PMWVが照らす未来への道。世界中の家族の心のインフラをめざす「みてね」開発部長の挑戦
- 平田 将久
- 大学時代情報処理学を学び、2011年にミクシィ(現MIXI)へ新卒入社。エンジニアやスクラムマスターとして活躍した後、リクルート社、シリコンバレーのスタートアップ会社・Drivemode社で経験を積み、2022年に再びMIXIへ入社。現在、「家族アルバム みてね」のプロダクト開発部部長として部門をけん引する。
会社説明会のスピーチに心を打たれ、2011年に新卒入社した平田 将久。他社で実績を積んだ後、2022年には子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」をつくり上げる、みてねプロダクト開発部の部長として、MIXIに再び加わりました。唯一無二の組織をつくりたいと語る平田のこれまでのあゆみとは。
家族の絆をテクノロジーで深める。プロダクト開発部長が語る「心のインフラ」づくり
幼い子どもの写真や動画の共有をきっかけとした家族間コミュニケーションのプラットフォームサービスである、子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」。「世界中の家族の心のインフラをつくる」をミッションに、家族のコミュニケーションを大切にしたさまざまなサービスを提供しています。
プロダクト開発部の業務内容もさまざま。
エンジニアとして、そしてスクラムマスターとして豊富な経験を積んできた平田には、部門を率いる上で常に大切にしていることがあります。
具体的には日本CTO協会が作成した『DX Criteria』を用いて、チームのデベロッパーエクスペリエンスを定量的に評価し、そのスコアを高めていくことを目標としています」
加えて大規模な事業部を率いるリーダーとして、心がけていることも。
MIXIが気づかせてくれた自身の軸。コミュニケーションの喜びを多くの人へ届けたい
子どものころから理系科目が得意だった平田。小学校1年生から大学までそろばんを続け、珠算三段を持つほどの「そろばん小僧」だったと語ります。
そんな平田にはもう一つ、大切にしているアクティビティがあります。
就職活動初期はどの企業の説明会に行っても会社の本質的な情報をつかめず、就職活動の軸を見つけるのが困難だったと語る平田。そんな時に出会ったのがMIXIでした。
MIXIの説明会はこれまで参加してきたどの企業の説明会とも一味違い、一気に世界観が変わりましたね。『これからはSNSが世界を支配する』というスピーチがとにかく刺激的で。『MIXIに入れば、新しい世界が見られるかもしれない』と思い、入社を強く望むようになりました」
どうしてこんなにもMIXIに惹かれるのか──自己分析を繰り返した先で気づいたのは、「自身の軸がコミュニケーションにある」ということでした。
また『mixi』を通じて、文章を投稿してコメントやいいねをもらえる楽しさも実感。こういうコミュニケーションの楽しさをより多くの方に経験してもらいたいと思いました」
こうして、2011年に新卒でMIXIへ入社。バックエンドエンジニアとしてキャリアをスタートさせます。
再入社してあらためて思うのですが、MIXIには社員のチャレンジを惜しみなく支援する文化があるんです。私も当時、たくさんのチャンスをもらったからこそ、今は部長としてメンバーにたくさんのチャンスを与えたいという気持ちがあります」
グローバル経験が磨いた「変革力」。自信と周囲からの信用を積み上げ、再びMIXIへ
その後、起業家の卵たちが集う企業やアメリカ・シリコンバレーのスタートアップ企業で経験を積んできた平田。これまでの経験の中で学んだことについて、こう語ります。
加えて、欠かせないのが周囲からの信用。MIXIのPMWV (※)にも『誠実』という言葉があるように、優秀なビジネスパーソンほど持ち前の自信を駆使して誠実に行動し、周囲からの信用を積み上げているものです」
平田自身、前職時代に信用の大切さを思い知る出来事があったと言います。
その時、前職のCEOから『伝え方をあらためた方がよい』とフィードバックをもらい、初めて自分の行動が周囲に与えた印象に気づくことができました。そこから自身の行動を見直し、成果を出すことで信用回復に尽力。変革を起こすには、周囲からの信用が欠かせないと気づいた大切な経験の一つです」
その後、縁あってMIXI再入社を果たした平田はこれまでの経験を活かし、数々の変革を成し遂げてきました。
どの変革も印象深いのですが、とくに印象に残っているのは入社から数週間後にすぐ提案した情報共有システムの移行。メンバーが毎日使うツールだからこそ、移行には周囲から心配の声も上がりました。しかし私自身過去に経験があったことと、移行することに明確なメリットを感じていたことから『私はこの移行に自信があります』と声を上げ、みんなの背中を押すことができました」
数々の変革を行うにあたって感じた、現在のMIXIの風土についても語ります。
そして、私も大切にしている『自信』や『周囲からの信用』の重要性を理解している人が多いですね。能力が高く、自信もあり、その上で周囲から信用されている人に、自然と活躍の場が与えられているように感じます」
PMWVの深化が生み出す独自性。世界が認めるコミュニケーションカンパニーへ
あらゆる環境で自信と実績を積み上げ、「みてね」の発展に寄与する平田が、あらためてMIXIの魅力について述べます。
これからはPMWVに共感するだけでなく、メンバー全員でより理解を深め、他社が真似できない解像度の高いビジョンの集合体をつくっていきたいと思っています。カルチャー、専門性、組織体制、プロダクトそのものなどをつくり上げる中でPMWVを意識し続け、ゆくゆくは世界で認められるコミュニケーションカンパニーになっていきたいですね」
社内でもPMWVの浸透を実感する機会が多いと語る平田。MIXIで活躍できる人柄についても、こう繰り返します。
その上で大切なのは、自律的に動けることと幅広い分野に興味が持てることだと言います。
加えて大切なのが、領域を超えた幅広い分野への興味。幅広い分野に関する知識を持った上で自分の専門分野について深い知見を持つ、いわゆる『T字型人材』ですね。たとえばエンジニアでデザインにも興味がある方、デザイナーでフロントエンド開発に興味を持つ方など、自分の専門性を活かしつつ『なんでもやるぞ』という心意気を持った人はMIXIでとくに求められています。私自身も、そんな人たちに囲まれて切磋琢磨しながら働いていきたいですね」