次世代技術をインストールせよ 「BIT VALLEY 2020」 今年は全国どこからでも参加可能に
2018年からスタートしている「BIT VALLEY」。渋谷に本社を構えるIT企業4社(GMOインターネット、DeNA、サイバーエージェント、ミクシィ)が、企業の垣根をこえて日本のIT産業の発展に貢献していくという理念に共感し、手を取り合い活動を続けています。
昨年の様子はコチラ
本イベントは、これからの時代を担う学生や若手エンジニアに向けて、現場の技術革新などを紹介し、IT業界で働くことの魅力や刺激となることを目指して取り組んでいます。
今年は3年目の開催となり、テーマは「次世代オンライン会議~次の時代を切り拓くテクノロジーの祭典~」。今年は新型コロナの影響もあり、全てのセッションがオンラインで実施される予定です。そのため、日本中どこでもネット環境さえあれば場所の制約なく視聴できますし、各オンラインツール上のチャットで参加するセッションでリアルタイムに質問ができます。オフラインイベントとは異なるコミュニケーションが生まれ、視聴側もより一層満足できるセッションになる期待もありそうです。
「BIT VALLEY2020」開催記念Kick offの様子
プレイベントが7月22日、8月5日、8月19日、それぞれ、「CTOセッション」「若手エンジニアの成長」「エンジニアリングマネジメントやチーム開発」といったテーマで、計3回開催。本イベントは、9月9日~12日までの4日間で20前後のセッションが開催され、全てZOOMのウェビナーにて配信。また、YouTubeLIVEも連動しているそうです。
当記事では7月22日に実施されたキックオフイベントの様子をご案内いたします。
キックオフイベントの様子
第一部では、サイバーエージェント 取締役(技術開発管轄) 長瀬氏、DeNA 常務執行役員 兼 CTO 小林氏、GMOあおぞらネット銀行 CTO 矢上氏、ミクシィ 取締役CTO 村瀬の4名が登壇し、GMOペパボ 取締役CTO 栗林氏がファシリテーションを務めるかたちで実施しました。「BIT VALLEY 2020」のオーガナイザーであるGMOインターネットの稲守氏が登壇し、今年は「次世代オンライン会議〜次の時代を切り拓くテクノロジーの祭典~」をテーマに開催することを紹介し、会はスタートしました。
*当日の様子はTwitterのハッシュタグ #bitvallay2020でご覧いただけます
*下記の対談内容はトークセッションが行われた7月22日時点の情報です
第一部「ニューノーマル〜コロナ禍を機に起きた変化と未来のわたし達〜」
栗林 この3.4ヶ月皆さんの会社はどう変わっていったか教えていただけますか?
小林 DeNAでは2月くらいからですかね。東京の感染者数が増えているのを見て、出社しないようにと通達してリモートワークに切り替え、現在は出社率10%に満たないくらい。特に生産性が落ちたりすることもなく、順調に体制を移行できているかな、と思っています。
長瀬 サイバーエージェントでは4月以降にフルリモートに切り替えていて、緊急事態宣言が解除されたタイミングで、再度オフィスに出社しようという取り組みを行いました。現在の体制は週2回のリモートを許可していて、今も状況を見ながらリモートの頻度をどうするか検討している段階ですね。
※感染者数の増加を受けて、7月27日週から再びリモート勤務を原則としています。
村瀬 ミクシィも4月くらいからほぼリモートで業務を行っていて、現在は週2日出社、それ以外はリモートというかたちで運用しています。オンラインの強みを活かして採用や育成の仕組みも模索したいと思っています。成果も含め、目の前の状況を見つつ、いかに柔軟に対応できるか、という点が現在の課題ではありますね。
※感染者数の増加を受けて、8月は週4日のリモートワークを推奨しています
矢上 GMOインターネットグループは1月末から在宅勤務に切り替わったものの、弊社は銀行なので、当初リモートワークって…と戸惑っていた部分もあったのですが、緊急事態宣言発令時には、一部のやむを得ない職種を除き、基本的に在宅勤務体制となりました。現在も週2〜3日程度は在宅勤務を実施しています。
栗林 生産性についてはいかがですか?
長瀬 月に一回アンケートを取っているのですが、通勤の時間がない、会議のための移動時間がないなど、オンライン化することで短縮できた点を中心に、生産性は向上しているといった声がすごく多かったですね。
栗林 ほかの3社はいかがですか?あまり変わらない…?
(3社ともにうなずく)
栗林 ひとくくりに会社として生産性が向上した、というのは難しいのかもしれませんね、あがった人もいれば下がった人もいる、みたいな。
村瀬 そこを見極めていくのは今から、って感じですね。
ITのトレンドの変化
栗林 ITのトレンドの変化について聞いてみたいんですが、ITに対する世間の考え方や需要などで変わったと感じることはありますか?
小林 DeNAは球団を持っていて、野球は基本的に球場に来ていただいて皆さんに楽しんでもらうものなのですが、球場に行けない今、その楽しみ方が変わってきていると感じています。お客さんは配信で楽しんだり、選手にはお客さんの反応や盛り上がりをいかにして伝えていくか、双方向のやりとりをオンラインで実現する、そのITの技術は加速してきたなという実感がありますね。5GやVRを使って取り組んでいこう、という動きはコロナ以前からあったのですが、急速に時代が変わることによってその動きも一気に加速した感じですね。
栗林 この状況で数年早回しになった、みたいな話は色々なところで聞きますね。矢上さんはいかがですか?
矢上 一番は…ハンコレスですよね(笑)。
一同 (笑)
矢上 今まで出来ていた技術が加速した実感はありますね。さらに、弊社だと銀行のAPIを公開して各企業のサービスなどに組み込んでもらったりしてるんですね。オープン化の流れは促進しつつあるのかなと思います。
長瀬 弊社には、新規事業の創出、既存事業の見直しを行うための「あした会議」という伝統的な会議があるのですが、3月に「オンラインあした会議」を開催し、30案近く提案して16の決議が通りました。エンタメ系のDXだったり薬剤・薬局のDXを推進する事業だったり…様々な事業がこの4〜5月で立ち上がっていますし、社内の制度も大きく見直した部分があります。こうして時代の変化に対して、皆で同じように頭を悩ませる、という経験は貴重なものになったかなと思います。
村瀬 オフラインの課題が浮き彫りになったのかなと思います。その見せ方や使い所とか…。友達や家族と集まってわいわい遊ぶようなコミュニケーションの取り方も多様性を増しつつあるので、コミュニケーションの会社であるミクシィは「コミュニケーションのあり方」を再定義しなければ、と動いています。ハンコもそうですが、今まで何でそのままだったんだろう?と思うような変化も激しくなっていくのかなと思いますね。
オンラインでの採用は?
栗林 村瀬さんの話を受けて、コミュニケーションの話に移行していきたいと思うのですが皆さん採用はどうされていますか?
小林 基本的にすべてオンラインです。面接を始め、アトラクトはすべてオンラインにしているので面接〜採用まで一度も対面で会わず、オンラインでコミュニケーションして決める感じになってますね。
栗林 銀行はどうですか?
矢上 面接については基本オンラインですね。オンボーディングでいうと、中途入社の方でもなかなかすぐに業務開始とはいかないので、なるべくフランクな会話を心がけたりチーム会議の数を増やしたり、オンラインでは対面の時より積極的にコミュニケーションを取るように気をつけています。
長瀬 まだ決定打の取り組みに至ってはないんですけど、 横や斜め、同期など社内のメンバーとの接点を増やしてもらうためにLTを開催したりなにかアウトプットを通してコミュニケーションしたり、試行錯誤しながら進めている感じですね。
栗林 意図的にコミュニケーションを増やすことが中心になるんですね。ミクシィさんはオンボーディングどうされていますか?
村瀬 ドキュメンテーションを強化して上から下まで読めば一人前になれますよ、っていう流れを強化していますね。基本的にはテキストでのコミュニケーションや1on1に焦点が合っている感じですかね。
小林 ドキュメンテーションを丁寧にやるのは弊社も同じです。オンラインだと説明のためにホワイトボードを使ったりすることができないので、コミュニケーションにかける時間も変わってきていますね。
栗林 業務上でのコミュニケーションもそうですが、ランチや飲みに行ったりもそのひとつですよね。その辺りはどうされていますか?
小林 皆さんzoom飲みをされてるかと思いますが、先日話していた方は「次行ってきます!」ってオンラインをはしごしている方もいますね(笑)。そうやって繋がりを大事にするというか。
矢上 弊社の場合は、会議終わりにそのままオンライン飲みになることがあります。ここまでは会議、ここからは飲み会!と決めて、コミュニケーションの一環としてオンライン飲みを採用している部分はありますね。
リモート時代のキャリア
栗林 オンボーディングとか飲みとかすべてオンラインになっていく中で、将来どんな風景になるのかなと思っていて。コロナ前とコロナ後でキャリア形成の仕方って変わるのかなと思っているのですが、長瀬さんはどう思われますか?
長瀬 弊社では、個人のスキルのタグ付けを行っています。なにが得意で、どの分野に対して求められた成果がきっちり出せるか。リモートだとそういったスキルが当たり前に求められる部分があると思うので。さらに、リモートだとオンラインで自分をプレゼンテーションできる機会が増えるので、弊社単位ではなくて、さまざまなキャリアが描きやすくなってるのかなと思いますね。
栗林 村瀬さんはいかがですか?
村瀬 世界各国のイベントなどもオンラインで開催されていて、インプットの量も増えると思うので、そこをうまく情報収集していけば更に強いスペシャリストになれるのかなと思います。スペシャリストになっていけば、いわば東京に暮らさなくても良い状況になるので、仕事を得るチャンスが増えるかもしれない、と思います。もちろんどういったキャリアを描きたいか、考えながら動かないといけないのですが、海外で働きたいと思っても今は海外へ行けないので、戦術は色々練り直さないといけないのではないでしょうか。
栗林 小林さんはいかがでしょうか?
小林 働き方の多様性っていうのは大きく変わるだろうなと思いますね。副業も解禁、場所もとくに問わないということになれば、自由に使える時間も増える。その時間を自分に投資するのか会社に対して充てるのか、それ以外に充てるのか、社員にとってはその時間をいかにして積み上げるのかが重要な経験になるのかなと感得ています。制度的には水道光熱費などがかかってしまうので、そこは一時金でカバーしつつ、中長期的にどういった施策でカバーすればよいのかは積極的に議論している部分ではあります。
栗林 銀行の中のエンジニアのキャリアに変化ってありますか?
矢上 その観点でいうと、コロナ禍だからといって大きな変化はないのですが、よりアウトプット指向な評価制度や勤務形態については議論を進めています。
栗林 どの会社でも、自由な働き方ができるようになったり自由な時間が増えたりしているからこそ、その時間をいかに使うかでキャリアの築き方に繋がっていくのかなと思いました。マネジメント視点ではなかなか見えづらい部分もあると思いますが、気になった部分はありますか?
長瀬 これまでよりも目標設定の重要度が上がったかなと思います。それはエンジニア・ビジネス・デザインいずれもそうで、目標設定が正しいのかの検証を何度も行ったりして、マネジメント側として、どのような目標設定をしているかの部分を注視していますね。
村瀬 何を成果にするか、そしてそれをどう評価するかという点を見つめ直す機会にはなりましたね。ですが、結果と成果は別なので、そのすり合わせはちゃんとしようと社内には話しています。世の中が変わったことでやりづらくなった業務やそれを評価しづらい部分はあるかもしれませんが、目指している成果はもっと根幹のところにあるはずなので、それを個々人で認識できていれば問題ないのかなと思いますね。逆に見えない部分が多くなったことで成果だけに集中して評価ができるので、マネジメントの観点でいうとやりやすいな、と思う部分ではありますね(笑)。
栗林 それはあるかもしれませんね。今「マネージャーって大変になったんじゃないですか?」とコメントが来ているんですけど、小林さんのところはいかがですか?
小林 変わった部分はあるなと思います。MTG終わりに雰囲気を察して声をかけたりすることができないし、1on1でも表情をより気にしながら話したりと、ある程度マネージャーが工夫しなければならないところは出てくるなと思います。
エンジニアが挑戦できる環境
栗林 たしかに、忙しいマネージャーの話はよく聞きますね(笑)。最後に、「エンジニアが挑戦できる環境」をテーマに、今やこれから先について、一言ずつ伺えますか?
矢上 これはコロナの有無はあまり関係ないのかもしれませんが、「前例のないことにチャレンジしていく」ことが重要だと思っています。0から1を生み出すような環境。機械学習などは前例があればほとんどのことが出来るようになっていますが、人に出来るのは前例がないものを作っていくことではないでしょうか。エンジニアに限らずビジネス職も、それを忘れないことが大事だ思います。
長瀬 今の時代、より個人がフォーカスされる時代になってきています。なので、会社としては「チーム サイバーエージェント」とコンセプトを掲げ、具体的にはエンジニアのピープルマネジメントの分散を積極的に行っていまして、1000人近くエンジニアがいるうちの200人ほどをそうした人材にすべく、そこを支援し、個人が活躍する時代の中で組織に属するエンジニアがしっかりと恩恵を受けられるような環境を作っていきたいと思っています。
村瀬 業界的にも試行錯誤を重ねている段階ではあると思いますが、みんなを巻き込んで行動すれば結果に繋がるような、端的に言うと行動したもん勝ちな社会になっているので、なんでもいいから手を出して、 そこで一人ではできないことにあえて周囲を巻き込んでチームで動いていくと、これからのマネジメント力やコミュニケーション力を獲得できるのでは、と思っています。セルフコンパッションの点でいうと、働く時間も選べる、場所も選べる、となると、“働く時間や場所を選ばなければならない”ことになるので、その分の負担にも気づき、休みと仕事、自分に向き合う時間のバランスをしっかり取れれば、エンジニアとしても人としても将来幸せになれるんじゃないかなと思います。
小林 オープンソースの取り組みって、目の前にいない人とやりとりをしながら一つのものを作っていくという点で、リモートワークに似ているなと思っていて。なので、エンジニアにはよりそうしたオープンソースのプロジェクトへの取り組みに参加しやすくなっていると思うし、参加してほしいと思います。ワークフロムホームに留まらず、ワークフロムエニウェアでも活躍できるように、エンジニアをはじめ多くの人に自由に働けるようになってほしいと思いますね。
栗林 社内だけの動きに留まらずプロジェクトに参加したり、場所が自由なことを活用してより広い世界に触れるなどエンジニアとしての活動を広げていきましょうということですね。本日は短い時間でしたが、皆さんありがとうございました!
栗林さんのコメントにより、第一部は終了。
第二部「改めて考えさせられたその開催意義〜今だからこそ、できること〜」
続く第二部は、BIT VALLEYのオーガナイズに携わる各社の担当者によるトークセッション。ミクシィ社からは、開発本部 CTO室の杉田絵美がモデレーターとして参加しました。
なぜ「BIT VALLEY」は生まれた?
杉田 まず最初に当イベントをはじめたきっかけについて教えていただけますか?
野島 3年前、第一部に出演していた長瀬とMTGをしていた時、長瀬が渋谷の街を見ながら「一社で出来ないことを何かできないですかね」って突然言い始めたんですね(笑)。当時は渋谷駅の半径1km以内にIT企業が集中していたので、シリコンバレーみたく、渋谷のブランド力やカルチャーを活かしたうえで、そこで働くエンジニアの皆さんが生き生き働くことを想像しているといい未来が描けるようにと思って、渋谷区や今参画いただいている企業の皆さんに話したところ、ぜひやろう!と言っていただきました。準備期間3ヶ月とチャレンジングではありましたが、当日は1000人近い人が足を運んでくれるようなテックカンファレンスになりました。その好評をもって、「Kids VALLEY」のような小中学生のプログラミング教育やスタートアップ支援が生まれてきたこともあるので、いいスタートを切れたイベントなのではないかなと思いますね。
杉田 たしかにチャレンジングでしたね(笑)。昨年はテーマも会場もさらに拡大して、よりクリエイティブ領域も含んだイベントとして開催されました。次に、今年のイベントを逆ロードマップで振り返ってみたいと思います。
「BIT VALLEY 2020」 逆ロードマップで振り返り
杉田 今日でようやくキックオフまでたどり着いたというところですが、稲守さん、長かったですか?短かったですか?
稲守 長かったようで短かった!と高校生のようなコメントになってしまうんですが(笑)。昨年のイベントが9月に終わり、同年の10〜11月にはもう今年の開催の話になっていて、年が明けたら企画を詰めていく…つもりではあったのですが、今年の1月末には弊社が在宅ワークになっていて、「じゃあどうやって人集める?」って話をしてましたよね。それくらいのタイミングに、オンラインの開催を決めた覚えがあります。短かったですが、ここまで来るのは結構濃い時間だったなというのが正直なところです。
杉田 本当にそうですね。大月さんはいかがですか?
大月 正直な話、思ったより揉めなくてよかったなと思いましたね(笑)。各社強い思いをもったメガベンチャーだったりするので、その思いがどのように融合するのかと思っていたのですが、とても柔軟性をもったうえでゴールはぶれずに合流できたなと思いました。ふだんであれば競合といわれるような企業同士でイベント共催を目指すというのは、貴重で面白いですよね。
杉田 実は大月さんに直接お会いできたのも2週間くらい前でしたよね?それまでオンライン上でしか皆さんとMTGしていないですもんね。
稲守 たしかに今年は一度も顔を合わせてMTGしてないですね。できるもんだな、と思いますよね(笑)。
杉田 そして2月の中旬くらいからほかのカンファレンスも次々開催中止が決まり、オンライン開催になるかも、という状況に。そのときはどんな気持ちでしたか?
稲守 決めちゃってからは割と気持ちは楽でしたね。エンジニアの皆さんがカンファレンスに行ける機会がなくて困っている中、我々がこうした形で発信できているというのはいい状況なのではないかなと思いますね。
杉田 オンラインにしたことで感じ方や考え方が変わった部分とかありますか?私はオンラインのツールやサービスを調べていくうちに出来ることが色々見えてきて楽しくなってきたのですが(笑)。
大月 僕は「JPA」のコミュニティにも関わっていたのですが、それも今年3月開催のイベントでオンラインへ移行になり、どうプレゼンスを上げていくことでコミュニティーとしての価値を出していくかっていうのは今も悩みどころではありますね。
野島 オンラインにはオンラインなりの良さはあると思いますよね。アクセスすれば距離が一瞬でなくなることもそうですし、学びたいことがすぐ学べ、持ち帰ったものをすぐ試せるっていうのは利点としてあると思います。一方で、オフラインの良さとして、熱量を感じたり顔を合わせて議論するっていう点もあるので、来年はオフラインでも色々できるといいなと思いますね。
稲守 オンラインのメリット・デメリットは僕もすごくダイナミックに感じます。場所を選ばずに参加いただけるのはメリットだし、オンリアル対面で感じる熱量や情報量は多いですよね。オンライン研修ひとつとってもメリット・デメリットがありますが、柔軟に対応しながら、必要な情報をきちんと届けることは意識していきたいなと思います。
杉田 では最後に、今回の見どころを教えてください!
稲守 まだゲストの名前は挙げられないのですが、かなりのビッグネームの方をお呼びしています。今年も皆さんがびっくりするような方をお呼びできそうなので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。あとは、今回が「次世代オンライン会議」と銘打ってるので、新しい技術で新しい社会課題、キャリア形成、働き方についてのセッションも用意できそうです。その点も楽しみにしていただければと思います!
杉田 本日はありがとうございました!皆さんに参加いただけるのを楽しみにしています。
*
計90分にわたるキックオフイベントは、これにて終了。オフライン開催から急遽変更にはなりましたが、今年も色々と貴重な話が聞けるいいイベントになる予感がします!
9月9日~12日のBIT VALLEY WEEKまで、情報がアップデートされ続けるので、ぜひ下記Webサイトよりチェックして、当日までの楽しみとしていただければと思います。
7月22日(水)〜9月12日(土)
オンライン開催
https://2020.bit-valley.jp/
Twitter @bitvalley_jp