ミクシィグループが求める人材は? ~新卒採用における会社の本音~

ミクシィグループが求める人材は? ~新卒採用における会社の本音~

新卒採用において、学生は就職活動・企業は採用活動がそれぞれ活発になっている時期かと思います。ミクシィグループも、絶賛新卒採用活動中です。
※応募要項はコチラ

本記事ではミクシィグループの新卒採用における考え方、人事のスタンスなどをご紹介したいと思います。

1.初めに
なぜ“新卒採用”について情報を公開するのか。それは、学生の採用活動が活発になるこの時期に少しでも就職活動のお役に立ちたいと心から思っているからです。そのためにも、ミクシィグループがどのように採用活動を行っているのか、などについてご紹介し、就職先を検討する際の参考にしていただきたいと考えています。

2.ミクシィグループの採用方針について
ミクシィグループのコーポレートミッションは「新しい文化を創る」です。

創業から20年が経ち、SNS、ゲーム、エンタメ、マッチング、転職など多岐にわたるサービス・事業をミクシィグループで手がけていますが、私たちはまだまだ挑戦者です。現状に満足することなく、より良いものづくりを目指していきます。

そのために「チャレンジする人には、チャンスがある」という採用メッセージを掲げています。挑戦をし続けるメンバーに、惜しむことなく会社は活躍できる場を設け、成長をサポートしていきたいという想いを込めています。そして、働く仲間と会社が強い意志や想いを持ち、何事にも主体的に取り組み、成功体験を積んでいくことが、日本に、世界に、新しい文化を創る一歩になると考えています。

では、具体的にどのようなマインドを持っている方が活躍しているのか。
それは、大きく3つです。

 

【困難な課題や新しいことにチャレンジする 】

例えば、2011年4月に新卒で入社し、現在新規事業にチャレンジしている女性マネージャー。ゲームのプロモーション戦略などを経験したのち、プロジェクトマネージャーとして抜擢されました。そこでは、サービスの戦略構築に加え、それまで経験したことのないマネジメントや、予算管理、人材採用など一つの事業の全てを自分で決めることにもチャレンジ。そして、現在も新規事業において責任者として活躍中です。

これまでにない未知数のコトにも臆せずにチャレンジしようとするマインドを持ったスタッフばかりが在籍しています。挑戦するという強い意志さえあれば、困難に立ち向かえると考えています。

 

【あらゆるものを他人事にせず、自分事として責任を持って取り組む 】

2016年に入社したデザイナーは、2017年にはプロデューサーとしてサービスの体験設計を自ら主導して行う立場に。職種はデザイナーでしたが、その領域にとどまることなく、チャレンジできる範囲を拡大しています。

可能性を広げるために、担当範囲だけにとどまらず、何事にも主体性を持って、自分事として仕事に関わる姿勢を大事にしています。

 

【ユーザーへの価値提供を最も重要とする】

2012年4月に入社し、現在事業部のマネージャーを務めるプランナーは、ミクシィグループで活躍できる人を「ユーザーのために、自分たちのために、やるべきことをフルコミットできる人」と断言しています。

私たちミクシィグループが提供する全てのサービスは、ユーザーを最優先して設計されています。そのため、サービスユーザーが心地よく利用できるか、驚くように楽しませることができるか、そのような設計思想でサービス開発に取り組めるかを重要視しています。

 

3.人事部のスタンス
ミクシィグループの新卒担当のスタンスは、学生が望むキャリアをミクシィグループで実現してもらうために全身全霊でサポートするというスタンスです。

当たり前の認識かもしれませんが、就職活動は学生のみなさんにとってファーストキャリアを決定するもので、人生においても1、2を争うほどの大事なライフタイムイベントです。そのため、丁寧にサポートしていく。わかりやすくお伝えするなら、選考終了まで学生と人事が二人三脚で歩んでいくイメージが近しいかもしれません。

具体的なサポート内容を紹介します。

人事面接後、面接で気づいた内容を学生にフィードバック。次回の選考に進む際に「○○について改善しましょう」「過去の経験を説明する場合に、○○と△△のエピソードの順番を変更して、伝えやすくしましょう」と具体的な改善アドバイスを行います。ただし、選考を突破するための解答を用意するのではなく、あくまで学生が自ら考えていけるようなヒントをアドバイスします。

実際の面接ではどうでしょうか。

面接にてエンジニア、デザイナー、総合職、各職種とも共通して重要視している点は、ミクシィグループの考える理念にマッチする人材かどうかという視点。その上で、「これまでの経験」「ミクシィグループで実現したいこと」「社会人としてどのようなキャリアを歩んでいきたいか」という大きく3点を聞いていきます。特に「これから社会人として働く中でどのような自己実現を果たしたいのか」という点については、学生各々がどのような想いを持っているのか一番理解できる部分のため、比重が大きいとのこと。しっかり整理してから面接に臨んだほうがよさそうです。

では具体的に職種ごとに求める人物像をみてみましょう。

目的意識を持ってアクションしていたか ~エンジニア編~


━━━━エンジニアに求める人物像があれば教えてください。
酒井 開発職において求められるのは、「ユーザー志向をとことん考え抜けられるか」ですね。私たちミクシィグループの事業はたくさんのユーザーにサービスを届ける会社です。そのためユーザーによりよいと思ってもらうサービスを作るために「技術力を高める」、「自己成長を実現する」といったモノ作りの志向性が求められます。

━━━━技術追及志向においてもサービス志向をお持ちの方が向いているようですね。

酒井 そうですね。またコーポレートミッションに「新しい文化を創る」があります。決まったモノを作るのではなく、文化そのものを構築していく壮大なミッションにチャレンジしているわけですから、エンジニアが開発だけに没頭するのではなく、エンジニアの視点も織り交ぜつつ、時には職種の垣根を越えてチーム一丸とならなければいけない場面も多々想定されます。

━━━━確かに開発だけに固執してしまっては、難しそうですね。ちなみに学生時代の経験やスキルで必要なものはありますか。

酒井 インターンや研究開発などの経験を必ず求めているわけではありません。それよりも、目的を達成するために選択した手段や、行動を見ています。例えば、ある開発をスタートする際に、「React.js」「Python」「Go」など何でもいいのですが、ある技術を採用するとしましょう。そこで「なんとなくある技術を選定した」のではなく、目的と意志を持ってほしいと思います。「トレンドの技術だから、コミュニティが活発で解決方法も豊富なため、スピーディーに開発を進められる」「○○の点で拡張性、保守性が優れているため採用した」など、理由は何でも構いませんが、何を達成したかったのか、意図を持って取り組んだ経験を知りたいと思っています。今回は開発経験にフォーカスをあてて紹介しましたが、研究においても同じことが言えますね。

世の中にどんな価値を届けたいと思っていますか。 ~デザイナー編~

━━━━ミクシィグループでは様々なデザイナーが活躍していると思います。
太田 そうですね。SNS、エンタメ、マッチングなどサービスの領域が広いため、Web、UI/UX、グラフィック、キャラクター、3D、動画、プロダクトと、デザイナーと総称されますが、業務領域は幅広いですね。もちろん全てを1名のデザイナーが担当するわけではありませんが。

━━━━どの領域のデザイナーを希望できるのでしょうか。

太田 どの領域のデザインも希望することができます。希望ごとに選考を明確に分けているわけではないのですが、UI/UXと、キャラクターを志望の学生が多いですね。

━━━━どのような人物を求めていますか。

太田 どんな価値を世の中に提供するか、そのためにどのような表現をしていくか考えていける方ですね。端的に言うと表現で様々な課題を解決していきたいと考えている方。逆にただ表現のみを極めたいと考えている方にとっては合わないかもしれません。

━━━━あくまでクリエイティブを課題の解決ツールとして捉える方ですね。

太田 そうですね。「新しい文化を創る」というミッションがあるため、時にはアーティスティックな領域にチャレンジすることもあるかもしれませんが、その場合でも自分で課題を見つけ、課題を分析し、解決に導けるデザインを実現できるかといった点に着眼できる方を求めています。

将来、ミクシィグループをけん引する存在へ ~総合職編~


━━━━総合職に求める人物像を教えてください。

柴山 ミクシィグループの文化を創っていける方です。具体的には、事業やサービスの責任者としてけん引してくれる、志の高い方ですね。

━━━━もう少し詳しく教えてください。

柴山 仲間として一緒に働きたいと思える学生像に共通して言えるのは“利他的”な方が多いです。具体的には、自己の損失をかえりみずに他者の利益を図るような行動をとれるようなイメージです。これは、決して自分を犠牲にしてでも他者を優先してほしいというわけではなく、他人を想いやる・配慮する・気を配るなど自分だけではなく、他人のことも考えられる人材ですね。言語化が難しいですが、心地よいコミュニケーションをとれる方がイメージに近いです。

━━━━それはなぜでしょうか。

柴山 私たちが、ユーザーのためのサービスを創造していく会社だからです。そのためユーザー志向、特に利他的に考えられる方を求めています。また、売り上げや儲けなどはサービスによって価値を提供してからこそ得られるものだと考えています。よって、徹底的にユーザーのためのサービスを考えぬくことができそうな方とお会いしたいと思っています。

4.最後に
ミクシィグループの新卒採用についてご紹介させていただきました。本メディア「ミクシル」では、活躍している先輩方の記事を数回にわたりシリーズにて紹介していく予定です。

最後になりましたが、ミクシィグループへご関心をもっていただける場合は、採用サイトをご覧いただけますと嬉しいです。
※本記事はミクシィグループ人事部に監修の元、作成しております。また、ミクシィグループの新卒採用についてご紹介しております。選考フローや採用ノウハウについて、最適な採用を実現するため日々試行錯誤しながら改善しておりますため、実際の選考と異なるケースがありますことを予めご了承ください。

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