大手法律事務所からMIXIのインハウス弁護士へ。法務部の八坂さんは なんでMIXIに?#23

大手法律事務所からMIXIのインハウス弁護士へ。法務部の八坂さんは なんでMIXIに?#23

MIXI GROUPには、様々な経歴のメンバーが所属しています。それぞれの専門性やスキルを手に転職を決めた方々は、どのような経歴で、そしてなぜMIXI GROUPを選んだのでしょうか。

中途入社した方々に「転職を考えたきっかけ」「入社を決めた理由」「入社後に感じたこと」を聞く『なんでMIXIに?』。今回は大手法律事務所での経験を経て、現在はMIXIのインハウス弁護士として活躍する八坂さんに話を聞きました。

八坂 俊輔(やさか しゅんすけ)コンプライアンス本部 法務部
慶應義塾大学卒業の後、東京大学法科大学院修了を経て、司法試験に合格。国内大手法律事務所に入所。2023年11月、MIXIに入社。現在は、コンプライアンス本部 法務部に所属し、インハウス弁護士として、MIXIが展開する多様な事業に携わる。

大手弁護士事務所でキャリアを積み、MIXIへ

━━これまでのキャリアについて教えて下さい。

東京大学法科大学院を修了後に司法試験に合格し、2017年に弁護士としてキャリアをスタートしました。金融、キャピタル・マーケット、コーポレート、M&Aなどをはじめとした法律分野を得意とする、大手法律事務所の一つに入りました。その法律事務所には、約6年勤務して、2023年11月にMIXIのインハウス弁護士として転職しました。

━━MIXIに転職を決めた理由は何ですか?

転職理由は2つあって、1つは「もっとプレイヤーに近いところで働きたかった」からです。

法律事務所の弁護士として働いて感じたのは、自分はプレイヤーではなくて、プレーを支えるための存在なのだということです。クライアントが抱える課題に対して、選択肢を提案することはできるけれど、最終的な決断を行うのは、当然ですがクライアントなんです。どこまでいってもアドバイザーであり、プレイヤーになれない感覚がありました。

そんなことを漠然と思っていた中、証券会社に出向させていただく機会をいただいたのですが、この経験も大きかったです。ビジネスに一歩踏み込んで、クライアントである企業の内部でプロジェクトを動かしていくことに達成感とやりがいを覚えました。ビジネスを作り上げていくことに携われるのは面白いな、と肌で感じ、プレイヤーに近いところで働くことが自分に合っていると感じるようになったんです。

━━もう1つの理由は何ですか?

娘が生まれてから家族優先で働きたいと強く思うようになったことです。
当時1歳だった娘が1週間ほど入院することになったことがありました。入院中は、日中の限られた時間しか娘と会うことはできなかったので、何を優先してでも会いに行きたいと思う一方で、その時間に担当している案件やクライアントのことが気になってしまいました。

法律事務所の弁護士として、クライアントを最優先にするべきと考えて働いていました。しかし、家族のために時間を十分に割けない状況が、とても辛く感じたんです。今後弁護士としてのキャリアを進めていって同様の状況が再び訪れた場合、いよいよ家族を優先することが難しいかもしれないと思いました。娘の退院後、家族を優先に働きたいという気持ちが強まり、法律事務所での働き方が自分のキャリアと合わないのではないかと感じ、転職を考えるきっかけになりました。

MIXIだからこそのダイナミズムを体験したい

━━MIXIとの出会いについて教えて下さい。

転職先企業としての出会いは、登録していたエージェントからの紹介ですが、実は私は『モンスターストライク』(以下、『モンスト』)のユーザーで、大ファンだったんです。それこそ司法試験の受験勉強中は『モンスト』で息抜きをしていましたし、法律事務所で働いていた時代は、『モンスト』で遊ぶことがリラックス方法の一つになっていました。

家族アルバム みてね』も利用していましたし、面接を通じて『TIPSTAR』『チャリ・ロト』による公営競技事業、『千葉ジェッツ』『FC東京』等によるスポーツ事業、さらに投資案件やM&A案件の話を聞き、あらゆる領域に挑戦している点にとても興味を持ち、ここなら楽しそうな仕事ができそうだと感じました。

また、あらゆる事業に挑戦している以上、事業の撤退の判断をせざるを得ない場合もあると伺いました。それ自体は残念なことではあるのですが、事業が生まれてから終わるまでを法務としてサポートしなければならない時もあると。多様なビジネスやサービスに関わることができると同時に、そのビジネスやサービスの始まりから終わりまでを法務として見ることができる。これこそがMIXIだからこそ体験できるダイナミズムであり、最大の魅力だと思ったんです。

━━ダイナミズムですか。

そうですね。部長の渡辺さんからも、「事業領域が広いMIXIだから、色々な法務業務を体験できる」という話を聞いて、毎日がすごく刺激的で、飽きることが無いんだろうなとワクワクしました。

━━他にも志望企業はありましたか?

エージェントに薦められて受けた企業は他にもありましたが、すでに自分の生活に根付いているサービスを提供している企業はMIXIの他になく、面接を通じてMIXIへの志望度がどんどん高まっていきました。ですから、MIXIの選考が上手くいかなければいったん転職活動はストップして、海外留学をして、再度自分のキャリアを考えようと思っていました。

事業会社のインハウス弁護士としての「働き方」がフィットしている

━━入社してからの半年、どのような業務を担当していますか?

とても幅広い業務を担当させてもらっています。投資案件やM&A案件だけではなく、事業部から上がってきた複雑な案件に関しては、メンバーの一人として参加して法的な観点からの検討や、時にはMIXIの利益や外部からの見え方を考慮してどう対応すべきかという提案もしています。

━━複雑な案件とは?

たとえば、『家族アルバム みてね』のグローバル展開にあわせた個人情報等の対応、子会社における法的な問題の解決、経営会議などで話題になった案件の先行リサーチなど、MIXI GROUPの事業に関わるあらゆることです。

MIXIの事業はゲーム、スポーツ、ライフスタイル……と多岐に渡るので、その分、関わる法律も多くなっていきます。もちろん大変なこともありますが、そういう全てに関われることがMIXIの法務部で働く面白さなんだと実感していますね。

ビジネス周りのみならず、コーポレート機能の強化に関わる仕事も担当することがあります。直近では、この春から適用になった、MIXI GROUP共通の指針である「ビジネスコンダクトガイドライン」の制定のプロジェクトに参加し、その一環で贈賄防止ポリシーの作成等を担当しました。

それから、MIXI社員の働き方「マーブルワークスタイル」についても、いいなと思いました。

━━どういうことでしょう?

例えば、社員のみんなが周囲と業務を調整の上、適宜休憩をとっていてびっくりしました。勤務体制に関してもフレックスが導入されているので、プライベートの予定と調整しながら働くことができるのもすごく嬉しいですね。

当然ながら「有給休暇」も、場合によっては「ケア休暇」を取得することもできますし、そういった制度を上手く使いながら働くことが「普通のこと」として認められている。この風土が精神的な余裕を生むのだなと思います。MIXIで働き続けている方からしてみたら、当たり前の話なのかもしれませんが、制度が制度で終わらず現場で利用されているのだと感じたんです

━━そうだったんですね。

先日、すごく印象に残っている出来事があって、ある法務メンバーが体調を崩して入院することになってしまったんです。多くの業務を担当している方だったので、抜けた穴が大きかったのですが、その状況を受けてすぐに特別体制を組まれたんです。それによって、他部門に迷惑をかけることなくスムーズに対応することができました。緊急事態に法務部チームで対応することに、私はものすごく感動しました。

現場だけがなんとかするのではなく、部門のトップが組織編成をしていることに安心感を覚えました。誰かが抜けたときも組織としてしっかり動ける体制を常に思考しているんだな、と強く感じられたエピソードです。

目指すは「専門分野はMIXI GROUP」と言える弁護士

━━今後目指すキャリアについて教えて下さい。

「専門分野はどこですか?」と問われたら「MIXI GROUPに関わる全ての分野です」と迷わず言い切れる弁護士になりたいです。多少極端ではありますが、当グループに関わる全ての法律に精通していなければ、わざわざ社内に弁護士を雇う意味はないと思うからです。

もちろん外部の弁護士のアドバイスがなければ進まない場面もあると思いますが、何かプロジェクトが動き出そうとしたとき「まずは八坂に聞けば大丈夫」というところまでスキルアップしておく必要があると考えています。MIXIで経験を重ね、最終的に法律とビジネス両方の視点を持ち合わせた判断がスピード感をもってできるようになりたいですね。

そして弁護士として頼られる機会で得た知見を、勉強会等を通じて法務部の他メンバーにナレッジマネジメントすることで、法務部全体として成長し、法務部全体のプレゼンス向上につながっていくと考えています。最終的には、強い法務部を作りたいという気持ちが強くあります。

━━法務部が強くなることで、事業が加速していきますね。

おっしゃる通りです。僕自身もそうですが、法務部の現在の課題は、ビジネスに深く関わるアドバイスを行う能力がまだ不足していることだと考えています。ビジネスのプロセスやビジネスに伴うリスクを正確に把握・分析し、より効果的なアドバイスを提供できる能力を部門全体で向上させていく必要があると思っています。

今後もMIXIが新たな事業を生み出し続ける中で、法務部がリスクを察知することで、早期にストップをかけることできることもあるかもしれませんし、逆に法的に問題のないより積極的な展開を提案することも可能かもしれません。MIXIが最良の選択を行うためには、事業と一緒に並走し、加速させる「エンジン」のような機能が法務部に必要な機能だと思っています。

そして、MIXI、そしてMIXI GROUPはまさに次なる段階に進む真っ只中にあります。様々なプロジェクトが生まれ、時には消えていく中で、その流れに身を置くことで、法務でありながらも多角的な視点からプロジェクトを見ることができるのは、本当にエキサイティングですね。もっとビジネスに近い立場で、プレイヤーと協力して、刺激的な日々を過ごしたいと考えています。

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