育休をとったパパは思っていたよりもつらかった。 でも夫婦の絆を再確認できてよかった。

育休をとったパパは思っていたよりもつらかった。  でも夫婦の絆を再確認できてよかった。

育児休業の取得や積極的な育児へ参加する男性が世間で浸透しつつある中、ミクシィグループのスタッフの中にも、積極的に育児へ参加する「パパ」が増えています。特に男性スタッフが育児休業を取得するケースは数年前まで、年一件程度でしたが、だんだんと増加の傾向をたどっています。

今回はここ数ヶ月以内に育児休業を取得したQA マネージャー安里、はたらく環境室 橋本、マーケター 瀧本、エンジニア リーダー 浜田の男性スタッフ4名に、子育ての実態と仕事の環境の変化について対談を実施。子育ての悩みや周りの環境の変化についてパパ目線で本音を聞いてみました。(写真左から浜田、瀧本、安里、橋本)

休暇ではない休業だ。

━━━━先ずは、育児休暇の制度について予備知識がどの程度あったか教えてください。

安里 その前に大事なことなので、最初にこれだけは言わせてください。「育児休暇」ではなく「育児休業」。というのも、法で定められている「子を養育する労働者が法律に基づいて取得できる休業」であって、「休暇」という言葉ですとバカンスのイメージがありますが、あくまで育児のために仕事をお休みいただいているわけでして。

 ※「育児休暇」については、法で定められた制度ではありません。育児休業が取得できない労働者や、育児休業と合わせて利用できるものとして、企業ごとに「育児休暇」を定めています。

瀧本 確かに。イメージの問題かもしれませんが、この言葉の差は大きいと思いますね。それぐらい大変な活動ですから。

━━━━その通りですね。以後「育児休業」で統一しますね。

瀧本 質問に戻りますが、制度の事前知識はほぼ知らなかったですね。私の場合、子供が生まれてから数ヶ月後に取得した経緯があり、取得すると決めてからバタバタ調べました。育児休業は三ヶ月ほど取得しましたね。

浜田 二人目の子供の時に奥さんから育休の相談があったので、取得しました。法で定められているので、休業の権利については知っていましたが、ミクシィグループの制度の詳細やフローについては曖昧だったため、就業規則を読んで、不明点は労務に相談していました。

橋本 私は働く従業員をサポートする「はたらく環境室」という部署にいるので、育休取得についての知見はある程度ありました。実はミクシィグループで初めて育休を取得した男性は私なんですよ。2014年ぐらいの時期でしたが。そのため、直近の育休は2回目で取得の時期だけ調整していました。

瀧本 浜田 安里 それはすごい!

橋本 (笑)。1回目は取得のタイミングにおいて反省すべき点がありましたので、2回目はしっかり奥さんと相談して一ヶ月ほど育休を取得しました。

安里 私の知り合いが育休を取得していたので、「私自身も育休を取ろう」と思い、みなさんと同様に就業規則を調べることから始めました。私の場合は、二ヶ月ぐらい育休をいただきました。

瀧本 女性は出産と同時に育休に入りますが、男性の育休は生まれてから数ヶ月後に取得できるか不明でしたし、労務に確認していました。例えば、一ヶ月休暇を取って、復帰したあとまた一ヶ月休暇を取る、などはできないルールですから、その辺りをしっかり確認しました。

橋本 社内の申請方法についても、当人が出すのではなく、上長に相談の上、申請してもらいます。基本的には育休は休業ですので、社内で使用しているアカウントが止まりますし、貸出のノートパソコンやスマートフォンなども一旦返却します。

浜田 業務の引き継ぎ等もありますからね。最低でも一ヶ月前には育休取得のタイミングや期間を上長と相談しながら決めていくイメージですね。私は育休を二ヶ月取得しました。

━━━━育休のきっかけや理由は奥さんからの要望が大きいのでしょうか。

瀧本 出産前は「育休を取れたら…」ぐらいのつもりで、出産後は仕事をフレックス等で早めに帰宅し、できる限り家族をサポートしていたつもりでしたが、奥さんの容態が悪くなった影響もあり、本格的に育休取得を決意しました。

安里 「育休は取る価値があるよ」という知り合いの助言の影響もありますが、私自身が子育てに興味を持っていたからです。どれくらい大変か想定できていなかったんですが、だからこそやってみようと。当然周りの方にご迷惑をおかけすることは想定していましたけど。

橋本 先ほども話した通り、1回目は社内でまだ誰も育休を取った男性がいなかったので、「じゃあ育休してみるか」と。

全員 笑。

橋本 育休1回目は思っていた以上に子育てが大変だったことに気付いたため、奥さんと話し合った結果、2回目はすんなりと育休取得を決めました。

浜田 奥さんから依頼された背景もあります。第一子の時は育休をせずにできる限り育児や家事のサポートをしていましたが、第二子となると一人で二人分の育児が発生し、大きな負担が想定されたからです。

育休に勇気がいる理由

━━━━育児の大変さは体験しないとなかなか想像しにくいところではありますよね。育休前、上長や同僚とはどのような話を。

橋本 「○月○日ぐらいが出産予定日ですので、○ヶ月ほど育休取得したいです」と上長や同僚に説明しました。こればかりは周りの協力が必要なので、早めにお伝えした方がいいかと思います。

安里 橋本さんと同様に、出産予定の4、5ヶ月前に上長には相談していましたね。抱えている自分のタスクやプロジェクトなどを勘案して取得の期間やタイミングを後ほど調整していきました。

人によってはマネジメント職に就いている方もいらっしゃるでしょうし。私もチームリーダーでしたから、関係各所と調整して業務を引き継いでもらいました。

瀧本 マネージャーの役職でしたので、実質三ヶ月休業するのは勇気がいりました。しかし、部下に相談していると「育児に専念してもいいのではないか」と嬉しい言葉をもらいました。その言葉があったので業務は部下に任せて、育児に専念してみるかと育休を決断できました。

浜田 もしかすると育休をとるかも、ぐらいで同僚には話していました。

━━━━周りの皆さん好意的だったでしょうか。

安里 そうですね。ありがたかったですね。

浜田 制度とはいえ、思っていた以上にスムーズに上長や同僚に承認された気もします。というのも、男性で育休取得してる方を社内で知らなかったですから、内心不安もありました。

瀧本 「○○さんが育休中」という情報共有を大々的に行っているわけではありませんからね。女性ですと、ママさん同士の繋がりがあり社内コミュニティで知る機会がありますから。

━━━━初歩的な質問ですが、育休は原則1年取得できますよね。皆さん思ったより期間が少ないと感じました。

浜田 奥さんをサポートしなきゃいけないという気持ちと、育休を取りたくないという現実的な問題もありました。というのは、キャリア的観点が一つ、給与や貯蓄の問題も発生するからです。

瀧本 確かにそれについては私も悩みました。長期休業でしたし、マネジメントのポジションに就いていながら三ヶ月も休職した場合、復帰しても同じ仕事は難しいだろうと。また、インターネット業界の特性上、一ヶ月で事業方針が変わるなんてことも多々想定されます。ちなみに復帰後は職種を少し変更して、Web広告出稿業務からTVCM等含めたマーケティング戦略を担当するようになりました。

浜田 今担当している業務から外れたくはないという不安を持っていました。しかし幸運なことに実際復帰してからは、別事業部でのリーダーのポジションを打診され、現在職務にあたっています。

安里 キャリアについては、戻ってこられる場所があればいいなぐらい楽観的に考えていました。あとお金の面で育児休業給付金があるものの、申請してから支給されるまでタイムラグが発生しますので、家計がヒヤッとすることもしばしばですね(笑)。

瀧本 確かに(笑)。

浜田 半年とか休むと家計の貯金が(笑)。

━━━━確かに長期休業によるお金やキャリアの不安は出てきますよね。しかし、思った以上に男性育休の風土や周りの理解が進んでいることに驚きでした。

瀧本 「男性が育休を取得して育児をする」という世の中の流れがあるかもしれませんね。その点では、ありがたい限りでした。ただ、育休のスケジュールを計画するのは思っていた以上に難しいです。というのも、子供の成長って一ヶ月単位で変わっていくので、どのタイミングで大変になるか見えづらいんですね。

橋本 同意です。本当は子供の手が離れるまで、1年間ぐらいしっかり育休をとってもいい気もしますけどね。キャリアや家計のことを考えると悩ましい問題でもあります。

育児というプロジェクトに立ち向かう

━━━━育休取得における課題も見えてきましたね。話は変わりますが、やはり育児って大変ですか。

安里 大変でした。ただ、自分とは比較にならないくらい、妻はもっと大変そうでした。生後は数時間おきにお乳をあげないといけませんし、オムツ替えもあります。寝たい時に寝られない、その辛さは想像を絶するかと。

瀧本 深夜帯は、自分もミルク担当でしたので3時間のタイマーをかけてあやしていましたね。

橋本 奥さんが本当に大変そうで不憫に思うこともあります。私はおっぱいがだせませんし(笑)。

安里 哺乳瓶は面倒ですし。おっぱいさえあれば…。

瀧本 何回思ったことやら…。

全員 爆笑。

浜田 今では笑い話かもしれませんが、本当に泣きやまないのが辛いですね。コントロールできませんから。とはいえ、我が家では赤ちゃんが泣き始めても私がなかなか起きられませんが、奥さんは割とすぐに起きてあやしている。それが原因で奥さんのストレスが溜まっていくんですよ。

安里 全てが割り込みタスクになるんです。料理してても掃除してても、何をやっていても、一旦作業の手を止めて様子を見にいく必要がでてくる。これが一人だとどうしても息をつく暇がなくってしまう。

橋本 ワンオペで育児をやると大変さが身にしみますね。慢性的な睡眠不足に悩まされます。

瀧本 私は育休を取ったおかげで、ある程度1日のタスクや量が見えてきました。それまでは正直育児を手伝う意識だったのですが、「一緒にやる」って意識に変化しました。

安里 「育児を手伝う」は地雷の言葉な気がします。「あなたの子供でしょ」って(苦笑)。

浜田 同じですね。

瀧本 育児への認識と大変さについては、プロジェクト管理で例えるとわかりやすいかもしれません。プロジェクトをマネジメントする上で1番難しい状態は、オーナーが複数人になることなんです。仮にオーナーが3人いたら3人の合意形成が必要になりますから、中々前に進みませんよね。だからこそ基本オーナーは1人にするのが鉄則です。しかし、育児は私と奥さん、つまり2名がいます。

浜田 1人になると、もう片方が手伝う形になってしまいます。そうなるともう必要性がないみたいな話になってしまうこともあるんです。

瀧本 子供の育て方に関する価値観についても、奥さんとの間に少しずつズレがありますからね。

安里 どちらも意見がおれないため、互いにフラストレーションが溜まっていく。

瀧本 かといって、こちらが遠慮し過ぎてオーナーシップを奥さんに譲ってしまうと、育児というプロジェクトへの途中参加が難しくなるんですよ。というのも、育児自体が連続性のかたまりで、刻々と子供の状況や状態が変わります。

━━━━つまり。

瀧本 『土日だけ育児に参加』というのが難しい状況になる可能性もあります。奥さんとしても「たまにしかみてくれないのに、育児を任せられない」と私の場合は、育児への参加が危うくなりそうでした。

安里 その打開策としては、よく会社で行う1on1ではありませんが、定期的にお互いに課題や改善策を話し合う機会を設けています。ときには喧嘩に発展することもありますが、ストレスを溜めない、広げない、解消するを心掛けようと思っています。

━━━━育児について、時間を設けてしっかりと話し合うことが大事なんですね。

浜田 そうです。お互いにストレスを溜めてしまうと、些細なことでイライラしてしまいがちです。夫婦の絆を確かめ合うほど、育児は壮大なものだと改めて認識させられました。

安里 会話によって一番意識が変わったのは、言葉遣いですね。些細なことなんですけど、言い方一つでイライラが積もってしまうこともあります。だからこそ、より話し合う機会を意識的に設けましたね。

浜田 根気よくじっくり話すことは必要ですね。言い方やしつけなどの意見の食い違いはありますから。子供に対する怒り方のひとつとっても喧嘩になることもあります。そもそも育休を取る前はたくさん喧嘩しましたけど、育休によってお互いの負担が減って冷静に話せる機会が増えたのは大きいですね。自分でも意識が変わったのを認識しましたし、奥さんも優しくなりました(笑)。

これから育休取得を考えているパパへ

━━━━職場に復帰してから周りの反応はどうだったのでしょうか。

瀧本 「早かったですね」と、同僚者や部下からすれば、職場復帰が早い印象を持たれたようです。私自身は3ヶ月出勤しておりませんし、人生で一番長く職場にいかなかったですから、長いと感じていましたが。

安里 存在を忘れられているかなと少々不安だったのですが、「もう戻ってきたの」ってびっくりされました。夏休みが終わって久しぶりに学校へ行く、ぐらいのドキドキを持っていたんですけど(笑)。

橋本 育休に入る前から本社移転プロジェクトに関わっていましたので、復職してからも同様の業務に関わっています。同僚からは「育児で大変なときにありがとう」と気遣ってもらっています。奥さんからは、早めに帰ってきてね、とプレッシャーはありますけどね(笑)。

━━━━最後に育休を取得してみた感想を教えてください。

安里 ちょっと人に優しくなれた気がしますね。というのも、赤ちゃんって本当に無力な存在で。数ヶ月寄り添っていると、「そういえば、自分にもこんな時期があったんだな」と思えてきて、色んな人に支えられてきて、今があるんだな、という感覚になりました。

瀧本 育児の大変さと面白さですね。様々な育児を手伝うではなく、育休によって率先して参加できる体験自体が貴重だと思っています。

橋本 個人的な意見なんですが、男性にも赤ちゃんの育児がどれだけ大変なのかを体感してほしいですね。育児の実習体験や座学でもいいので。というのも、大変さを知っておかないと「いざやれ」となった場合困るんですよ。
あとは、男性は育児休業を必須にした方がいいかなと思っています。

浜田 私は家族への愛を再認識できたのが大きいです。育休前は、奥さんとの様々なやりとりの中で、些細なことで言い合いになりうまくいかないケースが多かった気がします。しかし、育休を取ったことで話し合う機会も多くなり、結局うまくいかない要因がストレスだったことをお互いに理解できました。それから徐々にストレスが解消されて、家族としっかり向き合うことができるようになったと思っています。

瀧本 そもそも男性の育休取得においてイメージがつかないって声はあると思うので、役職者が率先して育休を取ることは良いことだと思います。「育休って男性がとってもいいんだ」って社内の風土としても良い影響になると思っていますから。


同僚の声
育休を取得したメンバーの同僚・上司・先輩・部下がどのように思ったのか、本音を聞いてみました。

※ほぼ原文を記載しています。

  • 「育休について相談がありましたが、チーム内でもごく自然にポジティブに受け入れられていた印象でした。「欠員が出たとしても業務を遂行できるチーム体制」を本人が構築していましたし、育休取得前後の業務の移行はスムーズに行えたので、今後他のメンバーの育休取得がスムーズにできる良いきっかけに繋がったのではないでしょうか。」
  • 「育休について、以前から相談を頂いていたので事前の調整等は全く問題なく、スムーズに育休に入っていただきました。育休は一ヶ月という短い期間でもありましたので、復帰後も特に問題なく活躍してくれています。」
  • 「率直に育休という制度自体が素晴らしいと思いました。取得する以前は業務に対して集中できにくい状況でしたが、その状況を脱しようと育休を取得したことは、本人と周りのメンバーに対してよかったと思っています。」
  • 「本人が、いろんな働き方の選択肢を見つけて、考えて、決断して、相談してくれたこと自体も素直に嬉しかったです。また、チームがお互いを助けあう良好な関係だったのもあり、即答で「育児頑張ってね」と送り出しました。個人的ではありますが、本人が職場復帰したら、さらに新しいことができるよう考えていたこともワクワクしていましたね。」

奥さんの声
対談に参加したメンバーの奥さんに、「旦那さんが育休取得したこと」についてコメントをいただきました。

※ほぼ原文を記載しています。

  • 「育休を取ってよかったのは、家族にとっての最大の敵は『忙しさ』というのが改めて認識できたことです。忙しくなければ夫婦間の仲も良好ですから。しかし、パパが育休を取ることで必ずしもママの自由時間が増えるとは限らないので、もっとお互いに話し合う時間を作っていきながら解決していきたいです。」
  • 「夫が育休を取ってくれたおかげで、自分の食事、お風呂の時間がとれました。私は不器用なので、夫がいなかったら、物理的に難しかった気がします。また、私がそんな状況であることを目で見て理解してもらえたことは、その後の育児協同体制の礎になっていると思います。夫と一緒に、子供の動き一つ一つに驚き、奮闘し、喜びあえたとても幸せな時間を過ごすことができました。育休を取らせてくださった、会社と同僚のみなさん本当にありがとうございました!男性が育休がとりやすい素敵な会社にいて、育休を取らない手はないと思います!」
  • 「当初、私が子供のかわいいところを独り占めしちゃうな、週末だけパパ業してっていうのも難しいだろうから、育児は私が頑張るんだろうな、と呑気に考えていました。しかし生後8ヶ月の頃、育児による心身の疲れが私のキャパシティを超え、主人に育児休暇を取ってもらいました。離乳食の作り方、日常において注視していること、育児の不安など、色々なことを伝えられるようになって肩の力が抜け始めた頃、離乳食の相談ができるようになり、子供の安全対策を自らしてくれるようになりました。主人からも育児の相談をされるようになった頃には、息子はパパ大好きっ子になっていました。私にとっても息子にとっても、育児休暇を取ってくれて一緒に育児をしている主人はとても心強い存在になりました。実は出産前、主人に育児休暇の取得を打診したのですが、仕事だからと断られたことがあります。もし、あのまま育児休暇を取ってもらわずに過ごしていたらと考えると、今の日常はなかったと思います。育児休暇が明けた今、息子は朝の時間を主人と過ごし、私は主人の帰宅を待って息子の日々の成長を話します。主人が育児にちゃんと参加してくれた期間はとても大切で貴重な時間で、今の生活の基盤を作ることができた時間になり、そのおかげで前よりも少しゆとりのある育児ができてると思います。男性が育児休暇を取るのは気持ちのハードルが高かったようですが、家族のために取ってくれてよかったと思います。」
  • 「可能であれば、育休を取れるだけ取ってもらいたかったのですが、少しでも育児に参加してもらったことは大変感謝しています。また、夫が私の育休を取得してほしいタイミングに合わせてくれた点は非常に良かったと思います。」

対談を終えて
対談に参加したメンバーは、みなさん口をそろえて「育児休業」をとってよかったと満面の笑みだったのが印象的でした。また、同僚や部下なども育休を迎え入れてくれた気持ちに大きな感謝があると語ります。

「育児休業」を取得して育児への積極参加を実施する傾向は、確かに増えていると思います。しかし、「育休を取得する」という男性側の心理的障壁をいかに取り除けるか、会社の風土として、そして社会としての課題なのかもしれません。

ミクシィグループでは、男性の育児休業について、制度上はもちろんのこと、社内Slackではプレママ・パパも参加できるチャンネル「#kosodate」があり、色々と情報交換をする環境もありますし、定期的に社内で物々交換会も実施していて、オフラインでも交流が盛んです。これからも、まわりに相談ができやすい環境を整えていきたいと考えています。

 

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