上場を認められたことは、より社会の公器としての企業の継続性を認められたということになります。そして事業の成長性や将来性、公益性が大前提となっており、まさに全社一丸となって評価されたと思っています。新たな船出を皆さんと迎えられたことを非常にうれしく思っています。
ミクシィは、これからもエンタメを通して、テクノロジーの力で世界のユーザーのコミュニケーションを豊かにし、より多くのユーザーの課題を解決できる会社になっていきたいと思います。「ユーザーサプライズファースト」の精神を胸に、ぜひ自分たちもワクワクする航海をしていければと思っています。
取締役 多留 幸祐
東証一部への市場変更ということで、見た目上、会社としての信頼や信用、そして格が少しあがったかもしれませんが、業績や、働く環境(価値のあるものを生み出せる環境やモチベーション)などの中身を伴わないと何の安心にもなりませんし、会社として長期的な幸せにつながるわけでもありません。
これから新しい仲間になる方々や社員のみなさんが長期的にモチベーション高く、そして幸せを感じながら働けるように、社会にとって大きな価値のあるプロダクト、大きな手ごたえを感じられるプロダクトの創出と運営、体制作りに尽力していきたいと思います。
今回の上場は企業として、これまでよりも高い目標をもって、より成長させていくんだという意志表明をした、というふうに思ってます。世の中のより多くの人たちにとって価値のあるサービスを世に送り出すために尽力していくことは変わらないが、より気を引き締めて、企業としての成長に貢献できるようにがんばっていきたいと思います。
最後にはなりますが、本件でがんばってくれたバックオフィスの人たちや、働き方の見直しに協力をしてくれた社員の人たちには慰労を申し上げたいです。
取締役CFO 大澤 弘之
株式会社ミクシィは、2020年6月23日、東京証券取引所市場第一部に市場変更いたしました。ここに、謹んでご報告申し上げますとともに、お客様、お取引先様、株主の皆様、およびすべての皆様方のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
市場変更については、過去にも担当者として準備を進めていましたが、当時の事業展開等を踏まえそのタイミングではやりきることができませんでした。今回新しい経営体制において、優秀な仲間たちと再度チャレンジさせていただき、完遂することができました!今回のプロジェクトに様々な形で関わっていただいた方々はもちろん、しっかりと事業を成長させてくれている当社グループに関わるすべての方に感謝しております。
2019年は、5件のM&Aを進めながら市場変更のプロジェクトを並走し、事業スピードとガバナンスを両立させることができました。エンターテインメントを取り巻く環境が大きく変化している今、これまで以上に高い次元でスピードとガバナンスを両立し、事業を推進していくことが、ミクシィグループの成長にもつながると考えております。私個人としてもこの大きな変化のタイミングにワクワクしており、成長につながる役割を担っていきたいと考えています。
取締役 奥田 匡彦
当社は、本日東京証券取引所一部市場の変更基準を満たし、市場変更の運びとなりました。ここに謹んでご報告申し上げますとともに、ステークホルダーの皆様方のご支援に、心より御礼を申し上げます。
過去にも何度か検討を重ねていたのを見てきましたので、今回の市場変更に関しては、ここで完遂しなければという強い思いがありました。数年に渡り、社内のプロジェクトメンバーが様々な準備を進めてくれた結果でもありますので、感謝申し上げます。
これからも東証一部に相応しいグループガバナンスに向き合い続けたいと思いますので、引き続きご協力いただきながら実現させていきます。現時点において、既に社会が大きく変化を求められる中での市場変更をポジティブに捉え、より大きなチャレンジができる環境を楽しんでいただけると思います。今後は、社会的意義としてもより高いレベルでの連続成長が求められると考えています。また、社会的な責任が大きくなるということは、同時にそのような責任を担える機会も増えていくと思います。
これに対して、よりさらに一回り大きな看板を掲げられるように、自身としても収益の柱を立てる側に貢献できるよう新たな取り組みを推進できればと考えています。改めて事業部門のメンバーや、新しい仲間となってくれる方と相談などをさせていただきながら、一緒にに取り組んでいけたらうれしく思います。
取締役CTO 村瀬 龍馬
東証一部への市場変更については、会社の健全性、ガバナンス強化が認められたということでもあるので、この先も生産性を落とさず攻めと守りの両取りをする組織にしていきたく思います。このプロジェクトの担当になった方々、全社を更に良くしていくということに協力し続けてくださっている社員に感謝しております。
この変化が激しい時代に更にアップデートでき、成長できるということはとても幸せなことです。良い未来を掲げても実現できる部隊を作らなければ全く意味がないので、より優秀な部隊を作り、会社にとって必要なことを徹底的に実現していきます。社員には1人1人が更に変化できるよう、色んなものに気づいていけるよう、楽しくなるよう私も仲間として行動していきます。更に大きく伸ばせて変化が激しく楽しい時期なので、社員やこれから仲間になる方と一緒に楽しんで実現していけたらと思います。自分達が本当に集中するべきことに注力できるよう、自動化や効率化の徹底と、組織力の強化を更にやっていけたらと思っていますので、更に誇れる会社に一緒に目指していきましょう。
最後に、テクノロジーやアートの力で、更にユーザさんに、弊社に関わる全ての人達に良い驚きを届けていけたらと感じています。
取締役会長 笠原 健治
モンストをはじめ、コトダマン、netkeiba、チャリ・ロト、千葉ジェッツ、mixi、minimo、mocri、Find Job!、KARASTA、みてねなどミクシィ・グループの各事業、世の中のお役に立てるよう頑張っています。これからも、世の中を変える、喜んでいただける、あっと驚く、魅力的なサービスを生み出していきます。是非ご期待ください!!
最後に
木村と笠原の言葉をお借りして。「これからもエンタメを通して、テクノロジーの力で世界のユーザーのコミュニケーションを豊かにし、より多くのユーザーの課題を解決できる会社へ」「世の中を変える、喜んでいただける、あっと驚く、魅力的なサービスを生み出していく」とこちらを実現し、今後とも皆様のご期待に添えますよう社員一同尽力いたしますので、 一層のご支援のほどよろしくお願い申し上げます。