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2018/03/08

ユーザーに近い開発が、僕を成長させてくれている。 ~新卒1年目の成長の軌跡~ #1

2017年4月にミクシィグループに入社して早1年。すっかり1人前の社会人として成長した新卒入社スタッフの成長の軌跡を、シリーズでお伝えしていきます。どんな苦悩を乗り越え、成長への一歩を踏み出したのか。リアルな“1年目”の声をお届けします。

一回目は、XFLAG スタジオ モンスト事業本部 CREチームに所属している田村。同部署では、「CRE」をチームに導入し、初めてだらけの挑戦だったそうです。

 

起業も考えた末に…

━━━━まずは、大学時代の専攻から。

学生時代は、情報理工学部に所属していまして、HPC、いわゆるスパコンの開発に携わっていました。天気予報などに使うような計算シミュレーターや、医療におけるたんぱく質の展開の様子を計算するなど大規模な計算を要する基盤の開発です。

━━━━現在と少し分野が異なりますね。

当時、市場ではクラウド事業が盛り上がってきていました。一方、計算パワーが高い基盤システムは大企業がやるような事業領域の研究分野では活躍していますが、一般市場においては、コストの問題もあり、将来のニーズが個人的に見えづらくなってきました。そのため、大学院への進学では異なる分野にいこうと。そこではユビキタスの分野、特にセンサーデータの解析を学んでいました。

━━━━トレンドの分野ですね。

例えばですが、食事とダイエットの関係で、お箸と咀嚼の回数を計測しどういう食べ方をしている人は太りにくいだろうか、という行動と事象の相関関係をデータによって導き出すようなイメージですね。その時にデータを活かした製品を作るため大学院の友人と起業を考えてもみたのですが、頓挫しちゃいましてね…。

━━━━理由は。

営業や経営管理の部分が大きいです。在庫を抱えるリスクもありましたし、資金面で苦しんだ思い出があります。

━━━━そして、なぜミクシィへ。

大学院時代の経験から「人間が動かないとデータはとれない。そして、データがたくさんある会社が面白いだろうな」と思ったからです。数社のWebサービスの会社にインターン先を検討する際に、ミクシィであれば、SNS「mixi」、世界市場で盛り上がっている「モンスターストライク(以下モンスト)」と大規模かつ様々なデータを保有している点に関心を強く持ちました。実際の就職活動で入りたいと思えた理由は、違和感なく働くイメージができたからです。

━━━━どういうことでしょうか。

インターンで参加した際に、先輩方との関係性を心地よく構築できたんですよ。すぐ隣に相談しやすいメンターさんがいらっしゃったのも安心できました。また、2015~2016年あたりに「ChatOps」などトレンドの技術を取り入れるなどの魅力的な環境づくりを、チームとして取り組んでいるのも入社の意思決定に繋がったと思います。

 

読みやすいコードが吉

━━━━実際に入社してどのような業務を担当されましたか。

CSチームに配属され、「CS管理ツールの改善」「ログ調査」「CRE(※1)のチームで使用するツールの開発」に携わってきました。
(※)Customer Reliability Engineeringの略で、Googleが提唱した役割の一つ。XFLAG スタジオのチームの役割についてはコチラ


━━━━具体的に教えてください。

「CS管理ツールの改善」はモンストのアップデートで機能追加などが実装された場合に、CSスタッフが利用する管理ツールも合わせて最新版にアップデートしています。「ログ調査」は、ユーザーさんからお問い合わせがあり、内容に沿ってログを辿り、バグの可能性がないかと調査するイメージです。もちろんバグが発見されたら改修もしくは、他部署へエスカレーションして改修を進めます。「CREのチームで使用するツール」については、私が所属しているチームで使用しているツールの開発です。例えば、朝会の司会者をSlackのbotが決めるツールや、ユーザーからのお問い合わせ数の増減でアラートを出すツールなど、より業務効率化につながるようなのものが多いですね。

━━━━何が大変でしたか。

ログ調査ですね。理由は、抽出したログデータをベースに対策が進んでいきますので、抽出データにミスが許されないプレッシャーがありました。また、入社するまでモンストのアイテムや機能などゲーム用語を完全には把握していなくて、お問い合わせ内容を理解するのに時間を要しました。正直何をどう調べていいのか見当がつかなかったのは苦い思い出です。

━━━━ユーザーはゲーム用語でお問い合わせしてきますよね。

自身がゲームをやりこむことで、業務で必要な知識を高速でインプットし、解消できましたね。入社当初はモンスト未経験でしたが、現在はモンストのランク206までやりこんでいます(苦笑)。

━━━━エンジニアとして成長できたと実感できる点は。

一番成長できたと実感できたのは、「読みやすいコード」ですね。大学時代や個人の趣味でやっているプログラミングでは、スピード重視で綺麗なコードへの意識はそんなになかったのですが、何十人ものスタッフが関わるツールを作るうちに、大きな意識の変化がありました。社内の先輩エンジニアが、私のコードをボコボコにレビューしてくれたおかげもあり、昔より綺麗なコードが書けるようになったと思います。最近はレビューでのコメントも少なくなりましたし(笑)。あともう一点成長できたと実感できるのは、アプリ側のコードにおいての理解です。直接コードを触ることは少ないですが、コードを読む機会が多く全体の理解につながっています。

━━━━ちなみにマインド面は。

成長というか、「周りを頼り、信頼する」にマインドチェンジできた点ですね。入社当初は周りに頼らないというスタンスで、自分で進めていく傾向があり、その結果誤った方向に進んでも気づけないという弊害がありました。具体的にいうと設計・実装において、その都度確認せずに進めていたんですね。それで実装後に「この設計おかしいよね」と指摘されまして。ロールバックに時間を要し、余計にコストがかかる結果となり、チームに迷惑をかけていました。先輩や上長に相談しながら進めると、結果的にスピーディーでコストダウンが実現できたので気づけましたね。

━━━━その気付きは大きいと思います。

「チームで成果をだす」へ意識が変わったのもよかったと思います。「自分の成果をだす」ために先輩に話しかけ時間をもらうことに、正直躊躇いがありましたが、CREチームとして結果を出していくとなると全員で対応したほうが良いと思えるようになりました。

━━━━素晴らしい成長ですね。最後に今後の課題と成長させていきたいスキルを。

CREのチームの命題は問い合わせを減らすのではなく、未然に防ぐことです。チームとして、「CRE」の認知度を高めていき、世の中でのプレゼンスを高めていきたいですね。というのも「CRE」の概念に大きな共感を持っていますし、素晴らしいことだと思いますので、世の中に「CRE」のトレンドを作り出していきたい。そのための対外的な発表は勢力的にやっていきたいですし、発表するプレゼンスキルを伸ばしていくべきと思っています。ちなみに2017年のアドベントカレンダーでも紹介しました。

━━━━なるほど。まだまだSRE(※2)と比較するとCREはまだ大きなトレンドを迎えてはいないかと思います。
(※2)Site Reliability Engineeringの略で、Googleが提唱する、サイトのサービス向上のためにサイトパフォーマンスの改善・可用性・スケーラビリティ向上、安定稼働などを図るエンジニアを指す。


そうですね。だからこそ「CRE」で働く意義、やりがい、役割などを一つひとつ模索しながらやっていきたいですね。

━━━━ちなみにどんなエンジニアが「CRE」のチームで活躍できると思いますか。

「サービスの熱烈なファンの声が聞ける」「フィードバックが得られる」など一番ユーザーさんに近い位置で開発ができます。ユーザーさんと近いポジションで活躍したいと思っている方は向いていると思います。お問い合わせのなかにはサービスへの熱いメッセージもありますし、お問い合わせの対応のお礼もあり、直接ユーザーさんの熱量に触れることができる点は大きなやりがいを実感できます。

※下記は、学生向けイベント【キャリア×技術LTイベント mixi GROUP Tech Meet !】の登壇資料です。CREチームの立ち上げの話についても触れていますので、是非ご覧ください。