エンジニアの枠からはみだして。
『minimo』の”遊撃”を担う2年目ルーキー

エンジニアの枠からはみだして。<br> 『minimo』の”遊撃”を担う2年目ルーキー

サロンスタッフの予約サービス『minimo』。このサービスに配属された新卒2年目の萩原(写真右)と、その上長である尾関(写真左)にインタビューしました。入社してわずか数週間で大きな仕事を任せられながらも、自らプロジェクトを率いて奮闘する萩原は、年に一度開催される全社総会の「ミクシィアワード」において新人部門にて表彰された一人でもあります。強い信頼関係で結ばれた二人に、さまざまな仕事のことについて聞いてみました。

 

楽しそう、をモチベーションに

━━二人の出会いは、配属されてからですか?

尾関 最初は採用面接ですね。話した時に、萩原さんがアルバイトでWebアプリケーションの保守運用を一人で回していた経験があると聞いて、行動力があるなと思っていました。

萩原 面接の時は、僕の色々な経験をお話したんですけど、それをすごく丁寧に聞いてくださった印象があります。じっくり聞いてくださるから、なんでも話していいんだ! という安心感がありました。

尾関 あと、サウンドトラックとかを自主制作して販売していたり、創作活動に積極的なのもいいなと思って。全体的な印象として「おぉ、なんか人生楽しんでる感じでいいんじゃないかな」と思ったんですよね(笑)。

━━なぜ『minimo』を配属先に選んだんですか?

萩原 理由は二つあって、まず、現在すごく伸びているサービスであること。その制作環境に自分が入ることで、自分に何ができるだろう?ってワクワク感もあったし、どうやってサービスを運用しているんだろう?っていう好奇心もありました。もう一つは、お会いした『minimo』の人たちの雰囲気がよくて、その中で働くのは楽しいだろうなと思って。加えて、『miinimo』の開発言語はPerlですが、僕自身が言語へのこだわりがなかったですし、「自分で書かなきゃいけないことが多いからすごく勉強になるよ」という話を聞いて、むしろいい機会なんじゃないか?くらいのポジティブな気持ちで挑みました。

 

初仕事で得た“巻き込み力”

━━『minimo』での最初の業務は?

萩原 配属2日目か3日目かのミーティングで、「もう最初っからWeb版すべてお任せします」みたいな話をされて(笑)。ちいさなバグ修正からはじめて、徐々にタスクが増えていって、今に至る感じですね。

尾関 萩原さんが配属されたタイミングで、ちょうど前任者が異動になってしまったんです。そこに、Webサイトを作っていた経験がある萩原さんが来て、Webの知識もあるしサーバーサイドの経験もあるので、これはすごく適任だよな、と思ってお願いしました。

萩原 僕が任されてから手をつけたのは、Webとアプリの「掲載の公開・非公開」の設定部分でした。※当時、この設定はそれぞれ独立していて、アプリ側で非公開にしても、Webだと検索に引っかかる仕様だったんです。ただ、それだとユーザーからのお問い合わせが結構多く、なにより開発の足かせになっていたという問題もあって…。思い切って、消しましょう!と提案しました。
※詳しくはこちらから

━━ひとつ機能を消すって、結構大変ですよね?

萩原 そうなんです。あらゆるコードの中から、IsOpenっていうフラグを消して、動作確認して、なにか問題が起きていないかな?と行ったり来たりを繰り返して…すごくしんどかったですね(笑)。

尾関 機能を消すとなると、iOSアプリもAndroidアプリも、Web版も管理ツールも…そしてユーザー側にそれをどういう風に表示するのがいいか、も考えないといけなかったもんね。

萩原 ですね。全員が一斉にアプリをアップデートしてくれるわけではないので、アップデートしていない人には「ウェブの公開設定はなくなりました」みたいなレスポンスをちゃんと返す、というところまで考えてやっていました。

━━そのプロジェクトはどれくらいの規模でやっていたんですか?

萩原 開発はほぼひとりです。カスタマーサポートとビジネスサイドのメンバーに意見をもらったり、先輩ディレクターに仕様について助言をもらったり…。もちろん、エンジニアにも相談はしていましたが、関わった人数でいうと7、8人くらいですね。

尾関 僕も一応上長として関わってはいましたが、特になにもしてないです(笑)。好きにやってみれば?ってスタンスで、特に積極的に働きかけるようなことはしなかったかもしれない。

━━任せることに関しては、特に心配されていなかったんですね。

尾関 最初は、僕も萩原さんも関係者に話して消せばいいかな、くらいのテンションだったんですけど、進めていくうちに、これは思ったより影響範囲でかいぞ…って気がついて(笑)。入ってすぐのタイミングで任せるのはさすがに大変かな、と思っていたんですが、周りの人とうまくコミュニケーションをとりながら動いていてくれたので、ハラハラすることはなかったですね。萩原さんは人を巻き込むのがすごくうまいなと思いました。

萩原 目の前で褒められるとそわそわしますね(笑)。あの時は大変でしたけど、今では楽しかったという印象が強いです。

━━楽しかった?

萩原 はい。エンジニアの仕事はコードを書くことだと思っていたけど、『minimo』の現場ではそれだけじゃなくて。色々なメンバーとチームを組んで話しながら一プロジェクトを進めていくプロセスに楽しみを見いだせたし、自分自身そっちのほうが楽しいということに気づけたのが大きかったです。違う考えや立場の人とチームを組んだことで自分の足りていない部分にも向きあえたので、成長を実感できる環境でした。

 

“巻き込み力”を活かしてより広い範囲の仕事を

━━今はどんな業務を?

萩原 現在もWeb版をメインに担当していますが、”遊撃”チームに所属しているため、他にも様々な業務を行っています。アプリやWeb、サーバーサイドや社内管理ツールにいたるまでの『minimo』のサービスで起こるトラブルとかエラーに対して、まずは状況を把握して、対応方針を考えて、対処する。だから”遊撃”って呼ばれています。

尾関 ほぼアプリ以外のすべてというか、サービスの負荷があがった時とか、障害対応とか。サーバーサイドも社内用の管理ツールも…。萩原さんの「人を巻き込み課題を解決する力」をより広い範囲で活かしてほしいなと考えていたので、遊撃チームというのがぴったりかなと思っています。

━━すごく広い範囲をカバーされてるんですね。

尾関 CSのメンバーが「最近○○に困ってるんだよね」と雑談程度に話していたことを萩原さんが拾って、「こうしたら解決できるかも」と考え実装まで対応して効率が改善された、という実績がありました。

━━今の業務以外で、これからの課題をあげるとすれば?

萩原 一番大きい課題は、エンジニアリングの面ですね。Webのアプリケーションの実装はできるんですけど、設計手法や理論についてはまだ追いつけていないなと思っています。実装するうえでの王道パターンとか。ほかのエンジニアと話していて、会話の中で「エンティティ」ってワードがさらっと出てきた時に分からなくて、調べてから知る、みたいな機会が結構多いんです。これは共通言語をちゃんと学ばないと…と思って、今は同期と勉強会や読書会をしながらインプットを増やしてますね。

尾関 インプットに関しても、特になにもアドバイスとかはしていないのですが、そうやって本を読んだりすることとかが一番てっとり早いのかなと思いますね。本で得た知識をアレンジしたり、知識ではカバーできない部分をアイデアで補ったりしながら、実際の現場で実装してもらえればいいなと思います。それが一番学びになることだと思っているので。

萩原 がんばります(笑)

 

先輩直伝の、前のめりな仕事術

━━仕事をするうえで大事にしてることは?

萩原 「エンジニアだから」って言葉は使わないように気をつけてます。「○○だからこれをやる、やらない」「エンジニアなのに○○してあげた」ってスタンスで仕事をしないように心がけています。仕事の範囲を縛りすぎずに幅広く仕事をしていくことが大事だと思っているので、職種にとらわれずに出来ることはやっていく、出来そうなことがあれば一緒に解決していく、っていうスタンスでいたいです。

尾関 この心がけはすごくいいと思っていて。枠にとらわれないことで、サービスやチームのみんなにもよく働くし、それを続けていれば結果的に自分も動きやすく、働きやすくなるんですよね。「仕様を決めるのはディレクターでしょ?」と思わずに、自分でこれがいいと思ったら確認をとって、OKが出ればすぐに実装に移ることもできる。僕も萩原さんと同じ考え方ですね。

━━その姿勢は尾関さんから教わった?

萩原 二人で話す1on1ミーティングの時に「自分でやればいいんじゃない?」って言ってくださったことの影響は結構大きいですね。あとは、Webチームをエンジニア1人、デザイナー1人、ディレクター1人みたいな体制でやっていた時のことが体験としては大きいです。

━━ミニマムなチームですね。

萩原 三人それぞれのスキルを持ち寄って、仕様ひとつとっても議論を重ねて…。結果も如実に出るし、なによりみんなで納得して確信を持って打ったアクションであれば、その結果も納得して受け入れられることに気づいたんですよね。待ちの姿勢でいると、中々それほど実感は得られないので。

 

教わったことは、後輩に教える

━━1on1ミーティングではどのような話題があるのでしょうか。

萩原 だいたい週に一回、20分くらいの時間の中で素直に状況を伝えます。「今タスク多めで、忙しめです」とか「ヘルプがほしいです」とか。

尾関 旅行の話とか、雑談で終わることも結構あるよね。

萩原 1on1の時もそうなんですけど、僕がリスペクトしてるのは、尾関さんの”話を聞く姿勢”なんです。僕は元々すごく否定しがちで、「こうじゃない?」と言われたら「いやでも…」って返す事が多かったんですけど、でも尾関さんは絶対そういう話し方をしなくて。まずは一回受け止めてくれたうえでアドバイスをくれるんです。相手の立場やバックグラウンドを考えて喋る、っていう部分では、本当に学ぶことが多いです。

尾関 ありがとうございます(笑)。

━━スキル以外の部分も教わってる感じですね。

萩原 本当にそうです。僕自身、否定から入らずに議論や提案ができるようになったことは、この半期の大きな成長だと思います。だから、後輩に教える時も、どうサポートすればいいだろう?って考えられるようになって。それで後輩が成長しているのを見ると、自分の成長の実感にもダイレクトに繋がりますね。

━━じゃあ最後に、萩原さんはどう成長してほしいと思いますか?

尾関 僕は最近、萩原さんは安定感が出てきたな、と思ってみています。1年前は仕事を自分で生み出した結果、さばききれずに大変そうな時もありましたけど、今では仕事をコントロールできている印象がありますね。なんか、半年ごとにメジャーバージョンアップが実現している気がします。え、もう2.0なの!?みたいな(笑)。これから、より大きな意志決定に多く携わってもらえるといいなと思います。それが、いい経験にもなるし、自信にも繋がるし。

━━期待されてますね。今年のミクシィアワードも新人部門で受賞されました。

萩原 尾関さんはもちろん、ほかの方々にも認めてもらえたと思うと嬉しかったです。めちゃくちゃ頑張った自負はあったので…。

尾関 そうだね(笑)。課題に対して解決策の仮説を立てて、関係者を巻き込んで合意形成をして、実行するところまでもっていく。言葉で表すと一文だけど、現実でやるのは難しい。それを新卒1年目で考えて行動して実現させたのはめちゃくちゃすごいと思います。少なくとも僕は1年目にそんなことできなかったです(笑)。なので、僕もぜひ受賞してほしいと思っていました。

萩原 これからは、もっとサービスに対してクリティカルに響くようなところに介入していきたいと思ってます。エンジニアリングに関係あるところ、ないところを含めて、もっと貢献していきたいです。「○○したらもっとよくなりますよ!」という提案力やまわりとの関係値などをさらにアップデートして、より前進するための議論ができるような仕組みを定着させたいです!

 

萩原 涼介(写真:右)
2018年新卒社員として入社。『minimo』に所属し、バックエンドの開発を中心に奮闘。
2018年6月、全社総会「ミクシィアワード」にて新人賞を受賞。
尾関 元(写真:左)
2009年4月に新卒社員として入社。課金システムチームにて決済システムのサーバサイド、Webフロントエンド開発を担当。2013年から『minimo』の立ち上げに参加。企画、ディレクション、アプリ、API開発などに従事。minimo事業部開発グループ マネージャー就任。

 

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