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2018/05/17

音符も読めない私が、サウンドグループにいる理由~新卒1年目 成長の軌跡~#7

2017年4月にミクシィグループに入社して早1年。社会人としても成長を始めた新卒入社スタッフの軌跡を、シリーズでお伝えしています。どんな苦悩を乗り越え、成長への一歩を踏み出したのか。リアルな“1年目”の声をお届けします。

7回目は、XFLAG ARTS XFLAGデザイン室 XFLAGサウンドグループに所属している髙森。何をやるのか全く想像できなかった部署に配属され、飛び交う単語もわからないものばかり。しかし、自分のできることを一つでも多く増やしたい!と意欲的に取り組んでいった末見えてきたものがあると語ります。

“ひとの心を動かすこと”にチャレンジしたい

━━━━まずは、大学時代の専攻から。

文学部のフランス文学科で、フランスの演劇、小説…現代思想について学んでいました。

━━━━フランスに興味を持っていた

元々文学が好きでした。演劇やミュージカル、歌と踊りと演技などの表現で人を虜にさせたり、夢中にさせる時間が好きだったので、学びたいと思い専攻しました。

━━━━では、就職活動はエンタメに携わることが軸としてあった?

漠然と、ではありますが。なぜ自分は人を虜にさせたり、夢中にさせる時間や空間が好きなんだろうと考えてみたら、それは「人に夢を与えているから」なんだ、と思ったんです。では、「人に夢を与える」とはどういうことかと深く考えてみて、当時の自分が出した答えは「人の心を動かすこと」でした。なので、人の心を動かせることができる会社で働きたいと思っていました。

━━━━なぜネット業界?

学生時代に行なっていた広告代理店でのインターンがきっかけです。SNSの広告運用を担当したのですが、情報を人に届けるということは、人の心を動かすことでもあるんだなと気付いたんです。広く多くの人に夢を与えたいな、夢を与える機会を創っていきたいなと思っていたので、インターネットを使えばその対象範囲が広がるな、と。それに気付いてからは、ネットやテクノロジーで人の心を動かす仕事がしたい!という視点になりました。

━━━━なるほど、ではなぜミクシィグループに?

人と人とのコミュニケーションを軸に新しい文化を創るというミッションにとても共感したからです。今すでに楽しい!と思われていることをより楽しくすることはもちろんですが、自分は、今までと違うところにも楽しいことを見出したり、人の幸せな時間を増やしたり…新たに創っていきたいなと思っています。だからこそ、全社で新しい文化を創ることを目指しているミクシィグループであれば、自分の夢を叶えるチャレンジができる環境があると思いました。

 

前例がないことへの挑戦はまさにやりたかったこと

━━━━入社後の業務内容は?

XFLAGデザイン室 XFLAGサウンドグループ プランニングチームに所属しています。…珍しい部署だと思います。配属された当初は、とてもクリエイティブな仕事をする部署だと思っていて、総合職としての仕事があるのかな…と中々イメージができないでいました(苦笑)。

━━━━具体的には

サウンドのアセットを活かした企画やディレクションを担当しています。モンスターストライク(以下、モンスト)の吹奏楽コンサートである『MONSTER STRIKE WIND ORCHESTRA CONCERT 』では楽曲制作において進行管理、演奏者さんとの調整を主に任せていただきました。また、XFLAG STORE SHIBUYAで実施した『MONST JAZZ NIGHT』は企画を一から担当しました。

━━━━どのように企画を練っていきましたか

当時、「アイデアソン」のような取り組みをグループ内で行っていました。制限時間30分の中でお題に対し、各メンバーが企画を考案し発表するものです。

とある回のお題が「XFLAG STORE SHIBUYAの地下ステージを活かした、サウンドにまつわる企画」だったのですが、それに対して提案した内容が、ジャズの生演奏だったんです。上長をはじめ「いけるんじゃない?」という反応をしてくれまして、そこから膨らませ、実現することができました。

ちなみにその会議名は「サウンドン!」といいまして…。上長が、「よーいドン!」をもじったんだと、胸を張ってました(笑)

━━━━ジャズの知見が?

いいえ、まったくありません(笑)。ただ、モンストのユーザーさんって、社会人の方もすごく多いんですよね。ある日同期と仕事終わりにXFLAG STOREに遊びに行った時、仕事帰りの方を見かけたんですね。それを見て、「大人が誘いあって、みんなで盛り上がれるイベントがあったらいいな」と思ったことがきっかけです。企画を練るときに「モンストが好きな大人」にターゲットを定めてから構想し、大人の音楽と言ったら ジャズとか良いのでは!?と。当時、ジャズが登場するミュージカル映画が大ヒットしていた影響もあり、ジャズへの関心が世間的にも高かったことも後押ししてくれました。

━━━━なるほど。ターゲットが明確で、世間の話題的にもマッチした施策だったと。とても順風満帆にみえますが、サウンドグループの仕事の難しさは何ですか

私、楽器の演奏が何もできないどころか、実は…音符も読めないんです。

━━━━え!

配属当初は専門用語が何もわからず、「調整」が一番難しかったです。編曲をアレンジャーさんに依頼するためのディレクションをする際に、音楽の知識が少ないので上手くコミュニケーションを取っていくことが大変でした。

━━━━どうやってディレクションしたんですか?

先輩や社内のクリエイターに相談して、アドバイスをもらいながらです。「○○を実現する場合、どう伝えていいかわからない」というところから相談しました。かつ、今の業務の道標になるビジネス本や社内での経験者もいないところからのスタートでしたので非常に大変な想いをしていましたね。

━━━━相当悩んだと思うのですが、勉強法やキャッチアップの工夫点は?

配属当初から先輩に「音楽のスペシャリストになる必要はない。音楽を制作できなくても大丈夫」と言われていたのですが、「クリエイターに近い立ち位置だから、それこそ音楽を制作できるくらい長けた人の方がこのポジションにふさわしいのでは?」とパニックになっていました。ただ、自分が行っている業務を抽象化していくと、実は他の部署での同期達がやっていることと似ていたんです。

━━━━つまり?

楽曲まわりの制作依頼も、総合職の同期がデザイナーさんにデザイン制作を依頼する仕事と同じだな、と。そして、できあがった作品に対して、フィードバックをするコミュニケーションにおいても同じ。今自分がいる環境がとても特殊なように感じていましたが、ゴールに向かってしっかり導いていくというディレクション業務自体は、他チームにおいても同じなのだと気付けました。

━━━━たしかに、扱うモノは異なりますが、推進する力は同じですね。

ええ。そのため、必要なことを一つ一つしっかりできるようになろう、自分ができることを一つでも増やしていこうというマインドへと切り替え、取り組むようにしました。ちなみに、マスタリング(CDやDVDなどへデータを収録し、原版を作成する)の立会いが最初の仕事だったんですよ。音を聞いていても、何が正解かわからないし 、私なんかがここに居ていいのかな…という状態でした。しかし、何度も立ち会うことで今では演奏確認などの際に「あっ、ここ音が外れている」と気づけるようにもなりました。

━━━━逃げ出さなかったことで成長につながりましたね!

「右も左も分からない状態からよくできたね」と先輩にも言っていただけました。『XFLAG PARK』のオーケストラ編曲ディレクション、『MONST JAZZ NIGHT』の企画、『MONSTER STRIKE WIND ORCHESTRA CONCERT』のディレクション、『BURNER BROTHERS』の情報出しなど…色々経験させていただきました。

『MONST JAZZ NIGHT』の様子

 

━━━━成長できたスキル面は?ディレクションや調整能力

もちろん、それもだいぶ高まりました。一番自分で成長できたと感じているのはコミュニケーション面です。制作者さんと私はスキルもバックグラウンドも違います。しかし、クリエイティブに近い立場で直接やり取りさせてもらっています。だからこそ制作者さんが何をやっているのかを理解しながら、尊重しながら…という点を意識していきました。それによって、円滑なコミュニケーションを取っていくことができるようになりました。これは社外ではもちろんですが、社内で他職種の方とのやりとりにも活かせるスキルだと思います。

━━━━とはいえ、制作者とのやりとりは意外に難しいのではないでしょうか。

簡単ではないですね。例えば、時間があればクオリティって追求しようとするとどこまでも追求できます。けれど、イベントの目的やスケジュールを守らなくてはいけない。イベントの成功が最優先されますからね。決められたスケジュールの中で、最大の価値を生み出すために、自分が伝えたいことだけを伝えるのではなく、相手が何を望んでいるのか相手の視点を意識したりバランスを調整しながら進めるようにしています。

━━━━マインド面ではいかがでしょう?

そもそも部署自体が新しくて、前例がないものへのチャレンジだらけの状態です。会社に知見やノウハウが少なく、社内で見渡しても正解を持っている人がいるわけでもない。だからこそ、わからないからやらないのではなく、わからないからとりあえずやってみよう、ですね。何にでもチャレンジする精神・耐性が身についたと思います。

 

どんな場面でも、自分の力にしていっちゃおう

━━━━とりあえずやってみるという心構えはいいですね、課題に感じていることは

上長から視座を高めていこうと言われたばかりなのですが…。サウンドグループの中にいると、サウンドのことばかり考えがちなんです。でも、課題に対する解決策を考えていく上で、「サウンドを使って解決しよう」という前提はそもそも必要ないんですよね。会社の状況、事業部の方向性…何をしていかなきゃいけないのか大きく考える必要があると思います。そして、目標を達成するためにサウンドという資産を手段として使用するという考え方がまだできていないんです。サウンドありき、自分がいる場所で解決しようとする考え方を払拭しなければいけないなあと。ミクシィグループは大きな組織でありつつも、フラットな環境なので、自分がいる場所に限らず、しっかり何をすべきかということを考えていけるようになりたいです。

━━━━視座を高めるにはどうしたらいいでしょうか。

情報のキャッチアップが第一ですよね。自分の部署に閉じこもっていてもわからないことだらけですから、同期や先輩、社内イベントにも積極的に参加して、他部署の業務理解も深めていきたいです。そして、マインド面でさらに深めたいことがあります。

━━━━おっ、何でしょう?

「何でも学んじゃう精神」を身につけたいと思っているんです。何にでもチャレンジする精神・耐性は身についたんですが、同時にチャレンジして無駄なことはなにないとも分かってきました。私はここに居ていいのだろうか、何のためにいるのかな…という瞬間はあるかもしれないけれど、実はそこら中に学べることは落ちているんですよね。それを自分の力にできるかどうかは自分次第だな、と。

━━━━具体的に身についたことはありますか?

部署の飲み会の幹事も、初めての人とのコミュニケーションを取るチャンスです。参加者をユーザーさんに見立てて、この人たちに楽しんでもらうためにはどうしたらいいだろう、と考える練習の機会にしています。社会人2年目は、どんな場面でも自分の力にしていっちゃおう精神を身につけます!

 

 

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