9社のインターン経験を経て、MIXI入社を選んだ「決め手」とは?エンジニア職・若松さんに聞いた

9社のインターン経験を経て、MIXI入社を選んだ「決め手」とは?エンジニア職・若松さんに聞いた

「MIXIなら、自分が取り組んでみたい“コミュニケーションのあり方”を正面から考えられると思えた」と話す若松さん。1ヶ月のインターンと3ヶ月の内定者アルバイトを経て、2023年4月、MIXIのエンジニアとして入社しました。

今回は「MIXIのインターンで手がけた業務」「最終的にMIXIを選んだ理由」について、エンジニア職の若松さんにお話を聞きました。

MIXIのプロダクトに対する姿勢に共感し、インターンに参加

━━若松さんは数多くのインターンを経験したそうですが、情報収集はどのようにしていましたか?

エンジニア向けの就職活動支援サービスが開催している「エンジニア1on1面談イベント」を活用しました。このイベントは、30分1タームで1日最大8社のエンジニアや人事と面談ができます。僕は2回参加し、計16社の企業の方とお話しさせていただきました。

━━かなり積極的にインターン探しをしていたんですね。

そうですね、インターンで自分のスキルを磨きたい、現場での実務経験を積みたいと思っていたので、興味のある企業にはどんどん話を聞いていきました。最終的には、MIXIをはじめ、9社のWeb系企業のインターンに参加しました。

━━MIXIのインターンに参加した理由は?

MIXIのプロダクトに対する向き合い方や姿勢に共感したところが大きかったです。

もともとMIXIは『モンスターストライク(以下、モンスト)』のイメージが強く、エンタメ系の会社として認知していましたが、人事の方から、その裏側にある“「心もつながる」場と機会の創造。”という企業ミッションと、“ユーザーサプライズファースト”といった考え方を聞いて興味を持ちました。実際の現場を見てみたいと思い、エントリーすることにしたんです。

自分が作った機能がリリースされ、喜びと成長を実感

━━MIXIのインターンではどのような業務を担当されましたか?

2022年6月の1ヶ月間参加し、競輪・オートレースのインターネット投票アプリ『TIPSTAR』の事業部で、大きく2つの業務に取り組みました。

1つ目は、『TIPSTAR』が利用している大規模サービス向けデータベース「Google Cloud Spanner」のスキーマ設計です。局所的な負荷を予防し、要件に沿ったデータ構造にするために、Spanner の独自概念である「インターリーブテーブル」などを意識しつつ、メンターの方と壁打ちしながら設計していきました。

2つ目は、『TIPSTAR』のランキングイベント機能の開発に参加させてもらいました。具体的には“一定期間、『TIPSTAR』で遊んだユーザーの中で、払戻金が大きかった上位100人をランキングとして表示し、報酬を配布する“という施策があり、その集計処理を開発しました。

それから、ユーザーのランキング参加設定機能も担当させてもらいました。実際にリリースされる機能で、期限も決まっていたのでチームメンバーの方々からたくさんレビューをいただき、パフォーマンスも考慮して開発を進めていき、なんとかインターン期間中に実装が完了。無事に本番リリースすることができました。

━━本番の機能開発にも携わったんですね。どうでしたか?

実際に世の中で使われている、大規模なサービスに自分が作った機能がそのままリリースされたので、最初に見たときは“嬉しい!”という感情がわっと湧き上がってきました。
あとは、技術的な成長が得られた喜びもありましたね。実際に「負荷を気にしなければならない環境」で機能実装できたので、それまでの個人開発とは全く別物でした。Go言語で開発していたのですが、Goの標準とされる書き方についても指摘をもらえて、“コードの可読性”も向上したと思います。MIXIのインターン後も、いろいろな企業のインターンに参加しましたが、実際にリリースする機能の根幹となる部分のタスクを任せてくれる会社はMIXIだけだったので、就職する前にすごく良い経験ができたと感じていました。

━━一緒に働く仲間についてはどのような印象を持ちましたか?

僕はインターン期間中は毎日出社をしていたのですが、何か困ったことがあったり、助けを求めたりしたときは、周りにいる方々がめちゃくちゃ助けてくれる印象を持ちました。“こうやったらいいんじゃない?”“こういう方法もあるよ”と、たくさんレビューしていただけたのもありがたかったです。それでいて、しっかり任せてくれる。そのバランスが絶妙だったなと思います。

あとは、みなさんすごく楽しそうに仕事をしていると思いました。仕事感なく働いていると言ったらいいのでしょうか。たとえば、業務終わりには毎日のようにメンターの山谷さん、マネージャーの津田さんたちと雑談をしていて、そこで競輪のルールやベッティングの勘所を教えてもらったりしていました。“居心地の良い空気感”を感じていましたね。

MIXIの企業理念と、自分の課題がリンクした

━━最終的にMIXIに入社を決めた理由は?

インターンを経験した後、内定者アルバイトも経験させてもらって、そこで「自分が仕事で大事にしていきたいもの」と「MIXIが目指しているもの」の重なりが見えたことが最終的な決め手になったと思います。もちろん、技術的に成長できる環境、責任ある仕事が任される会社だと感じられた点も大きかったですが、「自分が何をしたいか?」を明確にできたのは価値がありましたね。

━━若松さんが目指しているものとは?

僕は就職するにあたって、自分と身近な人が感じている課題に対してソリューションを提供できる会社に入りたいと考えていました。それが組織の課題解決だったり、お金の課題解決だったり……その観点でいうとMIXIの事業はエンタメ系のイメージが強いので、少し違っているようにも見えるけれど、僕の中では同じように捉えていて。

━━どういうことでしょう?

インターネットが普及して人々のコミュニケーションが変わる中で、新しい課題も生まれてきていると感じていて、MIXIがその課題解決に向き合ったプロダクトを生み出していくことは、社会的にも価値があるものだと感じていました。

僕自身の経験としても、MIXIのプロダクトで“コミュニケーションが変わった”場面がたくさんあるんです。たとえば中学生のとき『モンスト』のマルチプレイ機能で遊ぶようになって友人とのコミュニケーションの方法が大きく変わりましたし、『家族アルバム みてね』を使って、実家の犬用のアルバムを作ったら、家族とのやり取りがめちゃくちゃ増えたという体験もありました。

━━MIXIの企業理念と、若松さんのユーザーとしての体験がリンクしたんですね。

そうだと思います。あわせて、インターンや内定者アルバイトの期間中に、いろいろな方と1on1の時間を設けていただいて、いろいろな考え方を教えていただけたのも良かったです。多いときは1日に4回ぐらい。新卒で入った若手社員の方だったり、マネージャーだったり、事業部も役職もさまざまで。自分の仕事に対する思いを言語化するヒントがもらえました。

そして、“ユーザーサプライズファースト”、“「心もつながる」場と機会の創造。”というのは、会社が大事にしている考えというよりも、現場で働く一人ひとりの社員の方々が大事にしている考えなんだと実感できました。プロダクトに対する一貫した姿勢も腑に落ちて、一気に熱量が上がった感じでしたね。

MIXIなら、自分が取り組んでみたい“コミュニケーションのあり方”を正面から考えられる、この場所で仕事をしてみたいなと思ったんです。この先は、インターンや内定者アルバイトを通じて明確になった自分が大事にしたい思いやキャリアビジョンを実現するべく、思い切りプロダクトに向き合っていきたいです。

上長からのコメント

津田
津田
【上長・津田のコメント】
インターン当初から基本的なWebサービスの開発知識を有していた若松さんは、Google CloudやGo言語、TIPSTARのシステムアーキテクチャを素早く理解されました。開発タスクはいつも予定より早く完了しており、私やメンターの山谷さんをいつも驚かせていました。

しかし、それ以上に印象的なのは若松さんのプロダクト思考の強さです。彼はこのプロダクトが世の中にどういう影響を与えるのか、人々の生活にどう浸透するのかという問いを常に考えています。この思考姿勢が、業務のキャッチアップの早さやドメイン知識の深化につながっていると感じています。将来的にはプロダクト開発をリードできるエンジニアやそれ以上の立場になることを期待しています。若松さん自身がもっているキャリア形成は時が経つにつれ変化するかもしれませんが、こういったプロダクト思考の強さはどんな仕事でも武器になると信じています。

いかがでしたでしょうか。
若松さんが参加したMIXIインターンシップは、この夏も受付中です。
リアルな現場を体験したいエンジニア志望学生の方、ぜひ挑戦ください!

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