インターンで実感した「MIXIならでは」のカルチャーとは?エンジニア職内定者・木村さんに聞いた。

インターンで実感した「MIXIならでは」のカルチャーとは?エンジニア職内定者・木村さんに聞いた。

1ヶ月半、開発本部CTO室SREグループでインターンを経験した木村有希さん。メンバーのほとんどがリモートだったけれど、不安は全く感じなかった。SREグループの「一員」として働けた感覚が大きかった、と語ります。

今回は「MIXIのインターンでどのような経験をしたのか?」「なぜMIXIに入社したいと思うようになったのか?」など、木村さんの本音を語ってもらいました。またメンターを担当した多羽田と上長の小池から見た木村さんの評価・期待ポイントも聞きました。

印象的だったMIXIのインターン選考面接

━━インターン先はどのように探していきましたか?

就職先を探すにあたってまずはインターンを経験したいと考えていて、「魔法のスプレッドシート」と呼ばれるITエンジニア志望の学生のためのインターンシップ情報が閲覧できるデータベースを参考にしたり、興味のある企業に関しては社名で検索したりして3~4社ほどエントリーしたのですが、集中して選考を受けたのはMIXIだけでした。

理由は「選考が面接のみで日程調整が行いやすかった」ことが大きいですね。他の企業はコーディングのテストを行う企業も多くて、長いところだと1日拘束されるものもあったんです。もちろん大事な要素だとは理解していますが、長時間の選考は日程調整が厳しくて断念したところが多かった……というのが本音でした。

━━MIXIのインターン面接はどのようなかんじでしたか?

MIXIの面接では、これまで取り組んできたことの背景や具体例を深く掘り下げていく時間だったことが印象に残っています。特に二次面接では、どういう考えでその手法にしたのか、もしそのサービス規模が10倍、100倍になったときにはどのように対応するのか?…といった話が多かったです。現場のエンジニアの方が面接担当で、すごく真摯に向き合って、話を聞いてくださったのが好印象でした。面接でのやり取りで、自分の考えもしっかり伝えられたと思いますし、同時にMIXIの価値観やカルチャーも感じられました。

仕事を通じて「点」だった知識が「線」につながった

━━インターンではどのような業務を担当したのでしょうか?

インターンで働いたのは8月からの1ヶ月半で、開発本部のSREグループに配属されました。ここで具体的に取り組んだこととしては、MIXIが運営しているさまざまなサービスの公式サイトの「外形監視」の実装です。数分ごとにユーザーと同じ環境でサイトにアクセスして不具合がないかを監視するシステムで、異常があったら対応案件としてSlackに通知する仕組みになっています。

━━他にも手掛けた業務はありますか?

CI/CDパイプラインの整備も担当しました。CIはプログラムの変更時にその差分を確認する作業があるのですが、そこでの不具合や問題をシステムが自動的に洗い出してくれるものです。もちろん人の手での実施も可能ですが、継続性や人間関係などの問題が起きやすくなる場合があります。

たとえば、誰かに「ここおかしいですよ」と指摘されると、言い方や伝え方によっては関係性がこじれたりしますよね。けれど、シンプルに機械が「エラーです」と伝えれば、腹が立たず、冷静に受け入れられるんです。この業務を担当するようになって、改めてCI/CDの重要性を感じました。

━━初めて担当する業務も多かったのでしょうか?

そうですね、軽く触れたことはありましたが、ここまでしっかり携わったのは初めてで、いろいろ任せてもらいインフラに関する知識が身についた手応えはありました。以前は、サービス名としての認知だったものが、実際に手を動かすことでいろいろと繋がった感覚があって。「点」だった知識が「線」になって、サービス同士の全体像が見えたのは、インターンで感じられた成長だったと思います。

グループの「一員」として働いた感覚があった

━━MIXIのインターンで、印象に残っていることはありますか?

一番は、“社員同士のコミュニケーション”です。グループのほとんどの方がリモートで、やり取りやミーティングはオンラインだったのにも関わらず、物理的な距離を感じる場面がありませんでした。

たとえば、業務の進捗状況をSlackやGitHubに残しておくと、そこに対してメンターの多羽田さんが「こうしたらいいんじゃない?」「こういう方法もあるよ」とすぐにアドバイスをくれる。さらに驚いたのは、メンターじゃない方もどんどん意見をくださることです。「こういうことも気をつけたほうがいいよ」「このやり方もありじゃない?」など、オフィスでメンターに相談していたら、通りがかりの方がアドバイスをくれるような…そんなイメージでした。みんなと顔を合わせて働いているのと同じ感覚だったので、誰に相談したらいいのか分からない、不安を感じるといった場面は全くありませんでした。

━━メンバー間のコミュニケーションが活発だったんですね。

まさに“丁寧なコミュニケーション”という表現がぴったりで、これはMIXIならではのカルチャーなのだと思います。そして、この環境があるからこそ、本当にいいものが作れるのだなと感じたんです。時勢的にリモートワークがほとんどでしたが、MIXIでは「SREグループの一員として働いているんだ」という実感が得られて、素直に嬉しかったですね。

それから、グループの方々だけでなく、人事が毎週1on1ミーティングをしてくださったのも、ありがたかったです。不安なことや気になっていること、直接メンターに言いにくいことがあれば気軽に人事に相談できる環境があったのも、良いと感じたところです。同時期にインターンとして働いていた仲間とのミーティングも設定してくれるなど、新しく入ってきたメンバーを温かく迎えてくれる空気感がありました。

MIXIは、自分の“やりたい”を尊重してくれる場所

━━MIXIに入社を決めた最終的な決め手は何でしたか?

一言でいうと、自分がやりたいことを尊重してくれると感じられたからです。今、僕が興味を持っているのは「事業成長に向けたデータとAIの活用」です。最近ではAIの注目が高まっていますが、それだけがあっても意味はありません。会社として元となるデータを集め、有効活用できる仕組みを作っていくことが必要だし、そこにチャレンジしてみたいと考えています。

この話を最終面接で、取締役の村瀬さんに伝えたら「やってよ!やってよ!」と言ってくださって、すごく嬉しかったです。持っているスキルは何か?いま、何ができるか?だけではなく、自分がこれからやりたいことを大事にしてくれるMIXIの考え方が、自分にフィットしていると思えたんです。

━━「自由に挑戦できる環境がある」と感じられたんですね。

そうですね。実際にインターンの選考でも「配属部署の希望」についてこちらの意見を聞いてくださったのを覚えています。選考時点でコースが別れていて、入ったら「君はここ」と決められているケースも多い中で、そういう対応をしていただけたのはとても良かったですし、会社への信頼感にもつながっていったと思います。

そして、5月からデータ解析グループで内定者アルバイトとして働かせていただくことになりました。まさに自分がやりたいと伝えた領域の仕事で、「本当に優先してもらえるんだ」と驚いています。
あと、魅力に感じたことの一つに「オフィスの椅子」がありますね。

━━オフィスの椅子……?!

MIXIのオフィスで使われている椅子のほとんどがハーマンミラーのアーロンチェアなんですよ。僕は椅子が好きなので、そういうところにもけっこう注目していて。自分が“いいな”と思える環境で働けることは、やる気にもつながると感じました。ここに刺さる人は少ないかもしれないですけどね(笑)

内定者アルバイトを経て、来年の入社が楽しみです。MIXIという思い切り挑戦できるフィールドで自身をどんどんレベルアップさせていきたいですね。

メンター・上長からのコメント

多羽田
多羽田
【メンター・多羽田のコメント】
MIXIに来てくれてありがとうございます!木村さんの第一印象は、話していてさまざまな技術書を読んでいたので、知識欲がとても高い方だなと思いました。業務においては、とても積極的で技術力も高いため、多くのタスクに挑戦してもらいました。業務をお願いする中で不安に感じることがほとんどなく、安心してタスクを任せられたという印象です。今後も持ち前の積極さでガシガシMIXIのプロジェクトを回していってもらえたらと、期待しています!
小池
小池
【上長・小池のコメント】
木村さんは、インターン前での面談ではコミュニケーションも円滑で、技術のアウトプットなどもマメな学生だなぁ……という第一印象でした。
インターンでは外形監視システムの検討・提案・開発をしていただきましたが、未経験でタスク自体はある程度難易度があったにも関わらず、自分で調べたことなどをうまく整理して、わからないことは聞いていただけていたのでこちらも進めやすかったです。今後は、技術に対しての理解をさらに深めていただくとともに、サービス開発のいろいろな経験を深めてもらって、入社時までにさらに力をつけてもらえたらと期待しています。

 

いかがでしたでしょうか。

木村さんが参加したMIXIインターンシップは、この夏も受付中です。

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