ミクシィグループが“まるわかりできる”メディア

新規事業創造のポイントを語るプログラム「ミクユニ」を開催しました!

2017年11月15日と22日に、事業創造を志す学生向けイベント「Business Creation Collegeミクユニ(※1)」を実施しました。

#1では、XFLAG スタジオのXFLAG ENTERTAINMENT(※2)でコマースグループのマネージャーを務める西教 (さいきょう)が、#2では、新規事業開発グループのマネージャー道下とXFLAG PICTURESグループのマネージャー鈴木がそれぞれ講師をつとめ、「ミクユニ~エンターテインメント編~」としてXFLAG スタジオの事業戦略や、事業創造する上での重要なポイントを語りました。

※1(本イベントの趣旨)
ミクシィグループは、新たな市場の創造に挑戦する会社であり続けるために、既存事業のブラッシュアップのみならず、新規事業の創出にも取り組んでいます。
その最前線で事業を牽引し続ける社員とともに、”新しい価値創造”について考える場として、ミクユニを実施。将来、事業創造を志す学生たちに向け、ミクシィグループのこれまでの事例やノウハウを学ぶプログラムとして開講しています。

※2(XFLAG ENTERTAINMENTについて)
XFLAG スタジオが提供している「モンスターストライク」(以下モンスト)などのIPを活用したビジネス開発や、コンテンツとお客様のエンゲージメントを図る業務(コンテンツマーケティング)を担う。XFLAG スタジオのミッションでもある「友達や家族とワイワイ楽しめる”アドレナリン全開”のバトルエンターテインメントを創出し続ける。」を実践するため、XFLAGのIPを利用した商品開発や販売、YouTubeで配信している動画やアニメなど、多様なエンターテインメントを通じた体験を提供する部署。


XFLAG スタジオが展開する事業領域を表現。
本イベントでは、この図の「MERCHANDISING」、「ANIME」などの領域に関わるマネージャーが講師として登壇。

Business Creation College#1
売上も大事、でも体験の提供がもっと大切。


コマースグループマネージャー西教(さいきょう)

リアル店舗のXFLAG STORE SHIBUYAやECサイトXFLAG STOREなど販売チャネル(売場)の開発から商品販売までを手がけるコマースグループ。
西教は「「もの」消費ではなく、「体験」消費がメインになってくるこれからの時代において、グッズを単に販売するだけではなく、新しい体験を提供したい」と話し、その取り組みについて語りました。

講演の中で、事業創造では「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というイメージが重要という話がありました。「蝶のように舞う」とは、大きなヴィジョンと長期的な展望をもち、常識を捉えながらも、自由な発想からその常識を越えていく様子を表現。「蜂のように刺す」とは、綿密な分析やスピーディーかつ大胆な行動、クオリティへの拘り、変化に対しての感度を合わせもつことを表したものでした。

例えば、”プレイする新感覚ストア”というコンセプトのもと設計されたリアル店舗XFLAG STORE SHIBUYAでは、「モンスト」ファンは勿論の事、未だファンではない友人や家族でも楽しめる体験と空間を意識して作り上げたとのこと。
通常のキャラクターショップ(キャラクターグッズの販売を主な目的とする店舗)とは異なり、非日常的なお買い物空間を作るために、様々な演出を展開しています。具体的には、売場には商品がなく、大型タッチディスプレイを配した近未来的な売場で、「プレイする」感覚で商品を購入することができ、触るたびにワクワクするような大型タッチディスプレイでの操作や、ラッキーなお客様はクーポンを手に入れられるなど、様々な仕掛けを用意。

加えて、地下1階には、カフェとイベントステージを設置。カフェでは、キャラクターをモチーフにしたオリジナルカフェメニューを提供。イベントステージでは、”中の人”が出演するYouTubeの生配信を観覧できるなど「体験」を重視した設計としていると、西教は語りました。

西教の講演を通して、常識にとらわれない大胆な発想と、綿密な戦略という一見すると相反する2つが合わさって、事業が創造されるのだと思いました。

Business Creation College#2
事業創造に必要な3つのマーケティングの視点!


新規事業開発グループのマネージャー道下(みちした)

ゲーム領域以外の様々な新しい事業を手がける新規事業グループが、商材や事業ドメインが異なる中で、どのようなマーケティングの考えを元に新規事業を創造しているのか語りました。

事業創造をする時は、①WHO(誰に)②WHAT(どのような提供価値を)③HOW(どのように提供するのか)のシンプルかつ本質的なマーケティング視点こそが重要であるとし、直近で手がけた新規事業「モンパス」をマーケティングの視点で下記のように分解できると話します。

■新規事業「モンパス※」
※月額480円で、ゲームや店舗やイベントなど、様々なところでお得な特典が受けられる月額会員サービス。2017年9月からサービス提供開始。
①WHO :
「モンスターストライク」に対する熱量が高いユーザー
②WHAT:
会員限定の特別な体験を通じた満足感
③HOW :
・ターゲットにとってトライアルしやすく、合理的メリットが高い価格設定

・普段遊んでいるモンストから入会できるという、親しみやすさ

・ゲームプレイの上でお得な特典と、口にしたくなるような自己表現ができる特典、リアルイベントやXFLAGSTOREの特典をミックス

・オウンドメディアでのプロモーションでターゲット内での話題化(口コミ)を発生させ、認知拡大とトライアル〜リピートユーザーの獲得

 

上記のように、マーケティングの基本である①~③をきちんとおさえることで、ビジネスモデルや顧客、商材が変わっても、新規事業は創造が可能であるとのこと。

またマインド面においては、「事業創造をする際には、1人でできることはすぐに限界が来る。どんどん人を巻き込み、事業を創ることを「みんな」の夢、「みんな」が成し遂げたいことにまで、一緒に働くメンバーのマインドを上げることも重要なポイントである。」と語りました。

道下の講義を聴き、シンプルだが物事の本質をとらえる3つのマーケティング視点を抑えることで、机上の空論にならない事業創造の実現が可能なのだと改めて感じました。

固定観念にとらわれない!
前例のないYouTubeでのアニメ放送を決断した裏側


XFLAG PICTURESグループのマネージャー鈴木(すずき)

モンストアニメを制作・放映しているXFLAG PICTURESが、なぜテレビ放送ではなく、YouTube配信を選んだのか、また、アニメ業界の新たなフォーマットである“運営型のアニメ”をどのように実現したのか語りました。

実際に事業創造をする際は、妄想フェーズ→実行フェーズ→忍耐期→改善や仕組み化を図るフェーズを繰り返しながら進み、既存のやり方にとらわれずに、ユーザー目線でものごとを考え抜いて実現することが重要と語りました。実際のモンストアニメ実現までのプロセスを分解すると下記のように整理したと話します。

■モンストアニメ実現までのプロセス
・妄想:
「アニメ作品の傾向は、キッズ向けか大人向けがメインで、中高生向けの作品が少ない。そのため中高生向けに王道バトルとしてアニメ化したら面白いのではないか」や、「ゲームとの連動要素や謎解きなどの仕掛けを入れ、ユーザーと一緒に作り上げていく”運営型メディア”にしてみたら盛り上がるのではないか」など、前例や常識の枠にとらわれず、どんどんアイディアを出していった。また、テレビ放送にこだわらず、ユーザーのライフスタイルに根付いたYouTubeなどのチャネルを利用したら、より多くの人に見てもらえると考え、そのための最適方法を模索した。

・実行:
様々なチャネル候補の中から、ユーザーインタビューなどを経て、YouTubeで配信が決定。配信時間を1話7分とし、ゲームとの連動要素や謎解きなどの仕掛けを含めるなど、今までの一般的なアニメよりも企画の幅を広げる施策にも挑戦。

・忍耐:
今まで世の中にないことを生み出す時は、抵抗勢力が生まれたり、様々な意見が飛び交うが、イノベーションを起こす時にはつきもの。チームや自分自身を信じて、苦しい状況を耐えられる簡単に揺るがない気持ちをもつことが肝になる。

・改善:
視聴者の反応を参考にしながら、改善や新しい企画の考案を繰り返していく。YouTubeでの配信や1話7分での放送などは、これまでのアニメ放映からは考えられない斬新な試みで、大きな話題になったと思いますが、鈴木の事業創造における方針を聴いて、なぜこのような取り組みを実現したのか、非常に納得することができました。

 

今回のミクユニでの講義を受講していただいた学生の方の感想の一部をご紹介します。

「上司の発言や目先の利益よりも、どれだけユーザーを驚かせ、楽しませるかということを最優先しているところが魅力的であり、それが社員の行動指針として徹底されていることを改めて感じることができた。」

「ものづくりに対するモチベーションの高さやプロ意識をどの社員からも共通して感じることができ、考え方や知識だけでなく事業創造をする際の大切なマインド面も知れ、とても貴重な体験になった。」

 

このイベントをきっかけに、将来サービスを牽引する人が現れることを楽しみにしています。

PAGE TOP