将来、エンジニア志望の学生にとって、企業で働くエンジニアの“生の声”は、大きな刺激になるかと思います。「企業で働くとは?」「使っている技術は?」「どんなエンジニアがいるのか?」「働く環境は?」など、たくさんの疑問を解消するため、直接話を聞ける機会は、有意義ではないでしょうか。
そんな学生の悩みを解決するために、ミクシィグループでは、『Dive into mixi night!』と銘打ったエンジニアのLT(ライトニングトーク)を4ヶ月連続で開催。世界で4500万DLを突破した「モンスターストライク」や、月間予約申し込み数が45万件を超える「minimo」など、サービスを作るエンジニアが様々な切り口で技術について語ります。
一回目は、「minimo」のエンジニアマネージャーや、2018年4月に入社したばかりのエンジニアが趣味で作ったツールや働く環境についてなど様々なテーマで語ってくれました。
エンジニアが最後の砦
「minimo」事業部のエンジニアマネージャーの尾関は、「新卒エンジニアに贈るカスタマーサポート対応の心得」というテーマにて、登壇。
そもそも「カスタマーサポートとは?」という説明からLTはスタート。「ログインしたいのにできない」「いつも予約している美容院が予約できない」などサービスユーザーからのお問い合わせの事例をだしながら、実際の現場でどのようにエンジニアが対応しているのかについて語ります。
「ユーザー環境やプロダクトの種類などの情報が不明な場合は、サポート担当に確認する」「問い合わせ内容の情報が充分でない場合は、推測しながら不具合の再現性を試す」など、具体的な手法について説明しました。「ニュータイプの力を開花させる」などユーモアを交えながらのLTでしたので、参加した学生も楽しんでいるようでした。
特にLTで印象的だったのは、「エンジニアがユーザー対応に関する最後の砦」ということ。エンジニアが人任せにしてしまえば、サービスユーザーが適切なサポートを受けられるのか怪しくなってしまうからこそ、責任を持って対応する使命があると尾関は話します。また、このカスタマーサポート業務において、「自分が知らないところを把握できたり、業務を通して周りからの信頼を得たり、サービスユーザーに良い体験を届けるチャンスがある」と本業務のおもろしみについても語ってくれました。
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新しい言語が大好き
2018年4月に入社したモンスト事業本部に所属する松原は、モンスト事業の開発環境について熱く…ではなく、プログラミング言語が大好きという想いを力説しました。
松原の推し言語はHaskell。「他の言語ではなかなか味わえない発見が多いので、楽しい」とHaskell愛を語ります。そしてお次は言語Elixirについて説明。Elixirが生まれた歴史や、ErlangVM上で動作するや並行処理に強いなど特長を述べました。
※Elixirは「モンスターストライク」の一部や「ファイトリーグ」で利用されています。
型検査についてRuby、Python、JavaScriptなど他のプログラミング言語と比較して、「Elixirがまだ型検査に対応できてなくて悲しい」と悲痛の声をあげ、LTに参加している学生の笑いを誘っていました。
また、プログラミング言語ElmとElixirのいいとこどりをした新しいプログラミング言語Elchemyについても力説。型安全なElixirプログラミングが行える点に着目し、Elchemyの Dockerイメージが無かったため、エンジニアらしく、無いなら作れの精神で、HaskellでDockerfileを構築するCLIを自分で構築した話もありました。
※松原のElchemyについてのメモはコチラ
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新卒入社の素直な意見
「minimo」のWebエンジニアの萩原は、2018年4月に新卒として入社したばかり。ミクシィグループで働いてみて、素直に感じた会社や関わるサービスの特長、働き方や仕事のやりがいについて語りました。
まずは、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」のサービスについての概要からスタート。250万ダウンロードを突破し、急成長しているサービスにおいて自分がどこのポジションを担当しているかを説明しました。
次に「minimo」で使用されている技術を紹介し、不具合や仕様の漏れの調査やアクセス解析による数値解析など具体的な業務内容を説明しました。特に、「デザイナーもプルリクエスト(PR)を出すケースもあるので、PRレビューの必須化を提案してみた」と開発体制の改善提案やプロダクトに対して意見できる社内カルチャーが自分にフィットしている点が、印象的でした。
また、業務や事業の面白味として、「急成長を支えるサービスに関われること」「多くのサービスユーザーがいるためやりがいが大きいこと」「新卒なのに、任せられる仕事の幅が広い」「美容業界を変えるかもしれないプロダクトに関われる」等を挙げ、LTは終了しました。
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本音を聞き出す
LT終了後には、軽食とドリンクをお供に、エンジニア社員とフランクに交流。ミクシィグループに所属するエンジニアが出し惜しみすることなく質問に答えていました。
「もっと具体的にどのような業務をしているのか教えてほしい」
「実際の開発において、仕様はどのようなフローで決まっていくのか」
「○○を Haskell で作りたいけどどう思いますか?」
など、ミクシィグループで働くエンジニアの実態に迫る質問を、学生達は遠慮なくぶつけていました。
次回開催は
2018年7月6日 (金) 18:40~の開催を予定しています。次回の登壇内容は、「プログラミングコンテスト攻略のためのデータ分析入門」や「Roomba(ルンバ)とフロントエンドとIoT」と、これまた興味深い話がきけそうです。
企業説明会とは異なり、イベント開始からドリンクを片手に様々なエンジニアのLTを堪能できますので、学生のみなさんがカジュアルに参加しやすいイベントです。
お申込みの締切が近づいていますので、「ギークで面白い技術の話を聞きたい」「ミクシィグループのオフィスやエンジニア社員の雰囲気を知りたい」と考えている方は、お早目にお申込みくださいませ。
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