2021年6月7、14日の二日間にわたり、FY21 mixi AWARDを開催しました。開催の背景は例年と同じく「称賛と表彰のカルチャーをミクシィグループは大切にしたい」という思いから、今年も実施。事業貢献において重要なトピックに関わったプロジェクトを表彰する前半と、その中で最も印象的だったプロジェクト=MIP(Most Impressive Project)を社員で投票して発表する後半に分け、それぞれの視点からプロジェクトへの称賛を伝える会となりました。
* 昨年の様子はこちら
この記事では、当日の様子をその盛り上がりとともにお送りします。
▲当日の配信の様子
前半(6月7日)の様子
定刻になり、mixi AWARDがついに開幕しました。
司会を務めたのは、人事本部の酒井と深町の二人。
まずアワードを始める前に、先日の「2020-21シーズン B.LEAGUE」のチャンピオンシップで見事優勝を果たした千葉ジェッツのお祝いへ。
この優勝に対して、千葉ジェッツ代表取締役社長である田村と弊社の代表取締役である木村の二名から、コメントが。
田村「今回のファイナルでは最後までどちらに軍配が上がるか分からない状況の中で、執念で勝ち取った優勝だと思います。コロナの影響により週3で試合を一ヶ月以上続けていた過酷な状況の中で、つかんだ勝利として感動的でした」
木村「多くの人に元気を与えてくれたプレーだったと思います。優勝して各種プロダクトで同時に展開したキャンペーンも初めての経験でしたが、ミクシィのプロダクト側で一丸になってスピーディに展開できたのは貴重な経験で、とても感謝しています」
なんと、サプライズで千葉ジェッツ富樫選手による動画コメントも届いていました。
「皆さんの支援・声援のおかげで優勝に辿り着くことができました。これからも色々な人に勇気や元気を与えられるチームにしていきたいと思います。声援ありがとうございました!」
最後に、「ミクシィがスポーツに携わる意味。そこで生まれる熱いコミュニケーションで盛り上がる、元気になるという大事にしている部分を見事に体現していただいたと思います。おめでとうございました!」と木村が締めくくりました。
そして、いよいよAWARDの発表へ…!
まずは選考プロセスを振り返り。今回は、本部長・部室長によって推薦されたプロジェクトの中から、取締役によって5つのプロジェクトが「mixi AWARD」として選出されます。そして、社員による約一週間の投票期間を経て、MIPが選ばれるという流れ。
実際に選ばれたのは、こちらの5つのチーム・プロジェクトです。
『みてね』『モンスターストライク』をはじめとした既存のサービスから、HUB社との連携で実現した新サービス『Fansta』などの新規事業、社食を安全利用できるよう尽力した「せいかつ環境グループ」、そして事業そのものの土台をもアップデートした「東証一部上場 & バックオフィスのレベルアップ」と、幅広いプロジェクトが受賞しました。
▲惜しみなく贈られるSlackの拍手
「受賞の喜び」「プロジェクトで大変だったところ」「実現することができた大きな要因」などをチームメンバーに日頃の感謝のコメントと織り交ぜながら、チームを代表して一部のメンバーが登壇発表しました。
前半はこれで一旦終了。翌週のMIP発表に向けて、従業員による投票期間へと移行しました。
時は過ぎて一週間後。いよいよMIP発表のmixi AWARDの後半が実施されました。
MIPは“最も印象に残ったプロジェクト”に贈られる唯一つの賞。投票券は一人2票与えられ、取締役による選出ではなく、従業員の投票による賞なので、どのプロジェクトが受賞するかは取締役も知りません。
ここで、木村から受賞した5つのプロジェクトにコメントがおくられました。
「大変な宿題に手を付けたプロジェクトが受賞しました。みてねの海外ユーザー獲得、コロナ禍での社食再開、モンスト7年目の再成長、そして東証一部上場と、Fanstaの新しいチャレンジと、際立って手のかかるプロジェクトが印象的でした」
そして、いよいよ発表へ。
映えあるMIPに輝いたのは…!
みてねチーム!
代表の笠原によるコメントへ。
「正直、まじすか!という感じです(笑)。今後も収益を上げながら全社に貢献していきたいと思います。バックオフィスの方をはじめ、様々な方の支援を受けてここまでこれたと感じています。現場で一丸となって取り組んできたので、こうして受賞させていただいて、とても嬉しく感じています。これからも売上とユーザー規模を倍増させながら、グローバルでも収益としても成功させたいと思っています。実際に生活の中心になる、生活に根付いたサービスとして不可欠な価値を築いていきたいです。ある種インフラ的なサービスを目指すことが大きな目標です。
コミュニケーションカンパニーとして、人に欠かせないコミュニケーションを提供できる、これからの時代に花開いていきそうな良い状況だと感じています。これからもその楽しさや面白さを感じてもらえるサービスを提供していきたいと思っています!」と、早くも次への目標に目を向け、前向きなコメントで応えました。
投票で寄せられたコメントも一部紹介します。このコメントの中には、受賞理由を記載したものではなく、サービスに対しての日頃の感謝を伝えるものも多く寄せられ、愛されているプロダクトであると、あらためて実感しました。
木村によるコメントへと続きます。
「みてねはミクシィ社らしいサービスだと思います。家族間のコミュニケーションを繋ぐサービスは他にもありますが、実際にその大事さを届け続けること、体力を使って届け続けることが残っていけるサービスになれる可能性なのかなと思っています。こうした結果はひとつの過程に過ぎないですが、こうしたチャレンジをしっかりと社員が見ていて、それを称賛できる文化があることはすごくいいことだと思います。おめでとうございます!」
と、今回のmixi AWARDを締めくくったところで会は終了。短い時間ではありましたが、Slackのコメントをはじめ、熱気に溢れた会となりました。
▲トロフィーは後日、担当者に手渡しました
オンライン開催が2年続いたmixi AWARD。会の終了後に集計したアンケートには、このようなコメントが寄せられ、非常に意義のあるイベントの開催となりました。
・オンラインでもしっかり表彰されててSlackもわいがやしていてとてもいいなと思いました!!受賞したい!!!!!!!!!!!
・みてねの受賞においての、事業部のメンバーの方々のコメントおよび笠原さんのコメントには非常に勇気づけられる部分があり、このような姿勢で仕事に取り組みたいと感じたこと。またこのような素晴らしい事業およびチームが存在する会社の一員であることに改めて嬉しさを感じました。
・他部署の取り組みを知るきっかけになった
・いつもの朝会の時間+2週にわたっての開催が、結果として間延びしなかった気がします!運営のみなさま、ありがとうございました。
終了後に視聴者数を集計したところ、前半は1000人超、後半は800人超、と驚きの視聴率でした。こうしてmixi AWARDが円滑に進んだのも配信チームによるスムーズな準備によるもの。最後に、今回のmixi AWARDの主担当である村上に当日を振り返ってもらいました。
今回、非常に多くの社員がリアルタイムで視聴してくれ、その場で視聴できなかった社員からも沢山の後日投票が集まり…オフィスで直接顔を合わせる機会が減っても、自社の仲間を労い合い称賛し合う文化が引き続きあることを嬉しく感じました。また投票で集まったコメントを代表者の方々にお届けしたところ、非常に喜んでもらえ、社内の声を届けられる良い機会になりました。
二度目のオンラインでの開催で、非常に多くの社員がコメントやリアクションで反応し、大いに盛り上がりを見せた会でもありました。こうして、働くメンバー、仲間のことを真っ直ぐに称賛する文化は、ミクシィの重要な文化のひとつでもあります。来年もまた、このmixi AWARDの様子をお届けしたいと思います。そして、今回紹介できなかったプロジェクトの数々についても、ミクシルで発信してまいります。