世界に広げるユーザーサプライズファースト。MIXIで実現する自分らしいキャリア

2025.05.30
上島 あや菜
大学で社会学や公共政策などを学ぶ傍ら、IT系のコンサルティング会社でインターンシップを経験。内定者アルバイトを経て、2025年4月MIXIに入社。現在、デジタルエンターテインメントオペレーションズ本部 事業戦略部 マーケティング戦略グループ 戦略1チームで、ひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」のCMやSNSの調査分析に携わっている。
魚住 光史
大学時代に小学生向けのオンライン塾を起業、運営。大学院では天文学を学び、2025年4月MIXIに入社。現在は、ソーシャルベッティング事業本部 TIPSTAR事業部 プロダクト戦略グループ 開発チームに所属し、共遊型スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」の開発に携わっている。
川人 海遊
大学で経済学や国際ビジネスを学ぶ傍ら、渡米しサイバーセキュリティのスタートアップでインターンシップに臨み、事業開発に関わる。2025年4月MIXIに入社。現在、コーポレートデベロップメント本部 投資事業部 海外投資グループで活動中。

 

2025年4月に新卒入社したばかりのデジタルエンターテインメントオペレーションズ本部の上島 あや菜、TIPSTAR事業部の魚住 光史、投資事業部の川人 海遊。ビジネスプランナー職の3人はどんな学生生活を経てMIXIに出会ったのか、そして入社を決めた理由やこれから挑戦したいことは──。それぞれに想いを語ります。

学びと挑戦の先に広がる未来。インターンシップ・起業経験から得たものとは

いずれもMIXIに新卒で入社したばかりの3人。学生時代を振り返り、上島と川人は長期のインターンシップに力を注いできたと語ります。

上島:3年半にわたって、IT系のコンサルティング会社でインターンシップを経験しました。コロナ禍だったため基本的にオンラインでの活動でしたが、IT企業からのご依頼に対して提案していくプロセスに関与するなど、貴重な経験を積むことができました。中でも印象に残っているのは、実際にInstagramのARエフェクト機能を使って衣服の試着を可能にし、オンライン購入につなげるサービスの開発に携わったことです。

この経験を通じて、「できないと思っていたことも、チャレンジすることで道は開ける」ということに気づいたんです。もともとエンジニアリングの経験がなかった私ですが、周りの人たちに教えてもらい、少しずつ自分でも調べながら開発に取り組んでいき、最終的には実装することができました。挑戦してみると、意外にできることってたくさんあって、さらに自分の可能性を広げることができるんだと実感しました。

川人:私もいくつかの中長期のインターンシップに臨み、最後の1年半はアメリカのサイバーセキュリティのスタートアップで事業開発に関わっていました。最近では「グローバルな人材になれ」とよく耳にしますが、「グローバルとは何なのか」を自分の目で確かめたくて、世界のビジネスの中心地に行ってみようと思ったんです。

不正行為を防ぐツールをアメリカから日本以外の国々に向けて販売するのですが、はじめはコネクションがまったくなくて、営業活動に苦労しました。メールをたくさん送っても、全然返信が来ないんです。それでも「自分にできることは何か」と知恵を絞って日本人コミュニティに声をかけたり、ネットワーキングイベントに積極的に参加したりして、営業先や代理店パートナーを見つけていきました。課題を解決するためには自分にできることを細分化し、一つひとつ着実に進めることでゴールに近づける、ということを学びました。

それに、英語が得意だったわけではなくて、周りの人たちが何を言っているのか、渡航当初はまったく理解できなかったんです(笑)。でも、英語が話せないと相手にしてもらえないので、とにかく現場に飛び込んでいって、なんとかコミュニケーション力を身につけてきました。特別机に向かって勉強したというより、行動あるのみでした。

かつて起業に挑戦した魚住は、大きな学びへとつながる出来事がありました。

魚住:大学院では天文学を研究していたのですが、もっとも印象深いことと言えば大学時代の起業経験です。ビジネススクールで組織づくりなどを学んだ後、教育に関心のある学生たちと共に小学生向けのオンライン塾を運営しました。しかし、残念ながら1年でクローズすることになり、その際、親御さんに直接説明と謝罪をしなければならなかったことが、非常につらく、大変な時期でした。

この経験を通じて、あらためて「責任」という言葉の重さを実感しました。一人ひとりのお客さまの想いや、一つひとつの仕事の大切さを深く理解し、その責任を全うすることの重要性を痛感した出来事でした。

社員が互いに尊敬し合っている会社。「この人たちのもとで学びたい」と入社へ

それぞれ異なる軸で企業を見てきた川人と魚住。だが最後のひと押しとなったのは、「一緒に働く人への確かな信頼感」でした。

川人:できればエンターテインメント業界の事業会社がいいなと思って探していた中、人材エージェントの方から紹介されたのがMIXIだったんです。世界を視野に入れ、人間の根本的な課題を解決しようとする会社のビジョンに心を動かされました。 人種などにかかわらず、世界のさまざまな人の幸せにつながるようなことができるんじゃないかとわくわくしましたね。

私は面接の際、その企業で働く人のことも知りたいと思い、上司や同僚、部下の方々のお話も聞いていたのですが、MIXIの皆さんはニコニコしながら一緒に働く人のことを楽しそうに話されていて、温かい雰囲気の会社だなと。人事の方や現場の人たち、上層部の皆さんが互いに尊敬し合っているのがよく伝わってきて、この人たちのもとでいろんなことを学びたいと思いました。

魚住は、就職先を選ぶ際に重視していたことをこのように語ります。

魚住:理系の大学院出身ということで、ものづくりができる事業会社をめざしていました。中でもIT系の会社で企画職やマーケティング職に携わり、日常に「ワクワクする場所」を届け、エンタメ要素を増やしていけたらなと。スタートアップからメガベンチャーまで検討し、ビジネスコミュニティで紹介された企業のインターンにも参加しました。

いかに手触り感を持って事業に携われるかと、どれだけユーザーに目を向けている会社か、この二つを意識して就職先を探していたところ、あるビジネスコンテストでMIXIと出会いました。「MIXIの人たちって本当に事業を手がけるのが好きなんだな」と感じ、また、お客さまのことを考えぬくことが当たり前になっていると思ったんです。私自身、起業した時もお客さまがすべてだと思っていたので、そこにとても共感しました。

そして、最終的な入社の決め手となったのは、「人」でした。人事の方が親身に、何度も相談に乗ってくれたことに感激して。面接では学生時代に大切にしていたこととして「学生であること」と答えていたんですが、研究、部活動、海外旅行などその時しかできないことを全力でやる姿勢を高く評価してくれたことも嬉しかったです。

上島も、「自身がどこまで成長できる環境か」を吟味した上で、同じ想いにたどり着いたと語ります。

上島:社会学や公共政策を専攻していたので、国家公務員やコンサルティング会社も検討しましたが、最終的にはIT系の事業会社に絞りました。どの地域、業界にいてもITは需要がありますし、将来的にはITのサービスで都市と地方の情報格差、機会格差を埋めたいと考えていたからです。

大切にしていたのは会社としての安定性と、自分が成長できる環境かどうかというバランスです。大企業だと歯車の一つとして決められたことを淡々とこなすだけにならないか不安でしたし、逆にベンチャーだと自由度が大きい分、自分の成長につながるロールモデルが少ないのではないかと感じていました。その点、MIXIのようなメガベンチャーはそのバランスがしっかりとれていると感じました。大学の先輩も「真面目さと遊び心がある会社だから、きっとあなたに合っているんじゃない」と言ってくれましたね。

一番心を打たれたのは、MIXIで働く方々の誠実さです。就職活動中の面接で、事業部の皆さんがまるで人生相談のように私の将来のキャリアについて真剣に話を聞いてくださって。「MIXIでの経験は、将来どこにいても必ず活きる」と言っていただいたことで自分のキャリアパスが明確になり、とても心強く感じました。一人の人間として私に向き合ってくれた皆さんと一緒に働ける場所で、ぜひ働きたいと思った瞬間でした。

MIXIが想定するユーザーは「世界中の人々」。根本的な課題解決と幸せを求める姿勢に共感

何より3人が強く共感していると口をそろえるのが、MIXIの企業理念であるPMWV(※)です。

魚住:「『心もつながる』場と機会の創造。」という考え方が、一番好きですね。私自身が居場所や生きる意味を見いだしたいと日々考えている中で、ユーザーの心と心をつなぎ、居心地のよさを提供するMIXIの仕事にとても共感しているからです。

今、共遊型スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」に携わる中で、「ユーザーサプライズファースト」という言葉も意識しています。先日、この言葉をもっと深く理解しようと思い、プライベートで競輪場に足を運び、一人ひとりの観客を観察していました。その中で気づいたのは、「ユーザーをしっかりと理解した上で、どのタイミングでサプライズを届けるのかを肌で感じながら考えることが大切だ」ということです。

上島:私も、「ユーザーサプライズファースト」を心に刻んでいます。内定後にMIXIのひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」(以下、「モンスト」)のリアルイベントを見学した時、会場を埋め尽くすユーザーの方々がものすごく沸き立っていて。それだけ熱狂的な反応があるプロダクトなんだなとあらためて体感するきっかけになりましたし、私もそれ以上の感動を届けられる存在になりたいなと。ただユーザーに優しいだけじゃなく、きちんと利益を追求した上でそれをユーザーに還元し、長くサービスを続けていくことが大事だと思っています。

川人:私は、「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」と「『心もつながる』場と機会の創造。」に強く共感しています。MIXIがユーザーとして捉えているのは「人類」なんだと、ホームページを見て感動したのを覚えています。人類の根本的な課題解決をめざし、世界中の人々やそのコミュニティ全体の幸せを追い求めていることや、それをコミュニケーションという手段で実現しようとしていることが、温かい感じがしてすてきだなと思います。

それぞれに共感しているポイントを日々の仕事にどのように活かしていきたいか、考えを巡らせる3人。

魚住:まずは、自分自身がPMWVを体現できる人間になりたいです。目の前のチームメンバーとのコミュニケーションを大切にし、心がつながっている状況をつくらないと、ユーザーに対して実現することもできないと思うので。

そして、ユーザーに届ける価値についてどこまでも考えぬくなど、一つひとつの業務に真摯に向き合っていけたらと。たとえばアプリのリリースについても、どうしたらユーザーの目に留まりやすいのか、見ていただいた後はどう誘導したらよいのかなど、チーム内で積極的に意見を出していけたらと思っています。

上島:私が所属しているのは、「モンスト」のCMやSNS、イベントの効果を分析するマーケティング戦略グループです。マーケティング施策がアプリへの流入につながっているか、どれだけの人がCMや広告をきっかけに「モンスト」に興味を持ってくれたのか、好感度はどうか、などを分析しています。その中で「数字の裏にはどんなユーザー心理があるのか」を考え続け、ユーザーサプライズファーストを実現していきたいです。

また、数字は嘘をつきません。数字に誠実に向き合いながら、そこから何が見えるのかを冷静に分析し、プロダクトの未来にもきちんと向き合っていきたいです。

川人:投資事業部で働く一員として、投資を判断する際には対象会社の財務情報だけでなく、その会社がどんなコミュニケーションを生み出してくれるのか、人と人とのつながりで広がるようなサービスがあるかなどの視点を大切にしていきたいですね。MIXIとの共創でどんな価値が生まれるのかを、見極めていけたらと思っています。

▲※PMWV……MIXIの企業理念。PURPOSE「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」MISSION「『心もつながる』場と機会の創造。」MIXI WAY「ユーザーサプライズファースト」VALUES「発明・夢中・誠実」

キャリアの幅を広げていきたい。そのためにも、巡ってくるチャンスは逃さない

フレッシュな3人が、これからMIXIでチャレンジしたいことを力強く語ります。

上島:マーケターとしてキャリアをスタートさせましたが、将来的には企画にも携わってみたいです。MIXIでの内定者アルバイト時代、さまざまな企画に関わらせていただく中で「マーケティングの視点から見ると、プロダクトはどう映るのだろう?」ということに興味を持ちました。そして今では、「企画側は何を伝えたいのだろう?」と考えるようになりました。社内で活躍する皆さんは多様な経験を積まれている方が多いので、私も両方のスキルを活かせるような人材になりたいと思っています。

今後、キャリアの幅を広げるためにも、巡ってくるチャンスは逃したくありません。もしも「誰か、この案件をやりませんか」という声があれば、積極的に手を挙げていきたいです。

川人:投資家の視点を学んだ上で、投資側だからこそ得られる情報やネットワークを活かし、投資先の成長を後押ししていければと思っています。人と人とがつながることで、その化学反応から新たな発見や価値創出につなげるような役割も果たしていけたら嬉しいですね。

魚住:私は以前、ラスベガスを訪れた際に、その場にいる方々が大人のたしなみとしてカジノを楽しんでいる姿を見て、日本におけるベッティングのイメージを「かっこいい遊び」に変える仕組みをつくれないかと思ったんです。なので、MIXIでは今の部署で働きたいと思っていました。

将来的には、飲みに行ったりカラオケやビリヤードに行ったりするのと同じように、ベッティングが健全な遊びの一つとして日常に溶け込むような新しいかたちを届けられたらと思っています。

3人は将来を見据え、自らの「ありたい姿」について話します。

魚住:「今」を大切にしながら全力で取り組む姿勢は、これからも持ち続けていたいです。これまでを振り返っても、そういう想いを貫いたからこそMIXIにたどり着き、天文学からビジネス職に挑戦する道を切り開くことができました。これからも、自分がワクワクすることに挑戦し続けたいですし、そのためのインプットも怠らないようにしないと。私に関わってくれた人たちにたくさんの選択肢を届け、笑顔になってもらえるような存在になれたらと思い描いています。

上島:私は、「モンスト」や子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」のように、長年愛されるようなサービスを生み出したいです。業界内の競争が激しい中、ヒットし続けるサービスを生み出せる理由を学んだ上で、将来的には自分自身も多くの方々に支持されるサービスを手がけられる人材になれたらと思っています。

川人:アメリカに留学していた時、街を走る車のほとんどが日本車、プロジェクターも多くが日本製で「日本のものがいまだに世界で評価されているんだ」と感動したんです。それは、過去の日本人たちが本気で頑張ってきた証しなんですよね。だから今度は自分たちの世代の力で、日本発のサービスを世界に広げていきたいなと。将来、「MIXIって言えばコミュニケーションの日本企業でしょ」と海外の人に認知されるように、私のキャリアを通じて貢献していきたいです。

※ 記載内容は2025年5月時点のものです

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