2年目のオンライン内定式で変えた3つのこと、変わらない1つのこと

2年目のオンライン内定式で変えた3つのこと、変わらない1つのこと

本日10月1日、2022年新卒入社予定者の内定式を執り行いました。
今年もオンラインにて開催し、エンジニア職13名、デザイナー職5名、ビジネスプランナー職4名の内定者が参加しました。

2年目のオンライン開催でもあるため、今年は細かな部分をアップデートし、より「一体感」を意識した式として実施したので、そのポイントを交えながら紹介していきます。

 

▼タイムスケジュール

 

内定式の様子

まずは、オープニングムービーから。

社内限定で公開されているコンセプトムービーをお披露目。“ミクシィグループの一員”であることを意識してもらいながら、内定式は幕を開けました。

 

変わったこと #01
お揃いのzoom背景で一体感を演出

同じ場所に集うことが難しいため、この回のために制作したイメージを運営・参加者ともに背景に設定し、“同じ場に参加している”一体感を演出しました

 

▼内定式配信の様子。時世により、運営メンバー・参列者ともに個室から参加しました

開式の言葉に続いて、代表取締役の木村から挨拶へ。

 

代表取締役 木村 弘毅

まずはじめに当社を選んでもらえたことに感謝しています。今日お伝えしたいのは、「文明」と「文化」の違いについてです。
「文明」は、人類が便利になっていくためのテクノロジーや制度設計など。「文化」は、英語で言えば“カルチャー”であり、ゲームやアート、教育やソーシャルネットワークやスポーツなどのことで、似ているようで結構違う…。
ミクシィが追求しているのは「文化」をいかに進歩させられるかということ。AIや様々なテクノロジー、つまり文明が進歩しているだけだと、人生は豊かにならない。文化を進歩させる役割を誰かが担わないといけない。テクノロジーという文明を使って文化までを豊かにすることが、我々ミクシィの務めであると考えています。

そして、文化形成をしていく過程で必要なものがコミュニケーションです。
例えば、「釣り」も一人ではじめただけだと文化にはならない。多くの人が「釣り」をしはじめて、「これって釣りだよね」と言葉が定義され、それが共有されて、はじめて文化として形成されます。スポーツもゲームも同じですね。だからこそ、文化を作っていくためには、コミュニケーションの場と機会を提供することが不可欠だと考えています。

では、私たちが文明を使ってどう文化を発展させていきたいのか、スライドをお見せしながら紹介します。

私たちが今取り組んでいる競輪は、従来男性の高齢者がユーザーの中心でした。でも「自転車競技」の魅力は強く、やり方を変えればもっと多くの人に「文化」として波及していくのではないか? そう信じて取り組みを続けています。演出周りをよりエンターテインメントなものにしたり、車載カメラやAIカメラによるテクノロジーを使った配信など、多くの人に楽しんでもらえる工夫も欠かしません。

テクノロジーを中核にしながら、『TIPSTAR』『モンスターストライク』『家族アルバム みてね』などと様々なカルチャーを生み出すサービスを届けていく、それがミクシィグループです。これからは、皆さんと一緒にコミュニケーションの場と機会を作り出し、より面白いカルチャーを作っていければと思うので、よろしくお願いします。

 

変わったこと #02
ビジョンも共有できるスピーチに
今年は、代表取締役からの挨拶に加えて、会社が今後どうしていこうとしているのか、どのようなビジョンを持っているのか、といった内容を交えてスピーチを行い、内定者の皆さんにとって、よリミクシィグループのビジョンが実感してもらいやすい内容に変更しました

 

続いて、エンジニア職の内定者の皆さんからの挨拶へ。
以下では一部を抜粋して紹介します。

 

内定者(エンジニア職)の自己紹介

「なるべく早くコードレビューされる側でなく、する側になれるよう頑張っていきたいです。ゆくゆくは女性エンジニアが増えていくような活動にもとりくんでいきたいと思っています」

「理念に共感して入社を決めたので、入社後は〈世の中のためになる〉ことのためにエンジニアとして何でもしたいと思っています!」

「入社後は、まだ触れたことのない領域にも果敢に挑戦していきたいです」

「世界レベルのゲームクリエイターになっていきたいので、皆さんご協力お願いします!」

 

変わったこと #03
より“対話”を意識した自己紹介
役員陣の挨拶→内定者からの挨拶、とひとまとめに行うのではなく、役員→内定者→役員→内定者、と交互に挨拶を重ねることで、お互いの言葉を拾ったりリアクションしやすいつくりにしました

 

 

 取締役CTO 村瀬 龍馬

いち早く活躍するために、人の行動をよく見たり、先輩の仕事を奪ったりしながら、成長していってほしいなと思います。皆さんは技術者です。流行り廃りが早い時代であり、影響を受ける業界でもあるので、常にアップデートを続けていかないといけません。新しいものを身に付け、古いものをリプレイスしながら、全てを底上げして前に進んでいってもらえればと思います。たくさん活躍して、いいシーンを皆で見ていけたらと思うので、よろしくお願いします!

 

内定者(デザイナー職)の自己紹介

「ユーザーのことを第一に考えながらプロダクトを作る、来年からは自分も作る側として働けることに喜びを感じています!精一杯がんばりますので、よろしくお願いします」

「一日でも早く早くクリエイティブで事業に貢献できるよう頑張っていきたいと思います」

「自分が生み出したデザインがコミュニケーションを生み出す、といった経験をもとにデザイナーを目指してきました!サービスの魅力を最大限に引き出せるよう、努力していきたいと思います」

「“一緒に働きたい”と思ってもらえるようなデザイナーを目指していきたいと思います!」」

「身近な人とワイワイできるサービスを生み出していきたいです」

 

デザイン本部 本部長 横山 義之

かつて、デザインはデザイナーのものだった時代がありましたが、現代はみんなでデザインをする時代です。

内定者のみなさんにお願いしたいのは、ミクシィではあらゆる職能の強みをもった人が集まり、みんなでプロダクトを、サービスを、事業を一緒にデザインしていきます。職能に閉じることなく、誰もがデザインを語って欲しいと思います。デザイン職のみなさんにお願いしたいのは、周りで一緒に働く仲間が感じるデザインの小さな違和感の、その本質をしっかりキャッチしてデザインに反映させる力と、デザインを説明できる言語力を身につけて欲しいと思います。もちろんデザイン力を高めることはいわずもがなです。

ミクシィは、人や社会のコミュニケーションをより豊かにする事業をデザインしていくことで、広く社会に貢献していく、価値を還元していく会社です。ミクシィの事業に込める提供したい想いやユーザーサプライズファーストと、人や社会の声をどっちも上手に拾いながら、そのどちらをも同時に満たすようなデザインを、これから一緒にみなさんと出来ることをとても楽しみにしています。

 

内定者(ビジネス・プランナー職)の自己紹介

「研究者の知見をプロダクトに活用して、グローバルも見据えながら事業に貢献していきたいと思います」

「入社の決め手はミクシィのミッションへの“圧倒的共感”でした。テクノロジーを使いながらもサービスの精神的価値の最大化をはかっていきたい、世界を変えていきたいです!」

「将来的には皆さんと一緒に新たな事業を作っていきたいと考えているので、ぜひよろしくお願いします」

 

執行役員 人事本部長 柳本 修平

文化をつくるということは、“新しい当たり前”を作ることなのだと思います。“新しい当たり前”というのは、コミュニケーションを通じて、人と人の関係の中で作られていくものです。既に皆さんそれぞれの言葉でコミュニケーションの価値やあり方について語ってくれているので、すごく頼もしく思います。

新しい“当たり前”といえば、こうしたオンライン中心の開催って数年前だと中々難しかったですよね。でも、今こうして実現できている。時代によって変わっていくコミュニケーションの形を作っていくために、若い世代のみなさんの活躍を期待しています。

 

双方の挨拶を終えたところで、「最後にひと言伝えたい!」と急遽木村からのコメントがありました。その内容は、時代やトレンドが変わっていく中でも、変わらない“ミクシィの価値観”にまつわるものでした。

 

変わらない、一つのこと

ユーザーのことを第一に、と言ってくれた内定者の方もいましたが、私達が大事にしているのは、ユーザーではありません。“ユーザーサプライズファースト“、つまりユーザーの驚きを第一に考えているのです。

時にお客さんから怒られるかもしれないけど、驚いてもらえるような“余計なお世話”をしていく。それが「ユーザーサプライズファースト」だと思います。私たちはユーザーの方々にとって、おせっかいを焼いていく。どの職種でも、そういう役割なんだと思ってもらえればと思います。ユーザーインタビューで得られる生の声を聞く上でも、お客さんが未来の答えを教えてくれるということはない。その裏にあるニーズまで汲み取って、驚きのあるものを一緒に届けていかないといけないと思っています。

 

 

最後に集合写真を撮影し、内定式は幕を閉じました。

 

内定証書への寄せ書き

オンラインでの開催のため、内定証書は各々に郵送するかたちで渡されました。直接手渡す時のようにコメントしたい、そうした思いから内定者に人事担当や面接官などゆかりのあるメンバーからコメントもサプライズで添えました。その一部を抜粋して紹介します。

内定おめでとうございます!
振返ってみたら、最初の面接から最終面接までとても早く進みましたね!
今は、研究で忙しいと思いますが、研究も良い経験なので、学生時代に悔いを残さない様、最後までやり切ってくださいね。これまでの経験とこれからの経験を合わせて、自分の想い描く将来像に向けて、1歩ずつ進んでいってください。そのためのサポートをするのが、僕たち人事の仕事なので、気軽に相談してくださいね。
まずは、来年4月1日に元気に入社してくれることを楽しみにしています!
人事より)

いよいよ内定式ですね。
プロダクト開発の能力と、自分で作ったサービスへの思いを伺って、ぜひ一緒に働きたいなと思っていました。残り半年間の学生生活、今のうちにできることをしっかり楽しんでください!
そして、4月からぜひ一緒にいいサービスづくりをしていきましょうー!
(先輩社員より)

 

最後に

今年も無事、内定式を執り行うことができました。

オンラインでの開催のため、直接顔を合わせることは叶いませんでしたが、少しでもミクシィグループのカルチャーやビジョンを共有できていると嬉しいです。内定式に参加された皆さんが入社後、すくすくと成長し、活躍してくださることを心から楽しみにしています。

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