きっかけは社員紹介だけど、決め手は「ブロッコリー」取り放題?!エンジニアの田中さんは #なんでミクシィに?05

2022.05.12

ミクシィグループには、様々な経歴のメンバーが所属しています。それぞれの専門性やスキルを手に転職を決めた方々は、どのような経歴で、そしてなぜミクシィグループを選んだのでしょうか。

中途入社した方々に「転職を考えたきっかけ」「入社を決めた理由」「入社後に感じたこと」を聞く『なんでミクシィに?』シリーズ第5回目は、ライブエクスペリエンス事業本部 田中へのインタビューです。

田中 慎一(たなか しんいち) ライブエクスペリエンス事業本部 システム部 イベントシステム開発グループ
SIerに新卒入社。その後エンジニアとしてWeb系広告会社、AIチャットボットサービス、セキュリティ診断サービス企業を経て、2021年12月からミクシィに入社。『XFLAG PARK』まわりのシステム開発を手掛ける。

 

きっかけはエンジニアから「ウチどうですか?」の声

━━これまでのキャリアについて教えてください。

新卒でSIer企業に就職し、約3年務めた後にWeb系の広告会社へ転職しました。その時はエンジニアとして「より最新の技術に触れたい」という考えと、「よりフットワークの軽いWeb業界で働きたい」という気持ちが大きな転職理由でした。その後はWebエンジニアとしてAI系チャットボットサービスを提供する企業と、セキュリティ診断サービスを提供する企業を経て、2021年12月からミクシィで働いています。

━━今回の転職を考え始めたきっかけは?

ざっくり3点ありまして、1つ目は前職の企業が大手シンクタンク系列ということもあり、社風がけっこう「堅め」で、働きやすさの面で少し窮屈な思いをしていたということです。2つ目は自社でセキュリティ診断用のツールを開発している会社であるにもかかわらず、社内での影響力はエンジニアよりも診断士側の方が強く、開発側は立場が弱い…というところにモヤモヤを感じていました。

━━具体的にはどういうことですか?

例えば開発サイドで使うマシンスペックの選択肢が少ないことや、Linux開発環境が認められず、Macの使用を求めてもNGといったルールや制限ですね。

━━そうした環境面のミスマッチには入社前には気づけなかったのでしょうか…

正直、そこは転職活動時にミスったなと後悔しています。前々職ではリーダー職を務めていたのですが、次々と仲間が退職していく寂しさから、つい焦りすぎてリサーチすべきポイントを疎かにしてしまいました。

━━そうだったのですね。今回の転職を考えた3点目の理由とは?

コロナ禍の影響でリモートワークするようになり、上司や同僚と雑談する機会が激減してしまったことですね。これは大きなストレスになりました。そこから転職を本格的に考えるようになり、オンライン面接を週5回ペースで受ける日々が続いたのですが、それはそれでしんどくて、Twitterで「転職活動疲れた!」とつぶやいたりしていました。

━━そんな転職活動の中で、ミクシィの求人に興味をもったポイントは何でしたか?

実は当初は転職先としてミクシィのことはあまり念頭になかったんです。プログラミング言語「Lisp」のコミュニティ「Shibuya.lisp」を一緒に運営していて、ミクシィで働いているエンジニアの三上さんが、私の「転職活動疲れた!」ツイートを見て、「よかったらミクシィどうですか?」と声をかけてくれたのがきっかけでした。

━━その時のミクシィのイメージは?

三上さんから紹介してもらった時はSNS『mixi』の印象しかなくて、カジュアル面談の担当者とお話をする中で『モンスターストライク』『Fansta』を運営してる会社なんだということを初めて知った感じです。その時にミクシィの企業ミッションが「コミュニケーションの機会と場を作る」ことであることも知り、モンスト誕生時のストーリーを含め、その徹底ぶりに興味を持ちました。

━━三上さんとは転職活動について相談したりしたのでしょうか?

カジュアル面談が終わった時に「どうですか?」「良さそうですね」といった簡単な会話はしましたが、特にそれ以上の相談はしませんでした。当時は三上さんの所属部署の募集はなかったので、どの部署が私に合っていそうかといった相談は、主に採用担当が窓口になってくれました。

━━採用担当とのやりとりの影響は大きかったんですね。

そうですね。最初のカジュアル面談から最終面談の後まで、採用担当が何でも話を聞いて対応してくれましたし、人事評価制度の仕組みや社風の説明も丁寧にしてくれました。今回の転職活動では、最終的にミクシィと医療系スタートアップの2社から内定をいただきました。どちらにしようか悩んだ時に率直に悩んでるポイントを相談したところ、採用担当がミクシィの人事担当者としての意見と、個人としての意見をわけて親身になってアドバイスをしてくれたので、非常に好印象でした。

━━ミクシィを選んだポイントは他にもありましたか?

デリ形式のヘルシーな社食があるのは実はけっこう重要ポイントでしたね。健康管理に気をつけているので、主食代わりにブロッコリーを食べまくれるのはすごく良いな!と思いました(笑)。

 

多彩な人材とカジュアルに交流できる環境は自分にとってプラス

━━現在の業務は何を担当していますか?

現在はライブエクスペリエンス事業本部にて「XFLAG PARK」で使われるチケット予約やモバイルオーダーまわりのシステム開発に関わっています。ミクシルの過去記事で「XFLAG CONNECT」の開発ストーリーが紹介されていますが、イベント開催時のサーバー負荷対策として、イベント当日の数日前から擬似的にサーバーに負荷をかけておく「ウォームアップ作業」という、一見レトロとも思える作業をしていると知った時にすごく興味を持ったんです。Twitterの「バルス現象」対策のように、大規模イベント時の対策ノウハウってエンジニア魂が熱くなるんですよね(笑)。

━━入社後に感じたミクシィの印象はいかがですか?

初出社日にオフィスから富士山が見えた時はすごくテンションがあがりました(笑)。オフィスがきれいで、社食も美味しいっていうのは、現在も出社のモチベーションにつながっています。

それと企業ミッションである「コミュニケーション」を善とするカルチャーが、色々なところで浸透しているなと感じます。例えば、Slack上では日々色んなコミュニケーションが発生しているのですが、その中には全エンジニアが交流して雑談できるチャンネルがあって、業務には直接関係ない趣味の話とかでカジュアルな会話ができるようになっています。すごくミクシィらしいなと思いますね。

━━田中さんは、どのようなテーマで雑談しているんですか?

DTM(デスクトップミュージック)作曲や3DCG、ゲーム好きが集まるチャンネルなどに参加しています。また、私は趣味で「プログラミング言語自体を作る」活動もしているので、「低レベルプログラミングについて語る」チャンネルを自分で作成しました。もともと「Lisp」コミュニティを運営しているので、それの社内版みたいな感じですね。

ミクシィは事業サービスとしてSlackやLINEのようなコミュニケーションツールそのものを直接提供しているわけじゃなくて、コミュニケーションのきっかけになる「機会」や「場」を提供することをミッションとしているじゃないですか。そのマインドがあるから、こうしたカジュアルな社内交流を良しとする社風になっているのかなと感じています。

━━今後はどのようなキャリアを築いていきたいですか?

どちらかと言うと、現場のエンジニアとしてずっとコードを書いていたいタイプですね。マネジメント方面に進むよりもスペシャリストとしてキャリアを築いていけたら良いなと考えています。個人的には「Ruby」開発者のまつもと ゆきひろ氏のように、自分でプログラミング言語を開発したいですし、その言語を使って何か世の中を盛り上げるようなことができたら良いなと思っています。

━━ミクシィに在籍することで、その夢は叶いやすくなりそうですか?

そうですね。社内には「同好の士」と言える一流のエンジニアをはじめ、サウンドクリエイターや映像クリエイター、グラフィックデザイナーなど多彩な人材と交流する機会がありますので、そういう方々とコミュニケーションをとれる環境にいることは、自分にとってプラスになると思います。

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